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二宮清純「プロ野球の時間」

第684回 千賀滉大、「動揺肩」という才能

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 さる9月6日、千葉ロッテ相手に本拠地で「令和初」のノーヒッターを達成した福岡ソフトバンクの千賀滉大は周知のように育成ドラフトの出身である。 さらに言えばキャッチャーの甲斐拓哉も育成ドラフトの出身。「
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第683回 森友哉、甲斐拓也。変わる捕手像

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 NPB史上4人目の“捕手首位打者”が誕生した。 埼玉西武の森友哉である。打率3割2分9厘。2位の吉田正尚(オリックス)に7厘差をつけてのタイトル獲得となった。 捕手は激務である。打つこと以上に守りが
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二宮清純「プロ野球の時間」

第682回 5死球「警告試合」名人たちの死球論

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 いくら何でも1試合に5死球は多過ぎる。ぶつけられた方は怒るに決まっている。 8月13日、メットライフドームでの埼玉西武対オリックス戦は大荒れとなった。 オリックスの選手が4回、西武の選手が1回、相手
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二宮清純「プロ野球の時間」

第681回 広島・緒方監督 ビンタの後始末

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 広島・緒方孝市監督が緩慢なプレーをした野間峻祥に複数回ビンタを見舞い、球団から厳重注意を受けた一件は大きな話題を呼んだ。 何人かのOBと話をしたが「暴力はいかん」という者はひとりもいなかった。「あの
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二宮清純「プロ野球の時間」

第680回 巨人独走でセには秋風

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 広島カープのリーグ4連覇に赤信号が灯っている。8月19日現在、首位・巨人に6.5ゲーム差の3位。ペナントレースも折り返し地点を過ぎてこのゲーム差はきつい。 7月21日放送のTBS系「サンデーモーニン
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二宮清純「プロ野球の時間」

第679回 永遠の野球少年ノムさんの講義

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 84歳になっても役者は役者である。 フレッシュオールスターゲームが開催された7月11日、神宮では「ヤクルトスワローズ設立50周年」と銘打たれたOB戦が行われた。 ハイライトシーンは4回、元監督・野村
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二宮清純「プロ野球の時間」

第678回 交流戦「格差解消」の妙案は?

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 プロ野球のセ・リーグ、パ・リーグ交流戦は球界再編問題に揺れた2004年秋に導入が決定し、2005年のシーズンからスタートした。 昨年までの14シーズンで、セが勝ち越したのは09年の1度だけ。それ以外
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第677回「クセ者」コーチ 元木大介の流儀

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

「監督を代えても、サードベースコーチだけは代えるな」 メジャーリーグには、そんな格言があるという。巨人などで三塁ベースコーチを務めた鈴木康友から聞いた話だ。「それだけ、大事なポジションということでしょ
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第676回 名守備で知られる外国人の系譜(ホセ・ロペス)

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 DH制のないセ・リーグでは、打力を買われて外国からやってきた“助っ人”にも、それ相応の守備力が要求される。その意味で、今回紹介する横浜DeNAのホセ・ロペスは攻守にこれといった穴のない“優良外国人”
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第675回 雑草魂・上原浩治の「仕事観」

二宮清純「プロ野球の時間」(第1、3火曜更新)

 現役最年長の巨人・上原浩治がシーズン中の引退を発表した。 座右の銘である「雑草魂」を地で行く21年間だった。 1998年のドラフト1位である。逆指名で巨人に入団した。 そんな経歴だけ見ればエリートの
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