第625回 食堂が連帯感を生むプラットホームに 二宮清純 2014年2月5日 第625回 食堂が連帯感を生むプラットホームに2015-09-13T00:58:52+00:00 二宮清純「唯我独論」 ラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズはサントリーの監督時代、選手たちに食事中の携帯電話使用を禁じた。 なぜか? サントリー所属で日本代表最多の81キャップを誇る小野澤宏時から、理由を聞 続きを読む
第550回 球界の宝を送り出す祝福と危機感 東北楽天・立花陽三球団社長 二宮清純 2014年2月4日 第550回 球界の宝を送り出す祝福と危機感 東北楽天・立花陽三球団社長2015-09-13T00:46:48+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「複雑な気持ちというのが正直なところです。ただ、決まった以上は楽天の誇り、東北の誇りを持ってメジャーリーグで大暴れしてほしいと思います」 田中将大のヤンキース入りを受けて、楽天野球団社長の立花陽三は、 続きを読む
日の丸飛行隊「栄光と挫折」のドラマ<後編> 二宮清純 2014年2月2日 日の丸飛行隊「栄光と挫折」のドラマ<後編>2015-09-13T01:00:37+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 長野が栄光の頂だとするなら、その先、日の丸飛行隊に待っていたのは挫折と絶望の滑走路だった。 リレハンメルから続く大河ドラマのエピローグが見たくて、私は4年後、するとレイクシティへ飛んだ。記憶に残って 続きを読む
第624回 「実力を超えた運」持った五輪レジェンド 二宮清純 2014年1月29日 第624回 「実力を超えた運」持った五輪レジェンド2015-09-13T00:58:52+00:00 二宮清純「唯我独論」 より速く、より高く、より強く――。これがオリンピックのモットーである。「より運よく」とは、どこにも書かれていない。 現地でレースを見終わった直後、「競馬なら万馬券だよな」と、つい呟いてしまったことを 続きを読む
第26回 1000分の1秒を制した男 二宮清純 2014年1月28日 第26回 1000分の1秒を制した男2015-09-13T00:49:50+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 スピードスケートの500メートルは、文字どおり1000分の1秒を争う究極のタイムレースである。距離にすると1・5センチ程度だ。 スタートの出遅れは、そのまま致命傷となる。 1998年長野五輪金メダリ 続きを読む
第623回 感動の金呼んだ3番・原田&4番・船木 二宮清純 2014年1月22日 第623回 感動の金呼んだ3番・原田&4番・船木2015-09-13T00:58:52+00:00 二宮清純「唯我独論」 ドラマをつくったのが原田雅彦なら、歴史をつくったのは船木和喜だった―。 今から16年前の2月、長野冬季五輪の観戦記で、本紙にこう書いた。ノルディックスキー・ジャンプ団体戦。第1ラウンド、3番・原田の 続きを読む
第549回 「王」にふさわしい立ち居振る舞いを 東京ヤクルト ウラディミール・バレンティン外野手 二宮清純 2014年1月21日 第549回 「王」にふさわしい立ち居振る舞いを 東京ヤクルト ウラディミール・バレンティン外野手2015-09-13T00:46:48+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 米国から衝撃的なニュースが飛び込んできた。昨季、日本プロ野球記録の60本塁打を放った東京ヤクルトのウラディミール・バレンティンが米国フロリダ州マイアミ近郊で離婚協議中のカーラ夫人を暴行、監禁したとし 続きを読む
日の丸飛行隊「栄光と挫折」のドラマ<中編> 二宮清純 2014年1月19日 日の丸飛行隊「栄光と挫折」のドラマ<中編>2015-09-13T01:00:38+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 物語は長野の4年前のリレハンメル(ノルウェー)にまで遡る。 ジャンプ団体戦。原田雅彦、葛西紀明、西方仁也、岡部孝信の4人で構成する日の丸飛行隊は7本を飛び終え、2位ドイツに55.2ポイントの大差をつ 続きを読む
第622回 巨人を強くする井端の“無形の力” 二宮清純 2014年1月15日 第622回 巨人を強くする井端の“無形の力”2015-09-13T00:58:52+00:00 二宮清純「唯我独論」 現巨人ヘッドコーチの川相昌弘が、球団のユニホームに見切りをつけ、入団テストまで受けて中日に移籍したのは39歳の時だった。原辰徳から堀内恒夫への突然の監督交代を受け、内定していた「1軍守備コーチ」のポ 続きを読む
第25回 桁違いの期待を背負い更に遠くへ(高梨沙羅) 二宮清純 2014年1月14日 第25回 桁違いの期待を背負い更に遠くへ(高梨沙羅)2015-09-13T00:50:42+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 「彼女がメダルを獲ることは間違いありません。問題は何色かでしょう」 そう語るのは冬季五輪に5大会連続で出場し、98年長野五輪スキージャンプ団体で金メダルに輝いた原田雅彦である。 彼女――高梨沙羅の最大 続きを読む