高校野球

今大会屈指の右腕・歳内擁する聖光学院が初日に登場! 〜第93回全国高校野球選手権大会 組み合わせ抽選会〜

 3日、第93回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。3月11日に起きた東日本大震災で甚大な被害を受けた東北3県(岩手、宮城、福島)で一番最初に登場するのはプロ注目のエース歳内宏明擁する聖光学院(福島)。初日の第3試合で日南学園(宮崎)と対戦する。続いて第2日第3試合では2年ぶりの出場となった花巻東(岩手)が帝京(東東京)と、さらに第3日第3試合では古川工(宮城)が唐津商(佐賀)と初戦突破を目指して戦う。

川相昌弘、世界記録保持者が明かすバントの極意

 今季からプロ野球では低反発の統一球が導入された。必然的にアーチ合戦が少なくなり、ロースコアのゲームが増えることが予想される。接戦でのひとつの送りバントや走塁が、その試合の勝敗はもちろん、シーズンの行方を大きく左右するかもしれない。では、バントを確実に決めるにはどうすればよいのか。通算犠打数(533個)の世界記録を持つバントの職人、巨人・川相昌弘2軍監督に二宮清純がその極意を訊いた。

センバツ、予定通りの開催決定

 18日、日本高校野球連盟は第83回選抜高校野球大会を予定通りの23日に開幕することを発表した。11日に起きた東日本大震災の影響を受けて開催の可否をめぐり、高野連は18日に臨時運営委員会を開いた。協議を重ねた結果、「がんばろう! 日本」をスローガンに被災者やその家族らを応援する大会と位置づけ、実施する決断を下した。入場料収入の一部は義援金として被災地へと送られる。

開催の可否、18日の臨時運営委員会で最終判断 〜第83回選抜高校野球大会〜

 15日、第83回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。創部1年目で史上最短の出場となった創志学園(岡山)は古豪・北海(北海道)と初日の第3試合で対戦する。また、第3日の第1試合では前回準優勝で昨秋の明治神宮大会を制した日大三(東京)と明徳義塾(高知)の好カードとなった。東日本大震災の被害を受けて未だ出場するかどうかが不明の東北高(宮城)は、1回戦最後のカードとなる第6日の第1試合に組み込まれ、昨秋の東海大会覇者・大垣日大高(岐阜)との対戦が決定した。また、第3日第3試合は水城高(茨城)と光星学院高(青森)の被災地同士の顔合わせとなった。大会は阪神甲子園球場で23日に開幕する予定だが、震災の被害が拡大する中、開催するかどうかは18日の臨時運営委員会で協議される。

センバツ出場32校が決定!

 28日、第83回選抜高校野球大会の出場32校が決定した。昨秋に行なわれた秋季大会に基づき、各地区から29校が選出。中国地区では創志学園(岡山)が創部1年目で史上最短での出場を決めた。また、21世紀枠には候補9校から大館鳳鳴(秋田)、佐渡(新潟)、城南(徳島)の3校が選出された。いずれも春夏通じて初出場となる。佐渡は離島のハンデを克服し、昨秋の県大会で準優勝。北信越大会に初出場を果たした。大館鳳鳴と城南はともに県内屈指の進学校。大館鳳鳴は昨秋の県大会で準優勝。ボランティア活動にも積極的に参加している。旧制徳島中が前身の城南は、創部113年と県内では最古の歴史をもつ。文武両道を重んじ、昨秋の県大会で初優勝。四国大会に出場したことが評価された。

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