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二宮清純「プロ野球の時間」

第775回 野球部は部員不足 少子化と用具高騰

 甲子園の盛り上がりをよそに、高校野球人口は減少の一途をたどっている。高野連の調査によると、今年5月末時点での硬式部員数は、昨年から2902人減の12万8357人。これで9年連続の減少となった。言うま
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二宮清純「唯我独論」

第1123回 世界最高峰へ「デスゾーン」突き進む桜の戦士たち

 代表チームがスローガンに掲げた「ONE TEAM」が新語・流行語年間大賞に選ばれたのは、2019年の暮れことだ。この年に行われたラグビーW杯日本大会で、日本代表は史上初のベスト8進出を果たした。 3
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二宮清純「スポーツのツボ」

第255回 無敵の井上尚弥「最強論」の主役

 ボクシングにおいて、「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強」なる概念をつくったのは、米国のボクシング専門誌「ザ・リング」の初代編集長ナット・フライシャーである。 あらゆる階級を通じて、一番強いボ
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二宮清純「唯我独論」

第1122回 日本バスケ界の“体たらく”を変えた川淵三郎氏

 日曜日の夜、たまたま情報番組を見ていたら、コメンテーターの木村太郎が「今回のヒーローは川淵三郎さんだと思う。10年前のバスケ界は分裂していて国際試合どころではなかった」と語っていた。バスケットボール
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二宮清純「プロ野球の時間」

第774回 金田正一に「カネムラさん」の抱腹

 ジャイアント馬場が生前、ある民放テレビ局に足を運んだ時のことだ。<この原稿は2023年9月4日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 受付で、軽く手を挙げ、入館しようとすると、受付嬢に呼び止められてし
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二宮清純「唯我独論」

第1121回 受け継がれるトミー・ジョン手術生みの親の遺志

 エンゼルス大谷翔平が右肘じん帯を損傷したことにより、再びトミー・ジョン手術(側副じん帯再建術)を受けるかどうかに注目が集まっている。 言うまでもなく同手術の生みの親は、フランク・ジョーブ博士だ。博士
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二宮清純「唯我独論」

第1120回 「止まっていた時計がやっと」高野進の言葉だから重みがある

 1932年ロサンゼルス五輪(陸上男子200メートル、400メートルリレー、1600メートルリレー)に出場し、リレー2種目で5位入賞を果たした中島亥太郎は、30年から33年にかけて400メートルの日本
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二宮清純「スポーツのツボ」

第254回 W杯サモア戦、失敗を良薬に!

 ラグビーW杯フランス大会まで、3週間を切った。日本ラグビー協会は、大会の目標を「ベスト8以上」に置いている。 抽選の結果、日本が入ったのはD組。イングランド(世界ランキング6位=8月21日時点)、ア
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二宮清純「唯我独論」

第1119回 忘れられぬ03年 桜の戦士勇気付けた“戦メリ”

 米英でアカデミー賞作曲賞を受賞した坂本龍一が世を去ったのは今年3月28日のことである。すぐに不世出の音楽家を偲ぶ追悼番組が各局で組まれ、茶の間には代表曲である映画『戦場のメリークリスマス』(1983
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