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穏やかなるボス 小見幸隆

 Jリーグの優勝争いが山場を迎えている。現在首位を走るのは、史上初となるJ2からの“昇格1年目”での優勝を目指す柏レイソルだ。快進撃を続けるチームを率いるのは、ブラジルの名門クラブを渡り歩いてきたブラ
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第509回 獅子か鷹か、“別物”短期決戦

 千葉ロッテのエース成瀬善久は昨季、パ・リーグを制した福岡ソフトバンクに対して全く歯が立たなかった。レギュラーシーズンでの対戦成績は0勝4敗。埼玉西武とのCSファーストステージ初戦に先発した彼は中4日
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第508回 スカウトには権謀術数も必要な能力

 失敗もあれば成功もある。後悔もあれば自慢もある。プロ野球のスカウトの仕事は、単に選手の品定めだけにとどまらない。いざドラフト指名となると選手や家族、関係者と接触し、交渉もすれば根回しもする。時によっ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第462回 新人王当確! 沢村の「急がば回れ」

 セ・リーグの新人王は巨人・沢村拓一で決まりだろう。 沢村の育ての親と言えば、中大監督の高橋善正だ。東映、巨人で11年間プレーし、60勝81敗7セーブ、防御率3.34という成績を残している。71年には
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第507回 名伯楽の「非難」は期待の裏返し

 元東北楽天監督の野村克也といえば「語録の宝庫」だ。数々の名言を残している。その中で最も印象に残っているのがこれ。「人間は無視、称賛、非難という段階で試されている」 野村いわく「選手は非難されるように
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二宮清純「プロ野球の時間」

第461回 イチローよ、来季は「ローズ超え」だ!

 始まりがあれば終わりもある。それが記録というものだ。 イチロー(マリナーズ)のシーズン200安打記録がついに途切れた。11年連続の達成はならなかった。「去年やっといて良かった。これが9だとしんどい。
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夢の時間、再び 田臥勇太

 日本バスケットボールリーグ(JBL)の5年目のシーズンが開幕した。9月のアジア選手権では男子日本代表がロンドン五輪の切符を獲得できなかった。30年以上、五輪から遠ざかっている男子バスケット界を強化す
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第506回 型にはまらぬ“異端”ザック流

 今から50年ほど前の話だ。横綱・大鵬がライバルの柏戸を圧倒し始めると玄人筋から批判が起こった。いわく「大鵬には型がない」 これに真っ向から反論したのが師匠の二所ノ関親方(元大関・佐賀ノ花)だった。「
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二宮清純「プロ野球の時間」

第460回 日本人望む「4番」像を体現できるか オリックス・T−岡田外野手

 メジャーリーグにおける最高のヒーロー、ベーブ・ルースが主に3番打者だったこともあり、米国野球で「4番最強論」を唱える向きは少ない。 今季、アスレチックスでプレーした松井秀喜がヤンキースの4番に初めて
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