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二宮清純「唯我独論」

第291回 地方を軽視した権力のおごり

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 先の参院選で与党、とりわけ自民党が大敗した大きな理由のひとつに「地方の反乱」がある。 農村部を抱える1人区はこれまで自民党の金城湯池だったが、今回は6勝23敗。民主党がマニフェストに掲げた農家向けの
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二宮清純「唯我独論」

第290回 朝青龍騒動は「綱の品格」以前の問題

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「私と小沢さん、どちらが総理にふさわしいか、国民の考えをうかがう」。自らの信任を問う素晴らしい決意表明に映った。参院選での結果は与党惨敗。直後の会見。「国民に約束した新しい国づくりに向けて、改革を続行
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二宮清純「唯我独論」

第289回 黒獅子旗に挑む大人たちのドラマ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 都市対抗野球には独特の制度がある。各地区予選で敗退したチームから選手をレンタルできる補強選手制度だ。最大で5人まで借り受けることができる。この制度が存在することでチームは地域色を帯びる。文字どおり「
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二宮清純「唯我独論」

第288回 “ワンチーム・プレイヤー”イチローの英断

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 シアトルの市民は喜んでいるだろう。イチローの残留が決定した。2012年まで、セーフコ・フィールドに足を運べば世界最高峰のバッティング技術やレーザービームを目の当たりにすることができる。 昨年の今頃は
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二宮清純「唯我独論」

第287回 高い授業料、いいかげん取り戻せ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 サッカー日本代表監督のイビチャ・オシムはペシミスティックな預言者である。 先頃、上梓した『日本人よ!』(新潮社)という自著のエピローグの部分で、あえてアジア杯について言及し、こう結んでいる。<だから
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二宮清純「唯我独論」

第286回 37歳斎藤が体現した「青春」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

<青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ> 米国の詩人にして実業家、ユダヤ系ドイツ人のサミュエル・ウルマンがうたった有名な詩「青春」の一節である。 日本では連合国軍総司令官ダグラス
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二宮清純「唯我独論」

第285回 注目すべきボンズの「眼」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 叩かれている人間を見ると無性に肩を持ちたくなる。天邪鬼と言われれば否定はしないが、ヒールにもきっと言い分はあるはずだ。善悪二元論で物事を論じることほど危険なことはない。 メジャーリーグで最もバッシン
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第284回 前田の2000安打は敗残兵の帰還の譜

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 かつて天才の異名をほしいままにしたカープの前田智徳が2000本安打を前にして、もがき苦しんでいる。交流戦20試合の打率は70打数11安打、わずか1割5分7厘。イメージと異なるパ・リーグのピッチャーの
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二宮清純「唯我独論」

第283回 山崎武、実った19年目の「創造的破壊」

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 イノベーション(innovation)――。安倍総理が就任早々の施政方針演説でこの言葉を口にしたのは記憶に新しい。人口減少時代の経済成長をイノベーションによって可能にすると明言した。 イノベーション
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第282回 プレーオフで“34年前の再現”なるか

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 球団創設初年度に、打率ほどの勝率(2割8分1厘)しか残せなかったチームが、3年目で勝率5割を目指せるまでになったのだから、何やかやと言われても、楽天の指揮を執る野村克也は名将である。 野村が最弱チー
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