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第517回 ラグビー界のバルサ目指すエディーJAPAN

 ラグビー日本代表ヘッドコーチに来年4月に就任するサントリーサンゴリアスGM兼監督、エディー・ジョーンズの口からヤンキースの守護神マリアーノ・リベラの名前が飛び出したのには驚いた。博識とは聞いていたが
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二宮清純「プロ野球の時間」

第471回 イチローと稲葉、出会いの風景

 マリナーズのイチローと北海道日本ハムの稲葉篤紀が少年時代、愛知県豊山町の同じバッティングセンターに通っていたというのは有名な話だ。 日米通算3706安打のイチローとNPB通算1966安打の稲葉が少年
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第516回 危険なMLBの“国際的青田買い”案

 浮かんでは消え、消えては浮かぶ。MLBの気紛れにプロアマ含めたこの国の野球界は、どれだけ振り回されてきたことだろう。 海の向こうで、またぞろインターナショナルドラフトの導入が浮上してきた。MLB機構
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二宮清純「プロ野球の時間」

第470回 「4番サードで優勝争い」を選んだ正直さ 巨人・村田修一内野手

 村田修一の横浜から巨人へのFA移籍は、もし「清武の乱」が起きていなければ、実現していなかった可能性が高い。 それは清武英利前球団代表兼GMの次のコメントからも明らかだ。「僕は彼の獲得には否定的でした
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年の瀬と競馬ファンと有馬記念

 25日、中央競馬の1年を締めくくるレース、有馬記念が中山競馬場で開催される。オグリキャップ、ナリタブライアン、テイエムオペラオー、ディープインパクト――数多くの名馬たちが記憶に残る勝負を繰り広げてき
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第514回 犠牲伴う、45歳・西澤の挑戦

 携帯電話の着信音が鳴ったのは日曜日(4日)の夕刻だった。いま成田に着いたばかりなのだという。「勝ちました。タイトルを取りました」。独特の低音が弾んでいた。 西澤ヨシノリがシドニーで戦った相手はタイ人
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二宮清純「プロ野球の時間」

第468回 「悲運」の裏にあった人間臭さと反骨精神 元大毎、阪急、近鉄監督・西本幸雄さん

 監督には「勝負師」と「教育者」の2つのタイプがある。去る11月25日、心不全のため91歳で世を去った西本幸雄さんは、後者の典型だった。 西本さんは鉄拳も辞さずの覚悟でダイヤモンドの原石を磨き上げ、日
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ナベツネ「独裁」に反逆の精神を<後編>

 話を私が考える2リーグ=16チーム制に戻そう。 海の向こうに目を移すと、メジャーリーグはエキスパンション(球団拡張)を繰り返し、1900年にはアメリカン、ナショナル両リーグ合わせて10球団しかなかっ
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