ページのトップへ

カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第64回<カープ二年目の総括編その2/後援会設立によって独立採算で歩み出す>

 カープは創設2年目のシーズン中に、生まれ変わったと言える。後援会という球団運営資金を賄う団体をバックに、飛躍を遂げていく。この年、日本も生まれ変わっていくのである。昭和26年9月8日、サンフランシス
続きを読む
野球

8人継投で全パが先勝 ~プロ野球オールスター~

 プロ野球「マイナビオールスターゲーム2023」の第1戦が19日、愛知・バンテリンドームで行われ、全パが全セに8対1で勝利した。全パは初回、松本剛(北海道日本ハム)、柳田悠岐(福岡ソフトバンク)などで
続きを読む
二宮清純「プロ野球の時間」

第771回 杉下茂、「消える魔球」の正体

 視界から「消える」のだから「魔球」以外の何物でもない。さる6月12日、97歳で大往生を遂げた杉下茂さん(中日など)は、日本で初めて「魔球」を投げた投手として知られる。<この原稿は2023年7月17日
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1114回 大谷に触発された「おれだってやらまいか」に期待

 経済誌が「日本の名経営者」なる特集を組み、アンケートを取ると松下幸之助や稲盛和夫と並んで必ず上位にランクインするのがホンダ創業者の本田宗一郎である。 そのエネルギッシュな仕事ぶり、自らを「町工場のオ
続きを読む
二宮清純「スポーツのツボ」

第251回 ジャイアント馬場とプロレス「大男」のリベンジ

 昔から、大男を揶揄することわざは、山のようにある。「馬鹿の大足」「うどの大木」「大男総身に知恵が回りかね」「大男の見掛け倒し」 その一方で、小男には、比較的好意的なものが多い。「山椒は小粒でもぴりり
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1112回 プライドが衝突 マウンドは“人間交差点”

 投手にとって最高の良薬は白星である。しかも678日ぶりとあらば、喜びもひとしおだろう。 さる23日(日本時間24日)、ツインズの前田健太がタイガース戦に先発し、今季初勝利をあげた。3対0とリードした
続きを読む
鈴木康友「プロ野球セオリー&メモリー」

第46回 大事なのはフォースボークをやられた後

 先月につづき、今月も球界には訃報が届きました。中日などで活躍した杉下茂さんが97歳、広島で活躍した北別府学さんが65歳で亡くなりました。 優しかったお父さん 杉下さんは通算215勝、最多勝2度、沢村
続きを読む
二宮清純「唯我独論」

第1111回 “精密機械・北別府”生んだ「怪物」への対抗心

 先週の金曜日に65歳で帰らぬ人となった元広島のエース北別府学さんは「技巧派」や「軟投派」と呼ばれることを嫌っていた。「その言い方には逃げたりかわしたりしているイメージがある」。こちらにそんなつもりは
続きを読む