打撃する欲望――中村剛也から福田永将へ 上田 哲之 2015年5月1日 打撃する欲望――中村剛也から福田永将へ2015-10-05T13:32:04+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 「ていうかテラスだと恥ずかしいじゃないですか」 と埼玉西武の中村剛也は言ったそうだ（「日刊スポーツ」4月26日付）。４月25日、福岡ソフトバンク−西武戦の試合後のことである。 ６回表、ソフトバンクの攝 続きを読む
「綺想」の系譜――黒田博樹と高橋純平 上田 哲之 2015年4月3日 「綺想」の系譜――黒田博樹と高橋純平2015-10-05T13:32:04+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 黒田博樹（広島）の復帰後、公式戦初登板は３月29日の東京ヤクルト戦だった。 ７回を５安打無失点で切り抜け、今季初勝利をあげた。試合後のヒーローインタビューでとびだした、「広島のマウンドは最高でした」 続きを読む
日本ハムvs.広島のプレーから――野球の可能性について 上田 哲之 2015年3月6日 日本ハムvs.広島のプレーから――野球の可能性について2015-10-05T13:32:04+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 なぜか、夏目漱石『夢十夜』の有名な書き出しを思い出していた。「こんな夢を見た。」 だから、こう書きおこすことにする。 こんなシーンを見た――。 カープ、お家芸の二塁牽制 ２月28日、名護で行われた北 続きを読む
決断と注目のとき――黒田とイチロー、大谷と岡本…… 上田 哲之 2015年2月6日 決断と注目のとき――黒田とイチロー、大谷と岡本……2015-10-05T13:32:04+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 再び黒田博樹の生き方について 前回、黒田博樹（広島）には文書ではなく、会見の形で広島復帰を語ってほしかった、と書いた。なぜなら、そうすれば、記憶に残る名言が聞けるに違いないから、と。あの時点で発表さ 続きを読む
黒田博樹という生き方 上田 哲之 2015年1月9日 黒田博樹という生き方2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 この年末年始の日本球界最大の話題といえば、やはり、黒田博樹の広島カープ復帰ということになるのだろう。なにしろ、まだ年末なのに、知人から「おめでとうございます」という連絡が来る。何のことかと思えば、黒 続きを読む
2014年、日本野球の10大事件 上田 哲之 2014年12月5日 2014年、日本野球の10大事件2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ＜生れきて十八年のわれのこのきほこりを高くかかぐる 田部君子＞ 最近、お気に入りの歌である（池内紀さんの新著『戦争よりも本がいい』講談社「田部君子歌集」の項より孫引き）。これが、1933年（昭和8 続きを読む
福岡ソフトバンクとSFジャイアンツ 上田 哲之 2014年11月7日 福岡ソフトバンクとSFジャイアンツ2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 まずは、福岡ソフトバンクに敬意を表しておきたい。リーグ優勝を果たしたうえでの日本シリーズ制覇、おめでとうございます。何よりも、この両方をクリアしての日本一、というのが素晴らしい。 日本シリーズは、阪 続きを読む
常識の罠――広島カープとヤンキースの試合から 上田 哲之 2014年10月3日 常識の罠――広島カープとヤンキースの試合から2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 確かにセ・リーグもパ・リーグも、ペナントレースの最後の最後まで面白い展開だった。パ・リーグは福岡ソフトバンクが今季最終戦でオリックスをくだして優勝を飾った。ソフトバンク対オリックスは、正真正銘のペナ 続きを読む
DeNA・中畑監督と東海大四・西嶋投手を結んでみる 上田 哲之 2014年9月5日 DeNA・中畑監督と東海大四・西嶋投手を結んでみる2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 それが自分の生き方なので、としか言いようがないが、茫然と野球を眺めている。 今日もまた、ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、ベンチを出てトコトコ小走りに審判の元へ向かう。「チャレンジ 続きを読む
吉田（東海大相模）のスライダー、和田（カブス）のストレート 上田 哲之 2014年8月1日 吉田（東海大相模）のスライダー、和田（カブス）のストレート2015-10-05T13:32:05+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 １年前、彼のことをどう書いたのだったかな。気になって当欄のバックナンバーを調べてみた。＜ストレートは144〜145キロ。スライダーが鋭い。（中略）２年後にドラフトにかかっても不思議はない＞ 彼とは東 続きを読む