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日本野球の生きる道――松坂とダルビッシュ

 読売巨人軍のファンの皆様には心から「おめでとう」と言いたい。なにも、思いがけず下位に低迷している巨大戦力に対して、意地の悪い皮肉を弄しようというのではない。坂本勇人、亀井義行の1、2番、いいじゃない
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二宮清純「プロ野球の時間」

第281回 野村語録、“遊び心”が捕手を育てる!

「名捕手あるところに覇権あり」 これが楽天・野村克也監督の持論である。 楽天には現在、藤井彰人、嶋基宏と二人のレギュラー捕手がいるが、野村によれば「帯に短し、襷に長し」――。 ではキャッチャーとして一
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第40回 強気の内角攻めこそ “藪スタイル”だ!

 野球の醍醐味は若手のハツラツしたプレーだけではありません。長く経験を積み重ね、熟練の技を見せてくれるベテランの味のあるプレーもまた、観客を魅了してくれます。 12日、金本知憲(阪神)選手が史上37人
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二宮清純「プロ野球の時間」

第280回 長距離砲が花開く…新生レオの「若年寄」 埼玉西武 G・G佐藤

 顔が老けて見えるので「ジジィ」、登録名はそれをもじって「G・G・佐藤」。 さる4月8日、本拠地の西武ドームで大仕事をやってのけた。対千葉ロッテ戦、9回裏2死一塁、2対3と1点ビハインドの場面で打席に
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二宮清純「プロ野球の時間」

第279回 巨人の新星・坂本の“打撃のツボ”

 19歳3カ月での満塁弾はセ・リーグ最年少記録だそうだ。 巨人の新星・坂本勇人(青森・光星学院)が6日の阪神戦で阿部健太からレフトスタンドに満塁ホームランを叩き込んだ。打ったボールはカウント2−1から
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二宮清純「プロ野球の時間」

第278回 指揮官の“迷采配”に面食らったのでは? 広島・ブラウン監督

 まるで“抱き合い心中”を見ているようだった。 これを采配ミスと言わずして、いったい何を采配ミスと呼べばいいのか。 3月30日の中日戦で広島のマーティ・ブラウン監督が披露したのは、敵地のファンがどよめ
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第39回 ベテラン投手、活躍のワケ

 今年のプロ野球のキャンプでは、中田翔(北海道日本ハム)、佐藤由規(東京ヤクルト)、大場翔太(福岡ソフトバンク)などの新人選手が一躍注目を浴び、マスコミをにぎわせていましたね。若い彼らが今後、どんな活
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二宮清純「プロ野球の時間」

第276回 「勝負の年」に慌てて手術をするな 東北楽天・長谷部康平

「最下位決定だな」 東北楽天・野村克也監督の落ち込みようといったら尋常ではなかった。 3月2日、長崎での千葉ロッテ戦に先発した大学生・社会人ドラフト1巡目ルーキーで、即戦力サウスポーと評価の高かった長
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