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日本も見て見ぬふりをしていないか

 正直なところ、彼らがどんな意図でああいった行為に出たのかは、まったく理解に苦しむ。 私が外国人に何かを訴えようとするならば、相手の母国語か、せめて英語で伝えようとする。それとも、ターゲットは自国民だ
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地域密着と企業マネー プロ野球から学べ

 創成期のJリーグにとって、チーム名から企業名を外すというルールは、絶対に譲れないものだった。 それまでの日本のスポーツが、プロ野球を含めてことごとく企業主導で動いてきたことを考えれば、この判断はまさ
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代表切符に物足りなさすぎる10代の気概

 W杯フランス大会アジア最終予選、アウェーのウズベキスタン戦だった。中田英寿はスタメンから外れた。 彼は猛烈に憤慨していた。今後代表に招集されてもボイコットするのではないか、と心配になるほどの憤慨ぶり
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セリエA再興こそ使命 本田の今夏移籍を願う

 欧州サッカーリーグの歴史は、栄枯盛衰の歴史でもある。 まずは発祥の地でもあるイングランドがリードし、70年代あたりからブンデスリーガが頭角を現してくる。80年代中期から後期に入るとセリエAが“世界最
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CB待望論が南アへの郷愁なら断固反対する

 3戦全敗。日本にとってはお世辞にも収穫大とは言い難いコンフェデではあったが、おそらく、香川だけはかなりの手応えをつかんだのではないかという気がする。 これまでの彼は、良くも悪くも典型的な日本人選手だ
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哲学なきものに苦境は乗り切れない

 いまのようにサッカーの映像が氾濫していなかった時代、わたしの情報源は通信販売で購入するか、欧州に住む知人が送ってきてくれるビデオだった。気に入った試合はそれこそすり切れるほど何度も見返したものだが、
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危機感が本物ならザックジャパンは変われる

 変わるか、変えるか――ブラジル戦のあと、そう書いた。このままでは限界、とも書いた。だが、書かなかったこともあって、それは現時点でのわたしが、ザッケローニ監督が変われること、選手が変われることを信じて
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世界を口にするなら絶対にやらない試合

 ガッカリした。心底ガッカリした。びっくりするほどに収穫の少なかった先月末のブルガリア戦でさえ、この貧弱な勝利に比べれば豊穣な宝の山に思えてくる。問題点、課題点、修正点……律儀に書いていけば、スポニチ
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