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二宮清純「唯我独論」

第1115回 悩ましいAIとスポーツとの関係

 生成AI(人工知能)に関するニュースを目にしない日はない。もはや賛成か反対かという段階はとうに過ぎ、権利侵害を引き起こさないよう、どうルールを整備していくか、規制の網をかけていくかに論点は移りつつあ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第771回 杉下茂、「消える魔球」の正体

 視界から「消える」のだから「魔球」以外の何物でもない。さる6月12日、97歳で大往生を遂げた杉下茂さん(中日など)は、日本で初めて「魔球」を投げた投手として知られる。<この原稿は2023年7月17日
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二宮清純「唯我独論」

第1114回 大谷に触発された「おれだってやらまいか」に期待

 経済誌が「日本の名経営者」なる特集を組み、アンケートを取ると松下幸之助や稲盛和夫と並んで必ず上位にランクインするのがホンダ創業者の本田宗一郎である。 そのエネルギッシュな仕事ぶり、自らを「町工場のオ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第251回 ジャイアント馬場とプロレス「大男」のリベンジ

 昔から、大男を揶揄することわざは、山のようにある。「馬鹿の大足」「うどの大木」「大男総身に知恵が回りかね」「大男の見掛け倒し」 その一方で、小男には、比較的好意的なものが多い。「山椒は小粒でもぴりり
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二宮清純「唯我独論」

第1113回 スタジアム・アリーナの天災時の活用をもっと言及すべき

 少なくとも私が30代、40代の頃、「線状降水帯」なる気象用語を耳にしたことは一度もない。地球温暖化の進行が因をなしているのだろうか。 そもそも「線状降水帯」とは何か。<次々と発生する発達した雨雲(積
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二宮清純「唯我独論」

第1112回 プライドが衝突 マウンドは“人間交差点”

 投手にとって最高の良薬は白星である。しかも678日ぶりとあらば、喜びもひとしおだろう。 さる23日(日本時間24日)、ツインズの前田健太がタイガース戦に先発し、今季初勝利をあげた。3対0とリードした
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二宮清純「スポーツのツボ」

第250回 ラグビーW杯、木田晴斗への期待

 2シーズン目のリーグワンは、トップリーグ時代も含めスピアーズ(クボタ)の初優勝で幕を閉じた。 その4日後、日本ラグビー協会は、9月開幕のW杯フランス大会に向け、代表36人と代表候補10人を発表した。
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二宮清純「唯我独論」

第1111回 “精密機械・北別府”生んだ「怪物」への対抗心

 先週の金曜日に65歳で帰らぬ人となった元広島のエース北別府学さんは「技巧派」や「軟投派」と呼ばれることを嫌っていた。「その言い方には逃げたりかわしたりしているイメージがある」。こちらにそんなつもりは
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二宮清純「プロ野球の時間」

第769回 侍ジャパン次期監督にあの大物!?

 今春のWBCで、野球日本代表(侍ジャパン)を3大会ぶり3度目の世界一に導いた栗山英樹監督が任期満了退任となったことを受け、次期監督選びが熱を帯びてきた。<この原稿は2023年6月26日号『週刊大衆』
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