第342回 清水が世界王座を「与えられる」日まで 二宮清純 2008年8月6日 第342回 清水が世界王座を「与えられる」日まで2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 報われない死闘を演じ続けたボクサーがいる。元東洋太平洋バンタム級王者の村田英次郎だ。 世界王座に4度挑み、2分け2敗。2度のドローは村田に軍配が上がってもおかしくない試合だった。紙一重の差に泣き続け 続きを読む
第295回 野茂を「殿堂」に押し上げる「良きオヤジ」 元ドジャース監督 トミー・ラソーダ 二宮清純 2008年8月5日 第295回 野茂を「殿堂」に押し上げる「良きオヤジ」 元ドジャース監督 トミー・ラソーダ2015-09-13T00:47:14+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 現役引退を表明した野茂英雄に「殿堂入りの有力候補になる」と明言し、久しぶりに存在感を示したのが元ドジャース監督のトミー・ラソーダ。 メジャーリーグ通算123勝は野球殿堂入りには足りない数字だが、日本 続きを読む
第341回 犬飼新会長が挑む「社会教育」改革 二宮清純 2008年7月30日 第341回 犬飼新会長が挑む「社会教育」改革2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 日本サッカーの舵取り役は川淵三郎氏から犬飼基昭氏へ――。政治にたとえていえば小泉(純一郎)政権の後に竹中(平蔵)政権が誕生したようなものだ。サッカー関係者へのメッセージは「改革続行」である。 過日、 続きを読む
第294回 本物を見分ける「選手間投票」 二宮清純 2008年7月29日 第294回 本物を見分ける「選手間投票」2015-09-13T00:47:14+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 この企画は成功だったと言えよう。選手が選手を選ぶ「選手間投票」が今年のプロ野球オールスターゲームで初めて実施された。1位になった選手はファン投票の1位同様、自動的に出場権を得ることができる。 素人( 続きを読む
熱砂のバトル 佐伯美香 二宮清純 2008年7月25日 熱砂のバトル 佐伯美香2015-09-13T01:00:44+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 「ビーチバレーに転向してから性格が悪くなりましたね。いかに相手を騙せるかっていうゲームですから……」 冗談めかして佐伯美香は言い、こう続けた。「わざとこっちに打つよ、と見せかけておいて実は反対に打った 続きを読む
第340回 “英雄原点”社会人の誇りに「野茂賞」を 二宮清純 2008年7月23日 第340回 “英雄原点”社会人の誇りに「野茂賞」を2015-09-13T00:59:08+00:00 二宮清純「唯我独論」 もう随分前の話だが、現役引退を表明した野茂英雄に「野球をやっていて一番うれしかったシーンは?」と聞いたことがある。メジャーリーグでの2回のノーヒッターか、はたまたドジャース時代の2回の地区優勝か、あ 続きを読む
第293回 体を張って野球の王道を貫く「世界の王」 福岡ソフトバンクホークス・王貞治監督 二宮清純 2008年7月22日 第293回 体を張って野球の王道を貫く「世界の王」 福岡ソフトバンクホークス・王貞治監督2015-09-13T00:47:14+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 その姿は怒っているというよりも必死になって訴えかけているように映った。 さる7月8日、西武ドームでの埼玉西武対福岡ソフトバンク戦。7回二死一塁から中西健太が左越えの2ベースを放ち、一塁走者の代走・明 続きを読む
第339回 新鮮に感じた2人の老将の振る舞い 二宮清純 2008年7月16日 第339回 新鮮に感じた2人の老将の振る舞い2015-09-13T00:59:09+00:00 二宮清純「唯我独論」 会釈をしない。相手の目を見て話さない。相手が近くにいるのに、わざわざメールで用件を伝える。そんな若手社員が増えているという話を、ある企業の人事担当者から聞いた。「通信機器が発達するにつれ、人間本来が 続きを読む
第292回 星野監督の思い入れに潜む死角 二宮清純 2008年7月15日 第292回 星野監督の思い入れに潜む死角2015-09-13T00:47:14+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 北京五輪で金メダルを目指す星野ジャパンのキーマンは、2軍から1軍に上がってきたばかりの上原浩治(巨人)である。先頃、発表された代表候補39人にも名を連ねていた。 星野仙一監督が不調の上原に最後までこ 続きを読む
開花した才能 城島健司<後編> 二宮清純 2008年7月11日 開花した才能 城島健司<後編>2015-09-13T01:00:45+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 「この人は右に曲がるのか、それとも左に曲がるのか。最初のうちはわからなかったのですが何度もやっているうちにピタッと当たるようになってきた。コツを心得ると意外に簡単で、歩き出す前、爪先がちょっと左を向い 続きを読む