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二宮清純「プロ野球の時間」

第376回 一流に共通する用具へのこだわり

 プロ野球選手として大成する条件は何か。 ピッチャーならボールが遅いよりは速い方がいいだろう。コントロールが悪いよりは良い方がいいだろう。 バッターなら飛距離がないよりはあった方がいい。足が遅いよりは
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第61回 キャンプで見た中日、今季への思い

 球春到来――今月1日からプロ野球では12球団一斉に春季キャンプがスタートしました。20日からはオープン戦が始まり、いよいよ実戦モードに突入です。今年はスタートから天候に恵まれず、苦労した球団も多かっ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第375回 ボヤキという苦い薬が磨いたエースの器 東北楽天・岩隈久志投手

「球数制限のエース」「岩隈の頭は何とかならんのか」「投手陣に“岩隈病”が蔓延している」 これだけこき下ろされれば、言った側に悪意はなくても、言われた当人はグサッとくるものだ。 4年間、楽天のエース岩隈
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二宮清純「プロ野球の時間」

第374回 名投手を輩出した鳥取県の低迷

 巨人、阪神などで活躍した小林繁氏が去る1月17日、心筋梗塞による心不全のため急死した。まだ57歳だった。 小林氏といえば、いわゆる“江川事件”のもうひとりの当事者でもあるが、ここでは詳しくは触れない
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二宮清純「プロ野球の時間」

第373回 元練習の虫は「ボビー流」をどう変えるか 千葉ロッテ・西村徳文監督

 人気者だったボビー・バレンタインの後を継いだわけだから立場的には大変である。 昨秋、千葉ロッテの監督に就任した西村徳文は自他ともに認める「叩き上げの男」である。 社会人野球の鹿児島鉄道管理局を経て1
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保守とは何か――菊池雄星と投球理論

 菊池雄星(埼玉西武)の登録名が「雄星」に決まった。うーん。少しでも野球に興味のある日本人なら、花巻東高から西武に入団したあの菊池は「雄星」という印象的な名前の持ち主であることは知っているはずだ。あえ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第372回 「国際基準」で日本野球は変わるか?

 プロ野球のカウントコールは今季からストライクよりもボールが先になる。 つまり「ワンストライクツーボール」は「ツーボールワンストライク」となる。 日本のプロ野球ファンには違和感があるかもしれないが、国
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二宮清純「プロ野球の時間」

第371回 運命のいたずらを糧に駆け抜けた人生 元巨人ジャイアンツ・阪神タイガース 小林繁氏

 巨人、阪神でエースとして活躍した小林繁氏(北海道日本ハム1軍投手コーチ)が1月17日、心不全で急死した。57歳だった。小林氏といえば“江川事件”について触れないわけにはいかない。 78年11月21日
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第60回 松井秀喜、守備にこだわるワケ

 昨シーズン、ニューヨーク・ヤンキースで自身初のワールドチャンピオンに輝き、MVPを獲得した松井秀喜選手。オフには彼の移籍がいろいろと取り沙汰されていましたが、来シーズンはロサンゼルス・エンゼルスでプ
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ルーキーたちの軌跡

中日4位・松井佑介「開幕一軍を目指して」

 和田一浩、小池正晃、英智、藤井淳志、平田良介、野本圭……ベテランから中堅、若手と強豪がひしめき、毎年のように激しいレギュラー争いが繰り広げられているのが中日の外野陣だ。その激戦地に果敢に挑もうとして
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