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二宮清純「プロ野球の時間」

第332回 松井秀喜は『長嶋超え』を果たしたのか!?

 メジャーリーグで日本人初の開幕4番を務めたヤンキースの松井秀喜が高らかに復活を告げる開幕アーチを放った。 2006年から左手首、右ヒザ、左ヒザと3年連続でメスを入れ、満身創痍の状態。昨季はわずか9本
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二宮清純「プロ野球の時間」

第331回 再生工場もお手上げ……が新天地で開花へ 東京ヤクルト・一場靖弘投手

 ノーコンと聞けば、真っ先に思い浮かぶのが一場靖弘だ。ストライクが入らない。四球で塁上を埋め、ストライクを取りにいったところを狙い打ちされる。4年間、その繰り返しだった。「再生工場」の異名をとる東北楽
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二宮清純「プロ野球の時間」

第329回 センバツで魅せた逸材が狙う「日本の星」 花巻東高校・菊池雄星投手

 ゆっくり投げているように見えるが、ボールはバッターの手元でビュッと伸びているようだ。好投手の証拠である。 初戦の鵡川(北海道)戦で152キロをマークした花巻東(岩手)の大型サウスポー菊池雄星の評価が
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二宮清純「プロ野球の時間」

第328回 名将は「孤独」を楽しむ

 いつだったか、東北楽天・野村克也監督が懐かしそうな口ぶりでこう語ったことがあった。「どの監督でも影響を受けた監督に似てくると思うんです。私自身もふっと鶴岡一人さんの影響を受けているな、と思うことがあ
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第50回 田中将は松坂の3年目を超えられるか!?

 昨日は周知の通り、原辰徳監督率いる日本代表が決勝で韓国を延長の末に破り、WBC連覇を達成しました。皆さんの中にも“侍ジャパン”に魅せられ、喜びを爆発させた人も少ないないでしょう。日本野球界にとっても
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二宮清純「プロ野球の時間」

第327回 守備要員から打撃職人にスイッチなるか 中日・藤井淳志外野手

「春の椿事」といったら怒られるだろうか。 目下(3月16日現在)、打率4割6分9厘、4本塁打、12打点でオープン戦の3冠王。中日の藤井淳志が当たるを幸いとばかりに打ちまくっている。 もっとも本人は数字
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二宮清純「プロ野球の時間」

第326回 オリックスはパの台風の目か!?

 1980年代から90年代にかけて、最強のプロ野球チームは西武だった。8度の日本一と13度のリーグ優勝を達成している。西武王朝を築き上げたのは森祇晶だ。チームを6度の日本一と8度のリーグ優勝に導いた。
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