第373回 元練習の虫は「ボビー流」をどう変えるか 千葉ロッテ・西村徳文監督 二宮清純 2010年2月9日 第373回 元練習の虫は「ボビー流」をどう変えるか 千葉ロッテ・西村徳文監督2015-09-13T00:47:06+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 人気者だったボビー・バレンタインの後を継いだわけだから立場的には大変である。 昨秋、千葉ロッテの監督に就任した西村徳文は自他ともに認める「叩き上げの男」である。 社会人野球の鹿児島鉄道管理局を経て1 続きを読む
貴花田研究序説<前編> 二宮清純 2010年2月7日 貴花田研究序説<前編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 数ある格闘技の中で、最も短時間で勝負のつくのが相撲である。参考までに言えば、九州場所千秋楽の中入り後、一取組あたりの平均所要時間はわずか9.4秒だった。「相撲は立ち合いがすべて」といわれる所以である 続きを読む
第420回 朝青龍 力道山の悲劇に学べ 二宮清純 2010年2月3日 第420回 朝青龍 力道山の悲劇に学べ2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 プロレスラーの力道山が東京・赤坂のクラブ「ニューラテンクォーター」で暴力団員と口論の果てにもみ合いとなり、ナイフで腹を刺されたのは1963年12月8日のことだ。その1週間後、突如として容体が悪化し、 続きを読む
第372回 「国際基準」で日本野球は変わるか? 二宮清純 2010年2月2日 第372回 「国際基準」で日本野球は変わるか?2015-09-13T00:47:07+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 プロ野球のカウントコールは今季からストライクよりもボールが先になる。 つまり「ワンストライクツーボール」は「ツーボールワンストライク」となる。 日本のプロ野球ファンには違和感があるかもしれないが、国 続きを読む
第419回 貴乃花の“やむにやまれぬ大和魂” 二宮清純 2010年1月27日 第419回 貴乃花の“やむにやまれぬ大和魂”2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 「かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂」。幕末、吉田松陰が米国に密航を企てたが失敗。江戸へ護送される途中、高輪・泉岳寺で赤穂浪士の故事に託して詠んだ歌である。 損になるどころか、 続きを読む
第371回 運命のいたずらを糧に駆け抜けた人生 元巨人ジャイアンツ・阪神タイガース 小林繁氏 二宮清純 2010年1月26日 第371回 運命のいたずらを糧に駆け抜けた人生 元巨人ジャイアンツ・阪神タイガース 小林繁氏2015-09-13T00:47:07+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 巨人、阪神でエースとして活躍した小林繁氏(北海道日本ハム1軍投手コーチ)が1月17日、心不全で急死した。57歳だった。小林氏といえば“江川事件”について触れないわけにはいかない。 78年11月21日 続きを読む
第418回 星一徹ばり名コーチだった桑田氏の父 二宮清純 2010年1月20日 第418回 星一徹ばり名コーチだった桑田氏の父2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 「小学校2、3年生の頃かな。初めて父親にグラブを買ってもらった。僕はもう、うれしくて寝られないわけです。で、学校から一目散に帰ってグラブを手にすると、なんと綿が全部抜いてある。もう何ちゅう親かと思いま 続きを読む
第370回 楽しみな工藤と菊池の“競演” 二宮清純 2010年1月19日 第370回 楽しみな工藤と菊池の“競演”2015-09-13T00:47:07+00:00 二宮清純「プロ野球の時間」 2010年のプロ野球、最大の注目は埼玉西武に入団した球界最年長投手・工藤公康と超高校級左腕・菊池雄星の“競演”である。「20年にひとりの逸材」といわれる菊池を私が初めて見たのは、昨年のセンバツだ。初 続きを読む
松井秀喜とイチロー――海を渡ったライバル物語<後編> 二宮清純 2010年1月17日 松井秀喜とイチロー――海を渡ったライバル物語<後編>2015-09-13T01:00:43+00:00 二宮清純「ノンフィクション・シアター・傑作選」 メディアの視線は松井にばかり集まっているが、どちらが全米を席巻するような活躍をするかとなれば、それは3年目を迎えるイチローだろう。ルーキーの年、イチローは打率3割5分、56盗塁、127得点で二冠に輝 続きを読む
第417回 一門離脱・貴乃花親方は真の改革者 二宮清純 2010年1月13日 第417回 一門離脱・貴乃花親方は真の改革者2015-09-13T00:59:04+00:00 二宮清純「唯我独論」 田中角栄の元秘書で政治評論家の早坂茂三さん(故人)と今はなき「諸君!」という月刊誌で対談したことがある。タイトルは「司令塔の条件」。いきおい話は「加藤の乱」に及んだ。加藤紘一氏が盟友の山崎拓氏と組み 続きを読む