ページのトップへ

金子達仁「春夏シュート」

絆……ですか? 開催意義、心動かす言葉がほしい

 スペイン・パンプローナで年に一度行われる“牛追い祭り”の中止が発表された。 市は声明で「コロナとの闘いは世界的な優先事項で、感染状況やワクチン接種の進展に関するデータを踏まえると、開催は認められない
続きを読む
白戸太朗「スポーツ“TRY”アングル」

第233回「東京五輪のススメ方」

 東京や大阪の新規陽性者数が少し落ち着きを見せたら、今度は地方で感染が広がってきた。世界では抑え込みに成功していたと思われる台湾での感染拡大など、人類はまだコロナウイルスとの付き合い方を掌握できていな
続きを読む
金子達仁「春夏シュート」

“混ぜるな危険”開催に必要な寄り添う姿勢

 お風呂の洗剤は、単品ではそれほどの毒性はなくとも、混ぜると人を死に追いやるほどの猛毒に変質することがある。 最初に洗剤をまいたのはバッハさん。緊急事態宣言が発せられたと聞いて「五輪には関係ない」との
続きを読む
金子達仁「春夏シュート」

東京五輪が分岐点だったと語られる大会に

 ラーメン! 26年前、留学してすぐに頭から離れなくなったのがコレだった。バルセロナにはラーメン屋がない。いや、厳密にいえばあるだけはあったのだが、一度足を運ぶと選択肢の中から消えた。 あのころは、ス
続きを読む
白戸太朗「スポーツ“TRY”アングル」

第231回「オリパラは何のため?」

 ようやく緊急事態宣言が解除されるものの、新型コロナウイルス感染者の増加傾向や変異株などまだまだ先行きの見通せない状況が続いている。そんな中、世論調査では一時期よりも条件付きながら東京オリンピック・パ
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第994回 IOCが“ワクチン外交”中国に及び腰なのはなぜか

 選手や関係者のワクチン接種に関し、積極的な発言を続けていたIOCトーマス・バッハ会長にすれば“渡りに舟”だったのだろう。先のIOC総会でCOC(中国五輪委員会)から東京五輪・パラリンピックと2022
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第991回 ”内憂外患”聖子新会長、絶えない心労

 ワンチームとオールジャパン。18日に都内で行われた橋本聖子組織委会長の就任会見。彼女は先の二つの言葉に力を込めた。 まずワンチームだが、これは組織委に向けられたものだろう。内閣総理大臣まで務めた森喜
続きを読む

組織委・橋本聖子新会長、「大会の成功に向けて尽力したい、その一心」

 18日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、前オリンピック・パラリンピック担当大臣の橋本聖子氏の会長就任を発表した。橋本新会長は「(オリンピック・パラリンピック)大臣の離職は大変大
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第990回 パラにも造詣が深い人物を新会長に

 日本人は人事の話になると、それまで会社に興味のなかった人までもがいっせいに耳をそばたて始める――。そんなことを書いていたのは「サラリーマン小説の第一人者」と呼ばれた作家の源氏鶏太だ。細くなった記憶の
続きを読む
五輪・パラリンピック

スポーツ界のトップは「トランスフォーメーション」せよ(川淵三郎氏)<後編>

二宮清純: 川淵さんの呼びかけで、コロナ禍でスタジアムにお客さんが入場できない試合が「リモートマッチ」と命名されました。「無観客試合」と言うのは味気ないので、これは良かったと思います。リモートと言うの
続きを読む