第775回 野球部は部員不足 少子化と用具高騰 スポーツコミュニケーションズ 2023年9月19日 第775回 野球部は部員不足 少子化と用具高騰2023-09-19T21:52:43+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 甲子園の盛り上がりをよそに、高校野球人口は減少の一途をたどっている。高野連の調査によると、今年5月末時点での硬式部員数は、昨年から2902人減の12万8357人。これで9年連続の減少となった。言うま 続きを読む
第1123回 世界最高峰へ「デスゾーン」突き進む桜の戦士たち 二宮清純 2023年9月13日 第1123回 世界最高峰へ「デスゾーン」突き進む桜の戦士たち2023-09-13T12:53:30+00:00 二宮清純「唯我独論」 代表チームがスローガンに掲げた「ONE TEAM」が新語・流行語年間大賞に選ばれたのは、2019年の暮れことだ。この年に行われたラグビーW杯日本大会で、日本代表は史上初のベスト8進出を果たした。 3 続きを読む
第255回 無敵の井上尚弥「最強論」の主役 二宮清純 2023年9月12日 第255回 無敵の井上尚弥「最強論」の主役2023-09-08T12:03:32+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 ボクシングにおいて、「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強」なる概念をつくったのは、米国のボクシング専門誌「ザ・リング」の初代編集長ナット・フライシャーである。 あらゆる階級を通じて、一番強いボ 続きを読む
第1122回 日本バスケ界の“体たらく”を変えた川淵三郎氏 二宮清純 2023年9月6日 第1122回 日本バスケ界の“体たらく”を変えた川淵三郎氏2023-09-06T14:59:44+00:00 二宮清純「唯我独論」 日曜日の夜、たまたま情報番組を見ていたら、コメンテーターの木村太郎が「今回のヒーローは川淵三郎さんだと思う。10年前のバスケ界は分裂していて国際試合どころではなかった」と語っていた。バスケットボール 続きを読む
第774回 金田正一に「カネムラさん」の抱腹 二宮清純 2023年9月5日 第774回 金田正一に「カネムラさん」の抱腹2023-09-08T12:11:45+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 ジャイアント馬場が生前、ある民放テレビ局に足を運んだ時のことだ。<この原稿は2023年9月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 受付で、軽く手を挙げ、入館しようとすると、受付嬢に呼び止められてし 続きを読む
第1121回 受け継がれるトミー・ジョン手術生みの親の遺志 二宮清純 2023年8月30日 第1121回 受け継がれるトミー・ジョン手術生みの親の遺志2023-08-30T16:15:56+00:00 二宮清純「唯我独論」 エンゼルス大谷翔平が右肘じん帯を損傷したことにより、再びトミー・ジョン手術(側副じん帯再建術)を受けるかどうかに注目が集まっている。 言うまでもなく同手術の生みの親は、フランク・ジョーブ博士だ。博士 続きを読む
ブライトンの光 真壁伸弥 二宮清純 2023年8月24日 ブライトンの光 真壁伸弥2023-08-30T15:38:32+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 <この原稿は2016年6月5日号『ビッグコミックオリジナル』(小学館)に掲載されたものです> ラグビーW杯史上最大のグレート・アップセット(大番狂わせ)と呼んでも過言ではあるまい。 2015年9月1 続きを読む
第1120回 「止まっていた時計がやっと」高野進の言葉だから重みがある 二宮清純 2023年8月23日 第1120回 「止まっていた時計がやっと」高野進の言葉だから重みがある2023-08-23T11:34:35+00:00 二宮清純「唯我独論」 1932年ロサンゼルス五輪(陸上男子200メートル、400メートルリレー、1600メートルリレー)に出場し、リレー2種目で5位入賞を果たした中島亥太郎は、30年から33年にかけて400メートルの日本 続きを読む
第254回 W杯サモア戦、失敗を良薬に! スポーツコミュニケーションズ 2023年8月22日 第254回 W杯サモア戦、失敗を良薬に!2023-08-22T21:12:12+00:00 二宮清純「スポーツのツボ」 ラグビーW杯フランス大会まで、3週間を切った。日本ラグビー協会は、大会の目標を「ベスト8以上」に置いている。 抽選の結果、日本が入ったのはD組。イングランド(世界ランキング6位=8月21日時点)、ア 続きを読む
第1119回 忘れられぬ03年 桜の戦士勇気付けた“戦メリ” 二宮清純 2023年8月16日 第1119回 忘れられぬ03年 桜の戦士勇気付けた“戦メリ”2023-08-16T21:23:57+00:00 二宮清純「唯我独論」 米英でアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本龍一が世を去ったのは今年3月28日のことである。すぐに不世出の音楽家を偲ぶ追悼番組が各局で組まれ、茶の間には代表曲である映画『戦場のメリークリスマス』(1983 続きを読む