世界体操
8日、日本体操協会は都内で記者会見行い、ベルギーのアントワープでの世界体操競技選手権に出場した日本代表のメダリストたちが出席し、計7個(個人総合2個、種目別ゆか2個、あん馬1個、平行棒1個、鉄棒1個)のメダルラッシュの喜びを語った。個人総合4連覇を成し遂げた内村航平(KONAMI)は「こんなに日本がメダルを獲るとは思わなかった」と予想を上回る好結果だったことを明かし、ゆかで日本人最年少での金メダルを獲得した白井健三(神奈川・岸根高)は「楽しい大会だった」と振り返った。
現地時間6日、ベルギーのアントワープで世界体操競技選手権最終日が行われた。男子種目別決勝の平行棒で15.666点を出した内村航平(KONAMI)が金メダルを獲得した。日本人の同種目での金は具志堅幸司以来32年ぶり。さらに鉄棒で内村は3位に入り、銅メダル。個人総合銅メダリストの加藤凌平(順天堂大)は7位に終わった。内村は今大会、個人総合と平行棒で金、床運動と鉄棒で銅と、4つのメダルを手にした。床運動で金メダルを獲得した白井健三(岸根高)は跳馬で15.366点の4位と、2つめのメダルとはならなかった。一方、女子の床運動の予選でH難度の大技を成功していた村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)は14.466点で4位だった。
現地時間5日、ベルギーのアントワープで世界体操競技選手権の男子種目別決勝が行われた。床運動で初出場の17歳・白井健三(岸根高)が16.000の高得点をマークし、優勝。日本人最年少での金メダリストなった。2日前に個人総合を制し、同種目の前回王者の内村航平(KONAMI)は3位に入り、銅メダル。表彰台の2つを日本人が占めた。あん馬は初出場の亀山耕平(徳洲会)が15.833点で制し、同種目では鹿島丈博以来、10年ぶり2人目の日本人金メダリストが誕生した。つり輪で前回銅メダルを獲得した山室光史(KONAMI)は7位だった。
現地時間3日、世界体操競技選手権の個人総合決勝がベルギー・アントワープで行われ、内村航平(コナミ)が91.900点で、大会史上初の4連覇を達成した。通算優勝回数も3度で並んでいた女子のスベトラーナ・ホルキナ(ロシア)を抜き、最多となった。内村は決勝の6種目すべてで15点台をマーク。「予選と同様にミスが出なかったことが結果につながったと思う」と勝因を語った。また加藤凌平(順天堂大)が90.032点で2位。日本人選手が世界選手権で1、2位を占めたのは、05年メルボルン大会の冨田洋之、水鳥寿思以来、3度目となった。4日には女子の個人総合決勝が行われ、日本勢では笹田夏実(帝京高)と寺本明日香(レジックスポーツ)が出場する。
体操の世界選手権は15日、男女の種目別決勝が行われ、内村航平(KONAMI)が床で15.633点をマークし、金メダルを獲得した。内村にとって世界選手権の種目別で優勝するのは初めて。日本勢が床を制したのは1974年大会の笠松茂以来、37年ぶりの快挙となった。その他の種目では山室光史(コナミ)がつり輪で銅メダルを獲得した。
体操の世界選手権は14日、男子個人総合の決勝が行われ、内村航平(KONAMI)が史上初の3連覇を達成した。93.631点は昨年7月のジャパンカップを上回り、国際大会の自己ベスト。2位のフィリップ・ボイ(ドイツ)に3.131点差をつける圧勝だった。3位には山室光史(コナミ)が予選からひとつ順位を上げ、銅メダルを獲得。個人総合で日本勢が2つのメダルを獲得するのは2005年のメルボルン大会以来で、来年のロンドン五輪へ大きな期待が膨らんだ。