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特別企画「モハメド・アリとその時代」

“キンシャサの奇跡”の正体<前編>

二宮清純: モハメド・アリが6月3日に亡くなりました。アリはスポーツ界のスーパースターだっただけではなく、ベトナム戦争の徴兵を拒否したり、人種差別に反対するなど世界に大きな影響を与えました。そこでボク
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二宮清純「唯我独論」

第748回 アリには必然だった「キンシャサの奇跡」

 モハメド・アリ死去の報を受け、伝説と化している“キンシャサの奇跡”をビデオで観た。先週も書いたが、1974年10月30日、アリは圧倒的不利の予想を覆し、日の出の勢いの世界ヘビー級王者ジョージ・フォア
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金子達仁「春夏シュート」

スポーツの概念変えたアリの功績

 本来、スポーツとは祭りのようなものだとわたしは思っている。楽しいから、やる。興味がなければ、あるいはイヤなのであれば、参加しない自由もある。主たる権利は、あくまでも個人にある。 楽しみの中には、むろ
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近藤隆夫「INSIDE格闘技」

第196回 五輪金メダリストのその後。石井慧と村田諒太

(写真:MMA転向後、戦績は勝ち越しているが、インパクトは大きくない) リオ・デ・ジャネイロ五輪が目前に迫っている。ということは、2012年のロンドン五輪から4年、08年北京五輪から8年が経つことに
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二宮清純「唯我独論」

第747回 “ヌカに釘”から一転 キンシャサの奇跡

 1ラウンドの終盤あたりから、モハメド・アリはグローブで顔を覆い、ロープを背負った。不思議な光景だった。チャンピオンのジョージ・フォアマンはロープを背にしているアリをサンドバッグのように攻め立てたが、
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近藤隆夫「INSIDE格闘技」

第195回 “モンスター”井上尚弥へのさらなる期待

(写真:KOこそできなかったものの、ポテンシャルの高さを見せつけた井上) 多くのファンは、スカッとするKO勝ちを求めていたのであろう。最終12ラウンド終了のゴングが打ち鳴らされた直後、場内からタメ息
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格闘技

井上、八重樫が揃ってタイトル防衛! ~ボクシング世界戦~

 8日、ボクシングのダブル世界戦が東京・有明コロシアムで行われた。WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチは王者の井上尚弥(大橋)が、同級1位のダビド・カルモナ(メキシコ)を相手に判定で3-0(118
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杉浦大介「NY摩天楼通信」

第313回 ゴロフキン対カネロ戦、メイウェザー復帰戦は実現するのか ~2016年後半のボクシング界、3つの見どころ~

(写真:カネロが絶対有利のカードだが、カーンとの一戦は国際色豊かなビッグイベントになる Photo By Hogan Photos/Golden Boy Promotions) 2016年の世界ボク
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二宮清純「唯我独論」

第742回 再びの「2分59秒」から何を学ぶか

 カンカンと2回、乾いた音が鳴り響けば、残り10秒である。この拍子木に救われたと思った、その数秒後だ。パナマ人のレフトを顔面にくったWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志は腰からキャンバスに崩れ落
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格闘技

内山、まさかのKO負け 田口&河野は防衛 ~ボクシングトリプル世界戦~

(写真:2R終了間際に3度目のダウンを喫した内山<下>) ボクシングのトリプル世界タイトルマッチが27日、東京・大田区総合体育館で行われ、WBAスーパーフェザー級では王者の内山高志(ワタナベ)が暫定
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