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“頭脳派”の異才 古田敦也<後編>

 プロから指名されなかった古田は社会人野球のトヨタ自動車に進む。これが結果的には吉と出た。 日本代表メンバーに選ばれ、1988年のソウル五輪に出場。日本代表では野茂英雄、潮崎哲也、石井丈裕、渡辺智男ら
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ルーキーたちの軌跡

千葉ロッテ2位・田中英祐(京都大)「“京大初のプロ”を生み出した2つの転機」

 大学入学時は、野球部に入ろうとは思っていなかったという田中英祐。その彼が、なぜ京大野球部の連敗を止める立役者となり、そしてプロの道を切り拓くこととなったのか――。そこには「中学受験」、そして大学2年
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ルーキーたちの軌跡

広島2位・薮田和樹(亜細亜大)「ケガと戦い続けた末のプロ入り」

 188センチの恵まれた体格から150キロ超のストレートを投げる薮田和樹は、一級品の素材として早くから注目されてきた。しかし、主戦として活躍することが期待されていた大学4年間での登板は3年春のわずか2
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二宮清純「スポーツのツボ」

第51回 日本一奪回への「不動の軸」(阿部慎之助)

 ファーストミットを持つ姿もだいぶ様になってきた。キャッチャーからファーストにコンバートされた巨人・阿部慎之助がキャンプ地の宮崎で、はつらつとした動きを披露している。 昨季、阿部は首の故障もあって、大
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ルーキーたちの軌跡

東北楽天3位・福田将儀(中央大)「プロへの道を切り拓いた同級生の助言」

 打撃開眼となったのは、最後の秋だった。福田将儀は4年秋のリーグ戦で、打率3割2分8厘をマーク。同年春まで1本も出ていなかったホームランも2本放ち、2年秋以来となるベストナインを受賞した。しかし、春は
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ルーキーたちの軌跡

中日5位・加藤匠馬(青山学院大)「大学で味わった初めての悔しさ」

 本格的にキャッチャーを始めたのは、高校1年の夏。強肩を武器に、甲子園の初戦では相手の盗塁をすべて刺すなど、加藤匠馬の野球人生は順風満帆だった。しかし、大学最後のシーズンはスタメンから外され、初めて悔
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斎藤寿子「裏方NAVI」(第2、4月曜更新)

岩田雄樹(トレーナー)<前編>「小川泰弘の強さは“精神”にあり」

「このピッチャーが、本当にすごいのかなぁ……」 これが2005年から創価大学野球部の専属トレーナーを務める岩田雄樹が、小川泰弘(東京ヤクルト)に持った最初の印象だった。「小川を知ったのは、彼が創価大学
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決断と注目のとき――黒田とイチロー、大谷と岡本……

 再び黒田博樹の生き方について 前回、黒田博樹(広島)には文書ではなく、会見の形で広島復帰を語ってほしかった、と書いた。なぜなら、そうすれば、記憶に残る名言が聞けるに違いないから、と。あの時点で発表さ
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