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二宮清純「プロ野球の時間」

第456回 来季ドラフトまでどれだけデカくなるか 亜細亜大・東浜巨投手

 まだ3年生ながら、松沼雅之(東洋大−西武)が保持していた通算15完封の東都大学野球リーグ記録に並んだ。来シーズンオフのプロ野球ドラフト会議の超目玉だろう。 亜大の東浜巨は9月4日、日大相手に7安打シ
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第501回 世界を仕留める「ヒットマッスル」

 主に広背筋のことをボクシングの世界では「ヒットマッスル」と呼ぶ。パンチ力の源とされている。「ヒットマン」の異名を取ったトーマス・ハーンズ(米国・元5階級王者)にインタビューしたのは、今から21年前の
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向井ジャパン、善戦の功罪

 ラグビーW杯ニュージーランド大会の開幕が目前に迫ってきている。ジョン・カーワンヘッドコーチが率いる日本代表の目標は過去最高の2勝をあげることだ。だが、1991年イングランド大会でW杯初勝利をあげて以
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第500回 克服すべき「義足ランナー」への好奇の目

 熱戦が続く韓国・大邱での陸上世界選手権。ファイナルに進出できなかったものの、男子400メートルに出場した義足ランナー、オスカー・ピストリウス(南アフリカ)には大きな拍手が送られた。 周知のようにピス
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二宮清純「プロ野球の時間」

第454回 CS狙える戦力底上げに貢献した眼力 広島・エリック・シュールストロム駐米スカウト

 開幕前には下馬評の低かったカープが、曲がりなりにもクライマックスシリーズ進出争いに加わっていられるのは、青い目のスカウトのおかげだろう。 エリック・シュールストロム。カープファンでも、その存在を知る
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第499回 少年少女よ「小石」にスポーツを学べ

 外で遊ぶ子供が減っているという報告がある。確かに昨今、相撲をとるどころかキャッチボールをする子供にも、とんとお目にかかれなくなった。「三丁目の夕日」の世界は遠のくばかりだ。 そもそも「SPORT」の
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二宮清純「プロ野球の時間」

第453回 不平等WBC、米国に「NO」を!

 どうもメジャーリーグ関係者は日本のプロ野球を植民地扱いしたいようだ。 先頃、労組・日本プロ野球選手会が、13年3月開催予定の第3回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に、条件が改善されない場
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ベテランの気概 木村和司

“ミスターマリノス”が、名門復活へ着実に成果をあげつつある。Jリーグの横浜F・マリノスで指揮を執る木村和司は、現役時代、司令塔として活躍し、“ミスターマリノス”と呼ばれた名プレーヤーだ。FKの名手とし
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第498回 如水館・迫田監督 38年前と同じ真骨頂

 懐かしい野球を観た。これぞ迫田穆成の野球である。そして、春夏合わせて計7度の全国優勝を誇る名門・広島商が強かりし頃に得意としていた野球である。 ベスト8の座をかけた如水館(広島)対能代商(秋田)戦は
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