第477回 “弱者に寄り添う気持ち”球界に必要 二宮清純 2011年3月23日 第477回 “弱者に寄り添う気持ち”球界に必要2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 大震災が起きた日、私は京都にいた。ボクシングの元OPBF東洋太平洋バンタム級王者・村田英次郎(現エディ・タウンゼントジム会長)を取材するためだ。大阪府高槻市のジムから最寄り駅まで車で村田に送ってもら 続きを読む
第431回 開幕投手の「苦い味」を知る者の心中は…… 東北楽天・佐藤義則1軍投手コーチ 二宮清純 2011年3月22日 第431回 開幕投手の「苦い味」を知る者の心中は…… 東北楽天・佐藤義則1軍投手コーチ2015-09-13T00:47:00+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 開幕投手を誰にするか。これはピッチングコーチにとって一番、頭の痛い問題である。あちらを見れば、こちらが立たず、というわけだ。 自他ともに認める大エースがいれば、頭を痛める必要はない。しかし、同等の力 続きを読む
剛腕、海を渡る 田澤純一 二宮清純 2011年3月20日 剛腕、海を渡る 田澤純一2015-09-13T01:00:41+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 田澤純一はNPB(日本プロ野球組織)の指名を回避して、メジャーリーガーとなった初の日本人プレーヤーだ。2008年、NPB入りを拒否した田澤は、ボストン・レッドソックスと3年契約を結んだ。その決断は 続きを読む
第476回 プロ野球開幕延期やむを得ない 二宮清純 2011年3月16日 第476回 プロ野球開幕延期やむを得ない2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 東京ヤクルトのスカウト(東北・関東地区担当)八重樫幸雄は地震が発生した時、センバツに出場する東北高のグラウンドにいた。「もう立っていられなかった。踏ん張ろうにも踏ん張れない。練習はすぐ中止になりまし 続きを読む
第430回 プロの一流が驚くダルビッシュの世界 二宮清純 2011年3月15日 第430回 プロの一流が驚くダルビッシュの世界2015-09-13T00:47:00+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 「キレのあるストレートとキレの悪いストレートを投げ分けている」 ダルビッシュ有(北海道日本ハム)がマー君こと田中将大(東北楽天)に、そう告げたのは第2回WBCの時である。 実際にマー君とのキャッチボー 続きを読む
第475回 “ケガの功名”武田勝の必殺スライダー 二宮清純 2011年3月9日 第475回 “ケガの功名”武田勝の必殺スライダー2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 昨季14勝(7敗)をあげた北海道日本ハムファイターズのサウスポー武田勝のスライダーは右バッターの懐めがけて猛禽のように襲いかかってくる。巨人の坂本勇人によると、外に向かっていたボールが急に角度を変え 続きを読む
第429回 斎藤佑樹と小林繁の共通点 二宮清純 2011年3月8日 第429回 斎藤佑樹と小林繁の共通点2015-09-13T00:47:00+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 北海道日本ハムの黄金ルーキー斎藤佑樹のピッチングを見ていると今は亡き小林繁のそれを思い出す。 小林といえば細身ながらムチのようにしなる右腕で巨人、阪神で通算139勝をあげた。沢村賞にも2度、輝いてい 続きを読む
不死鳥のごとく 山瀬功治 二宮清純 2011年3月6日 不死鳥のごとく 山瀬功治2015-09-13T01:00:41+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 山瀬功治といえば日本代表経験もあり、鋭いドリブル突破を武器に相手守備陣を切り裂くアタッカーだ。しかし昨季、そんな山瀬に悲劇が訪れた。それは、チームからの突然の戦力外通告だった。失意の底に落ちた彼は、 続きを読む
第474回 沢村の恩師が語るプロの厳しさ 二宮清純 2011年3月2日 第474回 沢村の恩師が語るプロの厳しさ2015-09-13T00:59:01+00:00 二宮清純「唯我独論」 巨人のドラフト1位ルーキー沢村拓一を育てた中大監督・高橋善正には、ほろ苦い思い出がある。 1974年10月14日。後楽園球場でのダブルヘッダー2試合目、巨人対中日最終戦。「我が巨人軍は永久に不滅です 続きを読む
第428回 先発神話を覆して「大魔神」の道を歩む? 埼玉西武・大石達也投手 二宮清純 2011年3月1日 第428回 先発神話を覆して「大魔神」の道を歩む? 埼玉西武・大石達也投手2015-09-13T00:47:00+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 日本野球では「先発に失敗した者がリリーフに回る」という考え方がまだ一般的だ。メジャーリーグでは通算601セーブのメジャー記録をもつ元ブルワーズのトレバー・ホフマンのように、最初からリリーフ一筋という 続きを読む