トーナメントの頂上まで、あと一歩だった。明治神宮大会で北海道2連盟代表の星槎道都大は決勝で日体大に0対3で敗れたものの、北海道勢として初の準優勝を果たした。6月の全日本選手権も含め、道内の大学が大学日本一を決める大会で […]
秋は野球選手にとって「解雇」の季節でもある。笑顔でユニホームを脱げる選手は、ほんの一握りに過ぎない。 そんな中、横浜DeNAの「戦力外リスト」に、ひとりのベテラン選手の名前が載った。37歳の久保康友である。 […]
<この原稿は1993年6月号『DENiM』(小学館)に掲載されたものです> 「ウチのコーチから“日本代表入り”の話を耳にしたときは、冗談かと思いました。“悪い冗談はやめて、本当の用件は?”と聞き返してしまっ […]
CSファイナルステージで横浜DeNAに敗れた理由のひとつに左のリリーフ投手不足があった。筒香嘉智、梶谷隆幸らに対し、「“左殺し”がいればなァ……」と思える場面が何度かあった。 カープの“左殺し”と言えば、ま […]
外国人プロレスラーとして初めて旭日双光章を受章したザ・デストロイヤー(本名リチャード・ベイヤー)が力道山やジャイアント馬場、アントニオ猪木相手に死闘を繰り広げていなければ、日本でプロレスがこれほどメジャーになることはな […]
日本的な表現を用いれば「刀折れ、矢尽きた」ということだろう。 8ラウンドのゴングが鳴る直前だった。チャンピオンのアッサン・エンダム(フランス)は立ち上がるや、やにわにグローブの紐をほどき始めた。 […]
70年代から80年代にかけて、「TVジョッキー」という番組があった。司会は土居まさる。なかなかの人気番組で11年も続いた。その中に「奇人・変人」というコーナーがあった。風変わりな芸を披露した者には白いギターが与えられる […]
中国新聞社が広島の本拠地マツダスタジアムで行ったセ・リーグMVPを予想するアンケートによると、1位は外野手の丸佳浩で46%を占めた。2位はリーグ2位の15勝(3敗)をあげている薮田和樹で、22%だった。 妥 […]
さらに考察を深めたい。“投壊”を招いた第二の原因として、指導方法にも問題があるのではないか。石毛、西山の制球難は今に始まったことではないのに、どこまで踏み込んで指導が行われたかは疑わしい。疲れのたまる夏場や終盤での、“ […]
カープはこれまでに、のべ6人のベストナインキャッチャーを送り出している。達川光男が3回、(84、86、88年)、西山秀二が2回(94、96年)、石原慶幸が1回(16年)だ。 参考までに紹介すれば、キャッチャ […]
「キャッチャーは潰しがきかないポジション」。かつて、そんな話をよく耳にした。外野なら3つ、内野なら4つポジションがあるがキャッチャーはひとつしかない。コンバートは容易ではなく、本業で失敗したらもう後がない、という意味だ。 […]
ドラフト会議――それはプロ野球の裏方であるスカウトたちが1年に1度だけ脚光を浴びる日でもある。そこで今回は私が直に耳にしたスカウトたちの「名言」を紹介してみたい。 ①「母親はしっかり者がいい」。これは九州を中心にスカウ […]
サッカーJ1、横浜F・マリノスの中澤佑二をして「Jリーグの鉄人」と呼んでも過言ではあるまい。 さる7月1日、大宮アルディージャ戦でリーグ戦140試合連続フルタイム出場を達成。この時点でフィールド […]
小さなテークバックから切れのいいストレートとクセ球を表情ひとつ変えずに淡々と投げ込む薮田和樹投手には“眠狂四郎”のようなイメージがある。 眠狂四郎といっても、若い読者はピンと来ないかもしれない。柴田錬三郎の […]
「テイク・ア・ニー」。国歌斉唱時に片ヒザをつく行為が黒人選手を中心にNFL、MLBで続出している。 元はと言えば昨年8月、NFLサンフランシスコ49ersのQBコリン・キャパニックが白人警官の人種差別的行為に抗議するため […]
7対1と6点のリードがあるにもかかわらず、9回裏、福岡ソフトバンク監督の工藤公康は迷うことなくデニス・サファテを締めくくりのマウンドに送った。 9月16日、埼玉西武の本拠地メットライフドーム。サファテは3安 […]
今季のプロ野球、球界の“盟主”巨人はリーグ4位に終わった。2006年以来のBクラス。球団史上初めてクライマックスシリーズに進めなかった。先発に菅野智之(17勝5敗)、マイルズ・マイコラス(14勝8敗)、田口麗斗(13勝 […]
柔道用語は世界中に普及している。日常生活においても、しばしば用いられる。それは「イッポン(一本)や「ワザアリ(技あり)」に限った話ではない。コーカサス山脈の南に位置するジョージアで「ケイコク」(警告)を告げられた時には […]
奇妙な記者会見だった。 ホームで豪州に2対0と完勝し、6大会連続となるワールドカップ(W杯)出場を決めたにもかかわらずバヒド・ハリルホジッチ監督の表情は強張っていた。 「実は私には、プライベートで […]
注目のドラフト会議まで、残すところあと20日あまり。言うまでもなく今年の最大の目玉は高校通算111本塁打の清宮幸太郎(早実)だ。 しかし、カープは清宮を指名しない方針を既に打ち出している。「清宮はいい選手だ […]
今は亡き荒川博が一本足打法を伝授しなかったら王貞治の通算ホームラン数は868本に達していなかっただろう。同様に長嶋茂雄が「4番1000日構想」を掲げ、松井秀喜に英才教育を施していなかったら、ワールドシリーズでMVPを獲 […]
プロ野球がセ・リーグとパ・リーグに分立したのは1950年。つまり今年は2リーグ制となって68年目のシーズンだ。 この間、セ・リーグで2連覇を果たした球団は盟主・巨人を除くと広島(1979~80年)、(201 […]
サッカー日本代表はここ数年、主にポゼッションサッカーで世界と戦ってきた。しかし、2015年から代表の指揮を執るヴァイッド・ハリルホジッチ監督はカウンターサッカーを標榜する。今年9月に行われた日本代表メンバー発表の席でポ […]
これほど殺風景な星取表は見たことがない。上位陣は休みを意味する「や」ばかりだ。珍しく早起きした月曜日の朝、電卓片手に秋場所の「や」の数を数えてみた。 驚いたことに90もあった。その内訳は次のとおり。横綱・白 […]
プロテニスプレーヤー伊達公子の2度目の引退記者会見の舞台は思い出の詰まった東京・有明コロシアムだった。 1996年4月28日、日本対ドイツのフェド杯ワールドグループ1の1回戦。世界ランキング7位 […]