: お久しぶりです。これがTETSUYAさんが開発に携わったダンスパフォーマンスシューズ「DP.01」ですね。そもそも、ダンス用のシューズをつくろうと思ったきっかけは? : EXILEに加入して初めてLIVEに出演した時、バスケットシューズでパフォーマンスをしていました。先輩方も僕も、同じバッシューを履いて踊っていました。そのバッシューは軽い部類だったのですが、みんな「踊る時にはシューズが軽いに越したことはない」と言っていた。それを聞いて、「もっといいシューズはできないかな」と考え始めたんです。
FIFAワールドカップブラジル大会はドイツの優勝で幕を閉じた。 得点王に輝いたのは6ゴールを決めたハメス・ロドリゲス(コロンビア)。彼が着用していたスパイクが今大会向けにadidasが開発した「バトルコレクション」の「adizero(アディゼロ) f50」。ロドリゲスのみならず、得点ランキング2位(5点)のトーマス・ミュラー(ドイツ)、3位タイ(4点)のリオネル・メッシ(アルゼンチン)、ロビン・ファン・ペルシー(オランダ)と上位5名中4選手が、このadizero f50(メッシは限定モデル)を履いていた。大会期間中の全171得点をみてもadizero f50着用選手のゴール数が最多を占め、片足150グラム(FGモデル、27.0センチ)まで軽量化を図ったスパイクがゴールラッシュに寄与したことが結果で表れた格好だ。
やるか。やられるか――。これがadidasが込めたメッセージだ。 ブラジルで開催中のFIFAワールドカップは連日、熱戦が繰り広げられている。4年に1度の大舞台で勝負をかける選手たちにとって、パフォーマンスを支えるスパイクは“戦友”だ。adidasではワールドカップに出場する契約選手へ、最新鋭にして“最終兵器”とも呼べるスパイクを開発した。それが「バトルコレクション」である。
今年4月1日、トレーニング、テニス、アウトドアの3つのラインナップで全世界同時発売された「climachill(クライマチル)」。酷暑環境下でもアスリートがパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、「adidas史上かつてない快適性」を実現したウェアだ。今回はそのclimachillに搭載された最新テクノロジーに二宮清純が迫った。
2006年から読売ジャイアンツとオフィシャルパートナー契約を結んでいるadidas。今年は、球団創設80周年を記念し、新ユニフォームを開発した。白とオレンジを基調とするジャイアンツの伝統を重んじつつ、12球団最多となる22回の日本一達成回数を表わす星マークを左袖につけるなど、斬新なアイディアが採用された新ユニフォームは、ファンにも大好評だ。さらに、ジャイアンツとの関係はユニフォーム提供だけにとどまらない。そこで今回は「野球界の活性化」「野球を通した社会貢献」「ブランドビジネス」の共通理念の下、adidasとジャイアンツが構築してきたスポーツビジネスの新スタイルに迫る。
選手たちが気持ちを一つにするための儀式である「円陣」をコンセプトに開発されたのが、サッカー日本代表が2014FIFAワールドカップブラジル大会で着用するユニフォームである。キャッチコピーは<すべてをかける時が来た。円陣を組め、すべてをかけろ。>。adidasが「円陣」に込めたメッセージとは――。
「ユニフォームは戦闘服でもあるけれど、タキシードでもある」とは、原辰徳監督の言葉だ。いかにも<常に紳士たれ>というチーム憲章をもつ読売ジャイアンツの指揮官らしい。 1934年、日本初のプロ野球球団として、現ジャイアンツの前身、大日本東京野球倶楽部が創設された。日本のプロ野球の歴史は、ここから始まったのである。そのジャイアンツが今年、球団創設 80周年を迎えた。そこで、 06年からパートナーシップを結んでいるadidasでは、 80周年記念にふさわしい新ユニフォームを開発。“キープ・オール”“チェンジ・オール”をテーマに、4つの“ stronger”要素を取り入れた新ユニフォームの誕生秘話に迫る。
: 2014年は内田さんにとっても、日本サッカーにとっても勝負の年になります。2014FIFAワールドカップブラジル大会(ブラジルワールドカップ)グループリーグの組み分けも決まり、サッカー日本代表はコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと同じC組に入りました。率直な感想は? : わからないです(笑)。僕もスカウティングしているわけではないですから、本当にファン・サポーターの方々と同じ目線で「対戦相手はどういうチームなんだろう」という思いです。
: 原監督は2004年に青山学院大学陸上競技部(中・長距離ブロック)の監督に就任されました。きっかけは何だったのでしょう? : 中京大学を卒業後、ランナーとして中国電力に入社したのですが、故障が原因で5年で現役生活を終えました。それからは10年間、中国電力の社員としてサラリーマン生活をしていたんです。その10年間は陸上の世界とは一切の縁を切っていました。テレビも観ませんでしたし、監督やコーチなど関係者ともまったく連絡を取っていませんでした。でも、やはりどこかで陸上への未練があったんですね。そんな時に、青山学院大学OBで、私の世羅高校時代の後輩から「うちの母校が駅伝を強化しようとしているのですが、監督をしてみませんか?」という話をもらったんです。それでぜひ、ということで、04年から監督を務めさせてもらっています。
