第589回 夢の四冠王へ。山田哲人の挑戦

 日本のプロ野球において、三冠王(打率、打点、本塁打)は過去に7人(王貞治とランディ・バースは2回、落合博満は3回)が達成しているが、盗塁王も含めた四冠王となると、ひとりもいない。  過去に三冠を獲ったバッターでも、その年の盗塁となると、1982年の落合博満の8個が最高である。 [/url]

第579回 広島・菊池は現代の「忍者」だ!

「グラウンドにはゼニが落ちとる」  との名言で知られる南海の元監督・鶴岡一人が生きていたら、「守備だけでゼニが取れる選手やな」と目を丸くしたのではないか。  広島のセカンド菊池涼介の守備は、見ているだけで視線が痙攣する。名セカンドといえば、高木守道や土井正三、辻発彦、近年では荒木雅博(中日)や藤田一也(東北楽天)らの名前が思い浮かぶが、菊池のプレーは異次元である。

第573回 親分肌vs.職人肌 凄腕投手コーチ

 プロ野球における名投手コーチと言えば、真っ先に頭に浮かぶのが元中日コーチの権藤博である。  中日、近鉄、ダイエー、横浜、中日とのべ5球団でコーチを務めた。  1998年にはバッテリーチーフコーチから監督に昇格し、チームを38年ぶりのリーグ優勝、日本一に導いた。

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