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二宮清純「唯我独論」

第363回 楽天・内村は“野村イズムの申し子”

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「どんな人間にも、一生に一度、必ずチャンスが訪れる」。それが東北楽天・野村克也監督の口ぐせである。「問題はそれをモノにできるかどうか…」 これは自身の経験からくるものなのだろう。南海入団後2年間、野村
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二宮清純「唯我独論」

第362回 プロレス中継消滅に想う

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 テレビの歴史は、そのままプロレスの歴史でもある。そしてプロレスといえば力道山だ。あの長嶋茂雄がプロ入りの際のインタビューで「憧れの人は力道山」と答えたのは有名な話。空手チョップを振るって観衆を鼓舞す
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二宮清純「唯我独論」

第361回 プロ野球女子選手の起用は慎重を期すべき

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「男女共同参画社会基本法」が制定されたのは平成11年6月のことだ。その骨子として男女は「社会の対等な構成員」として「自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保」されなければな
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二宮清純「唯我独論」

第360回 ひとつの時代に幕、ホンダのF1撤退

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 20世紀は「自動車の世紀」であったとも言える。米国においてモータリゼーションが始まったのは1900年代初頭。やがてこれは全世界に広がり、市民生活の向上や産業振興がはかられた。 本格的な自動車レースも
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二宮清純「唯我独論」

第359回 世襲より「最速」求めた武藤の雑草魂

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 評論家の堺屋太一によれば、世襲の国会議員は米国では10パーセント台だが、日本では30パーセント、自民党に限ると50パーセント近くになるという。ちなみに麻生内閣の世襲率は61パーセントだ。 総理大臣も
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二宮清純「唯我独論」

第358回 WBC代表入りのガイドラインを作るべき

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 少々、意地悪な物の見方をしてみる。仮にWBC東京ラウンドの主催者が読売新聞社ではなく中日新聞社だったとする。果たして中日の候補選手5人全員が代表入りを辞退するなんてことがありえただろうか。今回の中日
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二宮清純「唯我独論」

第357回 円高はJリーグが存在感示す好機

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「いくらチャンピオンズリーグとはいえ3階席で37ポンドだよ。日本円で約6000円(当時)。これじゃフットボールは“庶民のスポーツ”とは言えないな」。過日、川淵三郎氏と会食する機会があった。この10月、
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第356回 GL決戦は新しい時代へ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 幾多の名勝負を繰り広げてきたGL決戦。2008年の日本シリーズも見ごたえのある戦いだった。 GL決戦はこれまで10度行われ、ライオンズの7勝(西鉄時代の3勝も含む)、ジャイアンツの3勝。ちなみにジャ
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二宮清純「唯我独論」

第355回 石井よ、“最凶”の暴言王を目指せ

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

 暴論を承知で書く。石井慧よ、“吸血鬼”を目指せ! 何も相手に噛みつけと言っているわけではない。“吸血鬼”の異名で恐れられたプロレスラー、フレッド・ブラッシー(故人)ばりの暴言術を身をつけろと言いたい
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二宮清純「唯我独論」

第354回 残念だった“非公開”WBC監督人事

二宮清純「唯我独論」(水曜日更新)

「後医は前医を批判せず」。医療の世界にはこんな不文律がある。元々は貝原益軒の「たとえ誤るとも、前医をそしるべからず」という言葉に端を発している。 良心的に解釈すれば病状は日々刻々、変化する。医師はその
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