: TETSUYAさんが「ダンスはスポーツ」と考えるようになったきっかけは? : EXILEに入って3年ほど経った頃、いろいろなことを考えるようになったんです。ダンスを10年以上やってきて、やはり気持ちが高ぶるダンスはHIP-HOP。映像で黒人の方のダンスを見ると、すごくテンションが上がります。でも鏡に映っているのは日本人の自分。追求したい気持ちと、真似しても絶対に敵わないだろうなという葛藤がありました。しかし、この黒人文化をスポーツ的要素として考えれば日本人らしい“何か”が生まれるんじゃないのかなと思ったんです。そこで「ダンスってやっぱりスポーツだな」と。カルチャーだったダンスを、スポーツという分類で認めてもらいたいという気持ちになったんです。
: 先日は日本での大会、お疲れ様でした。今回は初戦で身長196センチのビッグサーバー、ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と当たり、苦戦を強いられましたね。 : サービス一発で決められると、なかなかこちらのプレーができなかったので、難しかったですね。相手を崩した場面もあったのですが、前週のツアーで優勝もしていましたから、勢いがありました。
「スペインの首都は?」「マドリード」「マドリードといえば?」「レアル・マドリード」。では、「東京といえば?」。果たして、「FC東京」と即答する人はどれぐらいいるだろう。現在、サッカーJリーグディヴィジョン1(J1)のFC東京はレアル・マドリードのような「首都クラブ」を目標に日々、育成、強化に励んでいる。
: 昨季のサントリーサンゴリアスはレギュラーシーズンから公式戦を17戦全勝。2年連続で国内タイトル2冠を達成しました。全勝での2冠獲得は現行のシステムになって以降は初の快挙。就任1年目で素晴らしい手腕を発揮しました。 : 僕の力というよりも、一昨季まで2年間、エディー・ジョーンズ(現日本代表ヘッドコーチ)がやってきたアグレッシブ・アタッキングラグビーを継続して、その3年目という意識で昨季をスタートさせました。何か新しいことに取り組むのではなく、いかにエディーがつくってきた文化を定着させるか。その1点に集中していました。
: 三村さん、adidas、TEIJINが共同開発したランニングシューズ「adizero takumi」が発売から1年以上経った今も、人気を博しています。どのようなこだわりが詰まったシューズなのでしょうか。 : 「adizero」には「sen(戦)」と「ren(錬)」の2タイプあるんです。まずはアッパーの部分をTEIJINと1年半ほどかけて開発した高機能メッシュ「Mim−Lite」を使用しています。軽さ、通気性、耐久性、そしてフィット感にとことんこだわりました。TEIJINには14回も改良を重ねてもらいました。「三村さんは厳しいことばかり言われますね」とよく言われましたが、やはり日本一のものを作ろうと思ったら、日本一の努力をせなあかんということ。だから、妥協せずに厳しい注文をさせてもらいました。
去る6月4日、世界の先陣を切ってサッカー日本代表がブラジルで開催される2014 FIFAワールドカップ出場を決めた。現在は、ワールドカップの前哨戦ともいえるFIFAコンフェデレーションズカップブラジル2013で世界の強豪国と熱戦を繰り広げている。今回はそんな日本、いや世界のフットボールシーンを支えるadidasのスパイク、ボールにおける最新テクノロジーを紹介しよう。
「私たちトレーナーのライバルです」 テニスのクルム伊達公子選手や多くのアスリートのパーソナルトレーナーを務めたことでも知られるフィジカルトレーナー中野ジェームズ修一氏が、「プロのトレーナーとして見て、その精度の高さには驚いた」というトレーニングツールがある。アディダスが4月10日に発売したハートレートモニター(心拍計)『miCoach Heart Rate Monitor for Bluetooth SMART』だ。運動中の心拍数を計測し、ひとり一人の心肺機能と目的に合ったパーソナルトレーニングを指示するというもので、そのコンセプトは“あなただけのパーソナルトレーナー”だ。
フィジカルフィットネス――。一般的に筋力、持久性、柔軟性などの基本的な運動能力のことを指す。 近年、サッカーの本場・欧州で多くの日本人選手がプレーするようになった。香川真司のように世界的ビッグクラブで活躍する選手もいる。海外から届く日本人選手への評価でよく耳にするのは「高いテクニックを持っている」。しかし、これは換言すれば、外国人選手のような相手を吹き飛ばすほどのパワーや、何人もの選手を抜き去ってしまうスピードといった、フィジカル面での強さはまだ足りないということでもある。
: プロになって18年目のシーズンは第3節を終えて2ゴール1アシスト。上々の出だしです。 : 昨季は、実は開幕前にインフルエンザにかかってしまったんです。それで1週間ほど入院して、筋肉が落ちてしまいました。まず日常生活に戻るための治療を行って、そこからサッカー選手としてプレーできるように体力を戻していきました。ただ、体調が戻る前にリーグの開幕を迎えてしまったんです。最初はまったく足が動かない。リーグ戦の7試合目くらいでようやく、疲れない体に戻ったという感じでしたね。