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二宮清純「プロ野球の時間」

第329回 センバツで魅せた逸材が狙う「日本の星」 花巻東高校・菊池雄星投手

 ゆっくり投げているように見えるが、ボールはバッターの手元でビュッと伸びているようだ。好投手の証拠である。 初戦の鵡川(北海道)戦で152キロをマークした花巻東(岩手)の大型サウスポー菊池雄星の評価が
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二宮清純「プロ野球の時間」

第328回 名将は「孤独」を楽しむ

 いつだったか、東北楽天・野村克也監督が懐かしそうな口ぶりでこう語ったことがあった。「どの監督でも影響を受けた監督に似てくると思うんです。私自身もふっと鶴岡一人さんの影響を受けているな、と思うことがあ
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第50回 田中将は松坂の3年目を超えられるか!?

 昨日は周知の通り、原辰徳監督率いる日本代表が決勝で韓国を延長の末に破り、WBC連覇を達成しました。皆さんの中にも“侍ジャパン”に魅せられ、喜びを爆発させた人も少ないないでしょう。日本野球界にとっても
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二宮清純「プロ野球の時間」

第327回 守備要員から打撃職人にスイッチなるか 中日・藤井淳志外野手

「春の椿事」といったら怒られるだろうか。 目下(3月16日現在)、打率4割6分9厘、4本塁打、12打点でオープン戦の3冠王。中日の藤井淳志が当たるを幸いとばかりに打ちまくっている。 もっとも本人は数字
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二宮清純「プロ野球の時間」

第326回 オリックスはパの台風の目か!?

 1980年代から90年代にかけて、最強のプロ野球チームは西武だった。8度の日本一と13度のリーグ優勝を達成している。西武王朝を築き上げたのは森祇晶だ。チームを6度の日本一と8度のリーグ優勝に導いた。
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二宮清純「プロ野球の時間」

第325回 独立リーグから巣立ったスピードスター 福岡ソフトバンク・金無英投手

 レッドワーブラーズの出身と聞いて、すぐに「あそこか」とわかる人は、余程の野球ファンである。大概の人は「どこ、それ? アメリカの独立リーグ?」と戸惑うのではないか。 日本初のプロ野球独立リーグ「四国・
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二宮清純「プロ野球の時間」

第324回 ダルビッシュ激怒の背景と対策

「無視します。そんなのは勝手にボールにすればいい」 これはもう審判団への宣戦布告と言ってもいいだろう。 キャンプでのシート打撃登板中に、投球動作に入るまでに15秒以上経過したとして「ボール」と判定され
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