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ユースのマナー向上 あとは起爆剤待ち

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 先週末、日本クラブユース選手権の準決勝、決勝があったので、ちょっとのぞきに行ってきた。エスパルスのFW北川、ガンバのMF井手口、サンフレッチェのMF野口、そして優勝したマリノスのDF福田、尾身、MF
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日本も見て見ぬふりをしていないか

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 正直なところ、彼らがどんな意図でああいった行為に出たのかは、まったく理解に苦しむ。 私が外国人に何かを訴えようとするならば、相手の母国語か、せめて英語で伝えようとする。それとも、ターゲットは自国民だ
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地域密着と企業マネー プロ野球から学べ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 創成期のJリーグにとって、チーム名から企業名を外すというルールは、絶対に譲れないものだった。 それまでの日本のスポーツが、プロ野球を含めてことごとく企業主導で動いてきたことを考えれば、この判断はまさ
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代表切符に物足りなさすぎる10代の気概

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 W杯フランス大会アジア最終予選、アウェーのウズベキスタン戦だった。中田英寿はスタメンから外れた。 彼は猛烈に憤慨していた。今後代表に招集されてもボイコットするのではないか、と心配になるほどの憤慨ぶり
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セリエA再興こそ使命 本田の今夏移籍を願う

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 欧州サッカーリーグの歴史は、栄枯盛衰の歴史でもある。 まずは発祥の地でもあるイングランドがリードし、70年代あたりからブンデスリーガが頭角を現してくる。80年代中期から後期に入るとセリエAが“世界最
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CB待望論が南アへの郷愁なら断固反対する

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 3戦全敗。日本にとってはお世辞にも収穫大とは言い難いコンフェデではあったが、おそらく、香川だけはかなりの手応えをつかんだのではないかという気がする。 これまでの彼は、良くも悪くも典型的な日本人選手だ
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哲学なきものに苦境は乗り切れない

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 いまのようにサッカーの映像が氾濫していなかった時代、わたしの情報源は通信販売で購入するか、欧州に住む知人が送ってきてくれるビデオだった。気に入った試合はそれこそすり切れるほど何度も見返したものだが、
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危機感が本物ならザックジャパンは変われる

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 変わるか、変えるか――ブラジル戦のあと、そう書いた。このままでは限界、とも書いた。だが、書かなかったこともあって、それは現時点でのわたしが、ザッケローニ監督が変われること、選手が変われることを信じて
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世界を口にするなら絶対にやらない試合

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ガッカリした。心底ガッカリした。びっくりするほどに収穫の少なかった先月末のブルガリア戦でさえ、この貧弱な勝利に比べれば豊穣な宝の山に思えてくる。問題点、課題点、修正点……律儀に書いていけば、スポニチ
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熟成に入るべき段階で予想外の停滞

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 かつて“パグンサ・オルガニサーダ”と呼ばれたチームがあった。直訳すれば「組織化された混乱」。言葉だけを見るとひどく矛盾しているようだが、あのチームはまさに、組織化されているようで、混乱していた。無秩
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