プロ野球、ある夜の出来事 上田 哲之 2013年9月6日 プロ野球、ある夜の出来事2015-10-05T13:32:06+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 すごいものを見た。時は8月31日、場所は阪神甲子園球場。この日、広島対阪神戦が行なわれていたのだが、折からの悪天候で、1度中断した。いったんは再開できたのだが、6回にさしかかって、甲子園は猛烈な豪雨 続きを読む
甲子園とダルビッシュと堂林 上田 哲之 2013年8月2日 甲子園とダルビッシュと堂林2015-10-05T13:32:06+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 彼らは今、本当に気持ちいいだろうな。羨ましい。あからさまに嫉妬しながら、あるバッテリーを見つめていた。夏の甲子園(全国高校野球選手権大会)予選、西東京大会の決勝、日大三−日野の一戦である(7月28日 続きを読む
統一球、今は昔の物語――腕力か技術か 上田 哲之 2013年7月5日 統一球、今は昔の物語――腕力か技術か2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 今は昔、世の人々はまだ、真相というものを知らされていない時分のことであった。人間は社会を形成しないと生きていけない動物だが、社会を維持するためには、なぜだか知らないが、どうしても権力者が必要になるら 続きを読む
一球の風景 〜ダルビッシュvs.バーランダー〜 上田 哲之 2013年6月7日 一球の風景 〜ダルビッシュvs.バーランダー〜2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 どんな試合にも、印象に残るこの一球というのはあるものだが、それが注目のエース対決となれば、なおさらだろう。 5月16日(現地時間)のテキサス・レンジャーズ−デトロイト・タイガース戦は、ダルビッシュ有 続きを読む
巨人打線を抑えた投球 上田 哲之 2013年5月3日 巨人打線を抑えた投球2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 やはりと言うべきか予想通りと言うべきか、セ・リーグでは読売ジャイアンツが首位に立っている。早い話が、案の定、巨人が独走しそうだ、ということですね。まぁ、他の5球団と戦力を比較すれば、当然の帰結という 続きを読む
日本野球の宿題 上田 哲之 2013年4月5日 日本野球の宿題2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 もはや旧聞に属するかもしれないが、まずはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の例のシーンの話から始めよう。 3月17日(現地時間)の準決勝、プエルトリコ戦。3−0とリードを許した日本は8回裏 続きを読む
一流へのハードル 〜中田翔と堂林翔太〜 上田 哲之 2013年3月1日 一流へのハードル 〜中田翔と堂林翔太〜2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ここ数年、一番注目してきた打者は、中田翔(北海道日本ハム)ということになると思う。何よりも大阪桐蔭高校時代、1年生で出場した夏の甲子園が鮮烈だった。今よりも、顔も体も細かった。しかし、腰からお尻にか 続きを読む
大谷、外木場、ダルビッシュ 上田 哲之 2013年2月1日 大谷、外木場、ダルビッシュ2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 今年のプロ野球キャンプの話題は、おそらく北海道日本ハムの大谷翔平が独占することになるのだろう。当然といえば当然。なにしろ、投手と打者の二刀流なのだ。どちらでいくべきか、本当に両立できるのか、誰だって 続きを読む
日本野球よ、理念を語れ! 上田 哲之 2013年1月4日 日本野球よ、理念を語れ!2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 「これが、最後のスターだったのかなあ」 知人の巨人ファンが、ふと、そうつぶやいた。松井秀喜の引退会見である。 もちろん、すべての巨人ファンが共有する感覚ではあるまい。松井がメジャーに移籍して以後も、巨 続きを読む
WBC日本代表私案 上田 哲之 2012年12月7日 WBC日本代表私案2015-10-05T13:32:07+00:00 上田哲之「プロ野球哲学」 ダルビッシュ有(レンジャーズ)はWBC不参加を表明する声明文でこう書いた。<I have decided with my team of advisors that getting ample re 続きを読む