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第442回 日本はサッカー中堅国に仲間入りできたのでは

 FIFAが公表しているデータによれば、今大会における日本のパス成功率は60%で出場32カ国・地域の中で最低だった。つまり10本のうち6本しか通らなかったのだ。ちなみにトップはスペインの80%。翻って
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二宮清純「プロ野球の時間」

第394回 「ケガの功名」で花開いた「天性の打撃」 中日・和田一浩外野手

 小刻みに纏を上げ下げするような独特のフォームながら、バットコントロールの巧みさは折り紙つきだ。 ベンちゃんこと和田一浩(中日)が5番から4番に昇格して、約1カ月がたつ。 7月1日現在、打率3割4分7
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柔の魂を求めて 吉田秀彦

「ウ〜ン、日本に帰ってきてビデオを見ると、足とか全然上がってないんですよ。キレは全然よくないんですけど、最後の決めでどうにか一本をとったって感じですね。 やっぱり年齢は感じますよ。スタミナは確実になく
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第441回 相撲の未来へ「賭博問題」徹底調査を

 野球賭博に深く関与した大嶽親方(元関脇・貴闘力)と大関・琴光喜は「解雇以上」、時津風親方(元幕内・時津海)は「降格以上」――。特別調査委員会の処分勧告受け入れと引き換えに日本相撲協会は名古屋場所の開
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二宮清純「プロ野球の時間」

第393回 盗塁の効果にいち早く疑問を呈した米アスレチックスの成功と失敗を学べ

 セ・リーグにおいて広島の盗塁数38は巨人と並んでリーグトップながら順位は5位である。 パ・リーグに目を移すと盗塁数トップは福岡ソフトバンクの59で2位・西武を22も引き離しているが順位は3位である(
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第440回 前線の日の丸戦士よ シュートを放て

 前日本代表監督イビチャ・オシムによればFW大久保嘉人は「エゴイスト」なのだそうだ。「シュートを決めたかったのは分かるが、彼よりもっと有利な体勢でシュートを打てる味方が近くにいた」 オランダ戦、大久保
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二宮清純「プロ野球の時間」

第392回 完全燃焼から「新しい野球」を創り出す 元巨人、横浜・仁志敏久氏

 米独立リーグ、アトランティック・リーグのランカスターでプレーしていた仁志敏久が右太もも痛悪化を理由に現役引退を決意した。「先々のことを考えれば、最後はアメリカで(野球を)やりたい」 渡米前、そう語っ
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第439回 覚悟の「現実対応型」で結果出した岡田ジャパン

 私見だが、大別するとサッカーのスタイルにはプロアクティブ(未来予測)型とリアクティブ(現実対応)型の二つがある。「日本サッカーの日本化」を宣言した前任のイビチャ・オシム監督は典型的なプロアクティブ型
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二宮清純「プロ野球の時間」

第391回 なぜ一流選手はデビュー戦に強いのか

 一流選手はデビュー戦に強い。今回はそのメカニズムについて分析してみたい。 エンゼルスの松井秀喜が赤いユニホームに身を包んだ初のゲームでタイムリーヒットとホームランを放った。「勝って良かったし、その中
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第438回 “草W杯”にフットボールの原点

 ワールドカップを5大会連続で取材、観戦したが、一番楽しかった思い出は94年米国大会、サンフランシスコ郊外のスタンフォード・スタジアムの裏庭で “草W杯”に出場したことだ。 ブラジル−ロシア戦が終わり
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