ボート

開催迫るえひめ国体・えひめ大会。8月20日に国体応援イベントを実施

 愛媛県にとって初の単独地元開催となる「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会」がいよいよ目前に迫ってきた。開会式は9月30日、会期前競技は9月9日から始まる。今回のダイキ倶楽部ではダイキボート部、弓道部の国体にかけ […]

いよいよえひめ国体の年。過去最高の参加者が集結 ~新春えひめスポーツの集い~

 1月3日、恒例の「新春えひめスポーツの集い」が行われた。11回目の開催となった今回は松山市内の会場に過去最高の350人の参加者が集まった。今年10月に迫った地元開催の「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」に向け、愛媛県スポ […]

谷川早紀(早稲田大学漕艇部/愛媛県今治市出身)最終回「辛くても笑え、明日はもっと笑える」

「ボートを漕ぎたくない」  大学3年時の谷川早紀は、それほどまでに悩んでいた。全日本大学選手権(全日本インカレ)、全日本選手権で連覇を逃し、個人としては無冠に終わった。4年生は引退し、チームでは谷川たちの学年が最上級生となっていた。

谷川早紀(早稲田大学漕艇部/愛媛県今治市出身)第2回「殻を破った“ブルペンエース”」

 ボート強豪校の今治西高校で、谷川早紀は1年時から主力を任された。2年時はチームの誰よりもタイムが速く、愛媛県総合体育大会ではシングルスカルで上位に入った。その実力は指導する井手勝敏監督も「他の高校生と比べても能力的にはトップクラス」と認めていた。だが、なぜか試合となると勝ち切れず、全国大会(インターハイ)にはあと一歩進めなかった。

谷川早紀(早稲田大学漕艇部/愛媛県今治市出身)第1回「野球少女がオールを手にするまで」

「初めてボートに乗った時は感動しました」  名門・早稲田大学漕艇部の谷川早紀は、その時の感激を今でも忘れられない。今治西高校に入学する直前の2月、漕艇部に入部することを決めていた谷川は練習に参加した。1学年上の先輩と2人乗りの艇に乗り込んだ。その時はボートについて右も左も分からなかった谷川は、あくまで乗っただけ。あとは先輩に漕いでもらったのだ。「先輩が1回漕いだだけで、ボートがサァーッと進んだんです。その感覚に『おぉー』と感動したのを覚えています」。元々は野球少女だった谷川が現在もオールを漕ぎ続けているのは、その時に味わった艇が進む快感を、忘れられないからだ。

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