広島・ソリアーノ(元徳島)、支配下登録

 広島東洋カープは20日、育成選手のディオーニ・ソリアーノ投手を支配下登録すると発表した。ソリアーノはカープドミニカアカデミーよりアイランドリーグに派遣され、2007年に高知、08年に長崎、09年の前期は徳島に在籍していた。リーグでの通算成績は87試合で7勝18敗4S。その後、昨年7月に広島と育成選手契約を交わし、今季は2軍で6試合に登板して3勝2敗、防御率2.27と安定した成績を残していた。

ロッテ・秋親(元福岡)、NPB復帰後初勝利

 福岡レッドワーブラーズを経て、今季、千葉ロッテに入団した秋親(山田秋親)が13日、横浜戦(横浜)で3番手として登板し、勝利投手となった。秋親は日本の独立リーグを経てNPBに復帰した初の選手で、4月29日に1軍に昇格すると、ここまで中継ぎで5試合に登板していた。この日は2−3とビハインドの4回からマウンドに上がり、5回に1点を失ったものの、直後に福浦和也が満塁ホームランを放って味方が逆転。その後も打線が爆発したロッテが14−6で勝利した。

アイランドリーグ4月のMVPは吉川(高知)、大原(香川)

 四国・九州アイランドリーグは、4月度の月間MVP選手を発表した。 【投手部門】 高知ファイティングドッグス 吉川 岳  4月成績 3試合 2勝0敗 防御率0.00 【野手部門】 香川オリーブガイナーズ  大原 淳也  4月成績 19打数10安打 打率.526 4打点、6盗塁  吉川の月間MVPは昨年9月に続いて3度目。今季、アークバリアドリームクラブから入団した大原は初受賞。

長崎・長冨監督、突然の解任

 四国・九州アイランドリーグ長崎セインツの長冨浩志監督が解任された。後任には元西武の古屋剛コーチが昇格する。現役時代は広島、日本ハムなどで活躍した長富前監督はBCリーグ石川ミリオンスターズのコーチから昨季、長崎の監督に就任。前期はチームを初優勝に導いていた。また松井宏次が東北楽天から育成指名を受けるなど、育成面でも結果を残していた。長崎は4月終了時点で3勝6敗1分の最下位。球団は解任の理由を成績不振としている。

ロッテ・秋親(元福岡)、1軍昇格で1回1失点

 福岡レッドワーブラーズを経て、今季、千葉ロッテに入団した秋親(山田秋親)が、1軍昇格を果たした。秋親は01年から08年まで福岡ダイエー(ソフトバンク)に在籍しており、日本の独立リーグを経てNPBに復帰した初のケース。29日の埼玉西武戦(西武ドーム)では早速、9−4とリードした8回に3番手として登板した。先頭の高山久にいきなり一発を浴びたが、後続は3人で退けて1回1失点。ソフトバンク時代以来、2年ぶりの1軍マウンドで新たなスタートを切った。

香川、ソフトバンク2軍に敗れる

 四国・九州アイランドリーグの香川オリーブガイナーズは25日、高松・サーパススタジアムで福岡ソフトバンク2軍と交流試合を行った。香川は先発の上野啓介が2イニングで3点を失うなど、序盤から失点を重ねる。対する打線は1軍でも実績豊富なソフトバンク先発・新垣渚の前に4回に1点をあげたのみ。相手投手陣の前に4安打に抑え込まれた。香川は8回には深沢和帆、伊藤秀範の元NPBコンビが3点を失って万事休す。1−8で敗れた。なお、ソフトバンクでは元香川の堂上隼人が「7番・キャッチャー」で凱旋出場。4打数1安打だった。

愛媛、ソフトバンク2軍に逆転勝ち

 四国・九州アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツは24日、松山・坊っちゃんスタジアムで福岡ソフトバンク2軍と交流試合を行った。愛媛は先発の篠原慎平が初回に李杜軒に3塁打を浴びるなど一気に4点を失う。しかし、愛媛は5回に1点を返すと、6回に4−4の同点に追いつき、さらに小野真悟のタイムリーで逆転に成功する。7回にも4点を加えた愛媛は、2回以降立ち直った篠原から小刻みな投手リレーでソフトバンク打線に反撃を許さず、10−4で勝利した。

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