第14回 日本ラグビー躍動せり!

「ラグビー界のiPhoneになる」  気の利いた言葉を口にしたのはラグビー日本代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズだ。  さる6月15日、世界ランキング5位のウェールズ代表を23−8で撃破した。  いくら若手主体のメンバーとはいえ、欧州シックスネイションズを連覇中の強豪。日本が世界の上位8カ国・地域の代表を下したのは1989年、宿澤広朗率いるジャパンがスコットランド代表に勝って以来の快挙だった。

第12回 ちょっと一服が生んだ「いい仕事」(武豊)

 上がり3ハロンは33秒5。他の馬が止まっているように見えた。  さる5月26日に行なわれた第80回日本ダービーを制したのは一番人気のキズナだった。鞍上は武豊。2005年のディープインパクト以来5度目のダービー制覇だった。観客数もここ10年では、05年の14万143人に次ぐ13万9806人を記録した。主役の帰還を多くのファンが待っていたのだ。

第10回 かくして「地域密着」は常識になった(川淵三郎)

 開幕して20年を迎えたJリーグ最大の立役者が初代チェアマン・川淵三郎であることは言を俟たない。  その川淵は、1年目のシーズンが終わった直後に私が行ったインタビューで、将来のリーグ像について、こう語っている。 「日本における選手の供給源の事情を考えると、トップが16で、2部が16、合計32クラブのプロ制が望ましいと思っている」

第8回 アマとプロの双方で頂点に立つ夢(村田諒太)

 金メダルの威光は、かくも凄いものなのか。ロンドン五輪ボクシング男子ミドル級金メダリストの村田諒太がプロに転向した。  転向表明の記者会見会場となった都内のホテルには約100人の報道陣が駆け付けた。テレビカメラは11台。ボクシングにおいては世界戦の調印式でも、これほど多くのメディアが集結することはない。4月16日のプロテストの模様は地上波でゴールデンタイムに放送された。

第6回 珍しくビッグマウスの意気やよし(山中慎介)

 WBCはWBCでも、こちらは野球ではなくボクシングの話だ。  WBC世界バンタム級王者の山中慎介が、4月8日、東京・両国国技館で元WBC世界フライ級王者のマルコム・ツニャカオ(フィリピン)相手に3度目の防衛戦を行う。  控え目な印象のある山中だが、公開スパーリングの際には、珍しく強気な言葉がポンポン飛び出した。

第2回 日本の「原点」を取り戻す(全日本男子柔道監督・井上康生)

「醒新一到」と書いて「せいしんいっとう」と読むそうだ。もちろん、これは「精神一到」をアレンジした造語である。  ロンドン五輪での男子柔道金メダルゼロを受け、昨年11月、全日本男子監督に就任した井上康生が今年のモットーを披露した。

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