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観客席を興奮のピッチレベルに

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 先日、セルジオ越後さんの来日40周年記念パーティーがあったので顔を出してきた。川淵三郎氏がJリーグの器をつくった最大の功労者だとしたら、越後さんは器を満たす選手を育てた功労者の一人である。さらにいう
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JFLを去る“社会性ゆえの強豪”

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ここ数年、「サッカーはコミュニケーション・スポーツである」との思いを強くしている。 野球であれば、それまで所属していたチームで残した成績は、かなりの確率で新天地でも通用する。勝てる投手は勝ち、打てる
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世界一へ、うまさ以上のディテール必要

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 フランス戦が終わったあと、沖縄の居酒屋でトルシエと食事をすることになった。焼きとりをつまみにビールを飲む元日本代表監督は、母国の思わぬ敗戦にもご機嫌だった。「試合前、フランスの多くのメディアから取材
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前田の離脱から得る「失敗なき教訓」

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 サン・ドニに乗り込んでフランス代表と戦う。中立地とはいえ、ベストメンバーのブラジル代表と勝負する。日本人に限らず、多くのサッカー選手にとって胸躍るシチュエーションであることは間違いない。それだけに、
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Jクラブは欧州情勢に敏感であれ

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 欧州サッカー連盟(UEFA)は、先に行われた欧州選手権に於ける収益の一部を、欧州575クラブに分配することを発表した。保有する選手を予選、もしくは本大会に“提供”したクラブに対するご褒美とでもいうべ
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挫折知った磐田・小林に“大化け”の予感

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 幼少期、少年時代を過ごしたクラブは、誰にとっても大切な存在である。ラウル・ゴンザレスにとって、それはアトレチコ・マドリードであり、チームのフロントが経費削減のためにユースチームを解散させたりしなけれ
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選手自身に決めてほしい中国への派遣問題

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 日本トライアスロン連盟は、23日に中国で行われる大会への選手派遣を取りやめた。主催者側から「安全が保証できない」なるメールが届いたのが理由だという。 ひっくり返った。 つまり中国側の主催者は、「我々
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転換期の日本が試される欧州遠征

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 今頃、オーストラリアのサッカー界は大変な騒ぎになっているはずである。日本が辛くもイラクを退けた数時間後、彼らはアウェーとは言えヨルダンにまさかの黒星をつけられてしまった。3試合を終えて勝ち点が2。首
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ヤングなでしこ、最上級の3点差負け

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 サッカーは、必ずしもスコアが内容を表すとは限らない競技だが、それでも、1点差なら惜敗、2点差ならば完敗、3点差となれば惨敗……といった感覚を選手は持っているはずである。ドイツ相手にお0−3で敗れたヤ
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香川を後押しする欧州の親日ムード

金子達仁「春夏シュート」(土曜日更新)

 ほんの数年前まで、サッカー絡みの仕事をしている人間にとって、日本人であることはほとんどハンデでしかなかった。 取材がしたくてもパス申請でハネられることなど日常茶飯事。取材OKの返事をもらって出かけて
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