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田崎健太「国境なきフットボール」

第83回 トニーニョが感じたブラジルと欧州の違い

――日本のクラブを紹介して欲しい。 かつてブラジルのクラブへ行くと、選手から良くこう声を掛けられたものだった。こちらは取材で来ている。代理人ではないと説明しても、「クラブの人間を知っているだろう、紹介
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錦織圭の偉業は日本の手柄ではない

 悔しすぎて、言葉がない。「人生で最悪の経験、それはW杯の決勝で負けることだ」と言ったクライフの言葉を思い出した。もともとさしたる関心もなく、再び関心を失っていく人たちは「残念」で済むのだろうが、敗れ
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DeNA・中畑監督と東海大四・西嶋投手を結んでみる

 それが自分の生き方なので、としか言いようがないが、茫然と野球を眺めている。 今日もまた、ニューヨーク・ヤンキースのジョー・ジラルディ監督が、ベンチを出てトコトコ小走りに審判の元へ向かう。「チャレンジ
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杉浦大介「NY摩天楼通信」

第275回 “ジーター以降”のヤンキースを憂う

「余計なことを考えず、頭にあるのはヒットを打つことだけ。ただ、打てる球が来たらスイングする。僕のアプローチはキャリアを通じていつも同じで、投手によって変えたりはしないんだ。ただ……もしかしたら変えるべ
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第175回 またもや勝負弱さを露呈した石井慧 〜8.23両国、ミルコ×石井戦を観た後で〜

 石井慧は、ステップアップする上で大切な一戦に勝つことができなかった。 8月23日、両国国技館での『INOKI GENOME FIGHT2』でミルコ・クロコップに額をヒジで切られてTKO負け、昨年大晦
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第211回「贈り物」 〜第94回天皇杯3回戦〜

 今から約15年前のこと……。1999年11月28日(日)、当時、四国リーグに参戦していたアマチュアチームの愛媛FCは、同年のJ2リーグにおいて優勝を成し遂げ、J1昇格を果たしていた川崎フロンターレと
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大野俊三「ZAGUEIROの眼」

第93回 柴崎に狙ってほしい代表レギュラー

 J1も後半戦に入り、優勝争い、残留争いが過熱しつつあります。その中で上位は団子状態です。1位の浦和レッズから4位・川崎フロンターレまでの勝ち点差はわずか2。例年同様、今季も最終節まで決着がもつれ込む
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