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二宮清純「プロ野球の時間」

第537回 打って守れて主張できるリーダー 日本プロ野球選手会・嶋基宏会長(東北楽天)

 中身は痛烈だが的を射ている。これくらいの荒療治をやらなければ、プロ野球は変わらないのではないか。 NPBが統一球の仕様を無断で変更した問題で労組・日本プロ野球選手会はNPBと、この問題を調査する第三
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上田哲之「貧打のツケ」

 7月7日の七夕の日、大阪はもりあがったのだろうか。 この日の広島-阪神戦の先発は、カープが前田健太で、タイガースがルーキー・藤浪晋太郎。話題の対決といっても過言ではない。 しかし、私は一向にもりあが
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野球

埼玉西武・金子侑司「経験は次に生かしてこそ」 〜ファーム・レポート〜

 6月30日、一軍スタメンに「金子侑司」の名前が久々に登場した。5月18日以来、約1カ月半ぶりのことだ。ルーキーながらオープン戦から結果を出し、見事に開幕スタメンの座をつかんだ金子は、開幕戦でいきなり
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統一球、今は昔の物語――腕力か技術か

 今は昔、世の人々はまだ、真相というものを知らされていない時分のことであった。人間は社会を形成しないと生きていけない動物だが、社会を維持するためには、なぜだか知らないが、どうしても権力者が必要になるら
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二宮清純「會澤翼の長所を伸ばせ!」

 カープで1000本以上のヒットを放ったキャッチャーはいない。常時、クリーンアップを打ったキャッチャーもいない。 キャッチャーの場合、一番の仕事は「打撃よりも守り」だから、打てるキャッチャーがいないか
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野球

谷繁元信「同じ捕手だからわかる古田のすごさ」

 今季2000本安打、さらには1000打点を達成した中日・谷繁元信。横浜、中日の正捕手としてマスクを被り続け、これまでリーグ優勝5回、日本一2回。今や現役では、実力・実績ともに彼の右に出る捕手はいない
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上田哲之「チームとしての“生き方”」

 愕然とする、といえばいいのか、茫然とすると表現すべきか、そういうシーンを見てしまった(見たくはなかったが)。 6月15日、北海道日本ハム戦。故障からの復帰登板となった前田健太は好投するも、打線もブラ
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第101回 色濃くなった混戦のパ&2強4弱のセ

 プロ野球では交流戦の全日程が終了し、21日からはペナントレースが再開しました。今年の交流戦の覇者は福岡ソフトバンクでした。2位以下を見てみると、東北楽天、巨人、千葉ロッテ、オリックス、北海道日本ハム
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