第474回 “聖域”死守か世代交代か……迫る決断の時 二宮清純 2011年2月23日 第474回 “聖域”死守か世代交代か……迫る決断の時2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 元ヤクルトの鈴木康二朗といえば、王貞治からハンク・アーロンの世界記録を抜く756号を“被弾”した投手として知られている。 その鈴木が井本隆とのトレードで1983年、近鉄に移籍した。近鉄には鈴木啓示と 続きを読む
第427回 意義深い高津の独立リーグ挑戦 二宮清純 2011年2月22日 第427回 意義深い高津の独立リーグ挑戦2015-09-13T00:47:01+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 通算セーブのプロ野球記録を持つ元東京ヤクルトの高津臣吾が独立リーグ・BCリーグの新潟アルビレックスに入団することが決まった。 高津はNPBで286セーブ、メジャーリーグで27セーブ、韓国で8セーブ、 続きを読む
38歳、蘇る大砲 山武司 二宮清純 2011年2月20日 38歳、蘇る大砲 山武司2015-09-13T01:00:41+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 山武司(東北楽天)は、史上3人目となるセ・パ両リーグで本塁打王を獲得した日本を代表する長距離砲だ。中日、オリックス、楽天と3球団にわたって積み上げてきた通算本塁打数は実に391。42歳となった現在 続きを読む
第473回 初回に弱いマー君 「収穫」の3失点 二宮清純 2011年2月16日 第473回 初回に弱いマー君 「収穫」の3失点2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 初回に3本のヒットを浴び、四球もからんで3点を奪われた。2回、3回と無失点で切り抜けただけに立ち上がりの不安が余計にクローズアップされた。 キャンプ地・久米島での紅白戦。「打たれたことで逆に収穫があ 続きを読む
第426回 8年の時を経て今度こそ「原巨人」の要に 巨人・川相昌弘2軍監督 二宮清純 2011年2月15日 第426回 8年の時を経て今度こそ「原巨人」の要に 巨人・川相昌弘2軍監督2015-09-13T00:47:01+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 バントの名人・川相昌弘が8年ぶりに巨人に戻ってきた。2軍監督としての復帰である。 実は川相、昨シーズンも中日で2軍監督を務めていた。昨年9月、球団から呼び出され、「来季は契約を結ばない」と告げられた 続きを読む
第472回 “八百長告発者”を調査委に加えてみては 二宮清純 2011年2月9日 第472回 “八百長告発者”を調査委に加えてみては2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 北朝鮮ではストリートチルドレンのことをコッチェビというらしい。ジャンマダン(闇市場)で残りものを漁ったり、拾い食いをしながら飢えをしのいでいる。隠し撮りされた映像をテレビで見たことがあるが、裸足で服 続きを読む
第425回 “オレ流”落合の「教わるよりも盗め」 二宮清純 2011年2月8日 第425回 “オレ流”落合の「教わるよりも盗め」2015-09-13T00:47:01+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 2年続けて1票差で落選した中日監督の落合博満がついに野球殿堂入りを果たした。プレーヤーとして三冠王3度は史上最多だけに当然と言えば当然の勲章である。 落合と言えば“オレ流”が代名詞である。グリップエ 続きを読む
敵を読み、敵を討つ 水谷隼 二宮清純 2011年2月6日 敵を読み、敵を討つ 水谷隼2016-01-16T23:01:12+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 水谷隼といえば日本卓球界のエースだ。1月に行なわれた全日本選手権で男子史上初の5連覇を達成した。日本で敵なしの強さを誇る水谷は、昨年の国際卓球連盟(ITTF)プロツアー・グランドファイナルで日本人初 続きを読む
第471回 南アの「自信」と「免疫力」で領空守った日本 二宮清純 2011年2月2日 第471回 南アの「自信」と「免疫力」で領空守った日本2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 負ける時はいつも逆転である。しかも後半の。手負いの獅子ならぬ手負いのカンガルーのなりふり構わぬパワープレーに屈するのが常だった。 ドイツW杯では前半、幸運なかたちで先制したものの、後半、オーストラリ 続きを読む
第424回 球界最年長投手が抱く「28年目の不安」 中日・山本昌投手 二宮清純 2011年2月1日 第424回 球界最年長投手が抱く「28年目の不安」 中日・山本昌投手2015-09-13T00:47:01+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 NPB(日本プロ野球組織)における現役最年長投手である。いったい、誰がプロ入り時に今の山本昌(本名:昌広)の姿を予想し得ただろう。 1984年に神奈川の日大藤沢高からドラフト5位で入団。最初の4年間 続きを読む