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二宮清純「プロ野球の時間」

第337回 日本では珍しい「左利きの右打者」

 ここまで打ちまくれば、もはや「春の椿事」と一笑に付すことはできまい。 5月10日現在、115打数43安打、打率3割7分4厘。巨人の坂本勇人が当たるを幸いとばかりに打ちまくっている。 坂本といえば、昨
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二宮清純「プロ野球の時間」

第336回 「監督の器」とは何かをその身で語る名将 ドジャース ジョー・トーリ監督

 メジャーリーグ、ナショナル・リーグ西地区で首位を快走するドジャースの指揮官、ジョー・トーリといえばメジャーリーグを代表する名将だ。 ヤンキース時代、4度の「世界一」と6度のリーグ制覇を成し遂げている
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第52回 野村監督の“ボヤキ”は期待の表れ

 いよいよ交流戦がスタートし、プロ野球(NPB)では全国で熱戦が繰り広げられています。交流戦はペナントレースを占う大事な戦いですので、どのチームもここで勢いをつけようと躍起になっていることでしょう。し
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二宮清純「プロ野球の時間」

第335回 PL学園OBがプロで成功する理由

 4月18日の東京ヤクルト対広島戦、好投のマエケンこと前田健太は、ヤクルト宮本慎也に1発を浴びただけで敗戦投手になった。7回を、わずか5安打におさえたにもかかわらず……。 振り返って思った。マエケンも
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二宮清純「プロ野球の時間」

第334回 修羅場くぐり「日本一のキャッチャー」へ 広島東洋・石原慶幸捕手

 WBCで連覇を果たした侍ジャパン。侍大将の原辰徳監督を総合コーチとして支えたのが元西武監督の伊東勤である。 伊東といえばキャッチャーとして8度の日本一を誇る名捕手である。監督としても2004年に日本
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二宮清純「プロ野球の時間」

第333回 井川、阪神復帰の条件と可能性

 上原浩治(オリオールズ)に続き、川上憲伸(ブレーブス)もメジャーリーグデビューを白星で飾った。 二人ともコントロールがいいから大崩れしない。今後もローテーションの柱としての期待が持てる。 一方、すっ
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二宮清純「プロ野球の時間」

第332回 松井秀喜は『長嶋超え』を果たしたのか!?

 メジャーリーグで日本人初の開幕4番を務めたヤンキースの松井秀喜が高らかに復活を告げる開幕アーチを放った。 2006年から左手首、右ヒザ、左ヒザと3年連続でメスを入れ、満身創痍の状態。昨季はわずか9本
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二宮清純「プロ野球の時間」

第331回 再生工場もお手上げ……が新天地で開花へ 東京ヤクルト・一場靖弘投手

 ノーコンと聞けば、真っ先に思い浮かぶのが一場靖弘だ。ストライクが入らない。四球で塁上を埋め、ストライクを取りにいったところを狙い打ちされる。4年間、その繰り返しだった。「再生工場」の異名をとる東北楽
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