日本ハム・吉川光夫、振り払った“背後霊”

 混戦が続くパ・リーグは残り15試合前後となっても優勝の行方がまだ見えない。現在、首位に立つ北海道日本ハムで今季、押しも押されもせぬスターターに成長したのが6年目の吉川光夫だ。昨季まで3年間、白星がなかった左腕は開幕から勝利を重ね、ここまでチームトップの13勝(4敗)。特に苦しい夏場の8月に無傷の4勝をマークして月間MVPを受賞した。防御率1.66はリーグナンバーワンで初タイトルへの期待も高まっている。24歳が突如、化けた理由はどこにあるのか。二宮清純が本人に訊いた。

愛媛・河原純一<前編>「独立リーグで投げる難しさ」 〜アイランドリーグ注目選手に訊く(Vol.4)〜

 20代前半の選手が中心の四国アイランドリーグPlusで、まもなく40歳を迎える選手が奮闘している。愛媛の河原純一(元中日)だ。NPBで延べ16年間に渡って積み上げてきた実績と経験は充分。1995年に駒澤大学から巨人に逆指名(1位)で入団し、02年には抑えに転向して28セーブをあげて日本一に貢献した。その後、西武に移籍し、1年の浪人生活を経て09年からは中日へ。貴重な中継ぎとして落合ドラゴンズのブルペンを支えた。昨季限りで中日から戦力外通告を受けたとはいえ、39歳のベテランが独立リーグで投げ続ける理由はどこにあるのか。リーグの印象や、若い選手たちに伝えたいことも含めて本人へインタビューした。

群馬、後期初の完封勝利で連敗4でストップ 〜BCリーグ〜

9月17日(月) ◇後期 (群馬2勝4敗、HARD OFF ECOスタジアム新潟、1,561人) 新潟アルビレックスBC     0 = 000000000 勝利投手 栗山(4勝11敗) 敗戦投手 佐々木(5勝1敗) セーブ   清水(1勝3敗12S)

ヤンキース・黒田、自己最多の14勝

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は17日、本拠地でのタンパベイ・レイズ戦に先発し、6回4安打4失点ながら今季14勝目(10敗)をあげた。2008年のメジャーリーグ移籍後、ロサンゼルス・ドジャースに在籍していた黒田は昨季の13勝が最多。今季、ヤンキースに移って、これを上回る勝ち星を手にした。試合は6−4でヤンキースが勝利した。

信濃、約2カ月ぶりの3連勝 〜BCリーグ〜

9月16日(日) ◇後期 (信濃5勝3敗、藤岡球場、582人) 群馬ダイヤモンドペガサス  3 = 002000010 勝利投手 カルロス(7勝8敗) 敗戦投手 アポンテ(1勝4敗) セーブ   篠田(3勝1敗17S) 本塁打  (信)マルコス6号満塁        (群)八木1号ソロ

ダルビッシュ、15勝目 岩隈との対決制す

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有は15日、本拠地でのシアトル・マリナーズ戦に先発し、7回2安打1失点で15勝目(9敗)をあげた。一方、マリナーズの先発・岩隈久志は6回途中7安打2失点で5敗目(6勝)を喫した。試合は最終回にリードを広げたレンジャーズが9−3で勝利した。

オリックス・平野佳寿、リリーフの心得

 プロ野球は各チーム残り20試合前後となり、熾烈な上位争いが続いている。パ・リーグではやや蚊帳の外になってしまった最下位のオリックスだが、終盤で接戦にもつれ込むと、そのマウンドには必ずと言っていいほど、この右腕が上がる。リリーフ転向3年目の平野佳寿だ。速球とフォーク、スライダーを武器にセットアッパーとして、昨季はリーグ新の43ホールドをあげた。今季はクローザーの岸田護の不調により、8月から抑えに回っており、彼の出番が増えれば増えるほど、リーグの混戦に拍車がかかると言っても過言ではない。優勝、CS出場のキャスティングボードを握る男に二宮清純が話を訊いた。

愛媛、首位守ってM6 〜アイランドリーグ〜

9月12日(水) (愛媛7勝5敗、JAバンク徳島、315人) 徳島インディゴソックス    2 = 020000000 勝利投手 古舘(5勝3敗) 敗戦投手 山口(8勝5敗) 本塁打  (愛)金城6号3ラン        (徳)中村2号2ラン

香川敗れ、愛媛が単独首位&M7に 〜アイランドリーグ〜

9月9日(日) (徳島6勝3敗1分、オロナミンC、413人) 香川オリーブガイナーズ  1 = 000000100 勝利投手 岩根(5勝6敗1S) 敗戦投手 中野(0勝2敗) セーブ   シレット(4勝2敗7S) 本塁打  (徳)小野2号ソロ

新潟、独走で前後期制覇! 〜BCリーグ〜

 BCリーグの後期シーズンは8日、上信越地区で優勝へのマジックを2としていた首位の新潟アルビレックスBCが勝利し、2位の信濃グランセローズが敗れたため、新潟の前期に続く優勝が決まった。これで昨季の後期から3期連続制覇。高津臣吾兼任監督率いる新潟は8月から9月にかけてリーグ新の12連勝をあげるなど独走し、信濃に9ゲーム差をつけて圧倒した。新潟は29日から始まる地区チャンピオンシップ(2戦先勝制)で1勝のアドバンテージを得て、同地区年間勝率2位チームと対戦する。

山村裕也(元徳島、NPB審判員)「1軍でアイランドリーグ対決をジャッジしたい」

 日本に野球の独立リーグができて今季で8年目となる。リーグを経てNPB入りし、活躍しているのは選手だけではない。コーチや裏方のスタッフなどで華やかな舞台を支えている人材も数多くいる。今季、NPB審判員として採用された山村裕也もそのひとりだ。強肩強打のキャッチャーとして昨季は四国アイランドリーグPlus・徳島のリーグ優勝に貢献。リーグチャンピオンシップでMVPを獲得した25歳は今、2軍の試合で駆け出しの審判として奮闘している。審判の道を選んだ理由や、新しい仕事に対する思いを訊いた。

オリックス・前田(元福井)、プロ初先発初勝利 〜BCリーグ〜

 BCリーグの福井ミラクルエレファンツから2010年にオリックスバファローズ入りした前田祐二が5日、ほっともっと神戸での千葉ロッテ戦でNPB初先発を果たし、6回途中無失点で初白星をあげた。今回、2年ぶりの1軍復帰となった前田は毎回、走者を背負いながらも要所を締め、連敗中のロッテ打線に得点を与えない。5回3分の1で5安打を浴びたものの、スコアボードにゼロを並べ、リリーフ陣に後を託した。BCリーグ出身投手が1軍で勝利するのは、今年5月にリリーフで勝ち投手となった星野真澄(巨人)に続き、2人目。先発での勝利は日本人ではアイランドリーグも含めて独立リーグ初の快挙となった。試合は2−0でオリックスが勝利した。

プロ野球選手会、WBCへ一転参加

 労働組合・日本プロ野球選手会は4日、大阪市内で会合を開き、来年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を表明した。選手会は7月の総会で大会の収益分配見直しなどについて改善が見られないため、1度は不参加を決議。NPB(日本プロ野球組織)側は、その後の主催者との交渉で、代表のスポンサー権が条件付きながら日本側にもあることを確認。代表常設に伴うNPBの収益増加などを材料に説得を行ってきた。今後は大会3連覇へ向けて代表監督を選考し、チームを編成する作業に移る。代表の指揮官には前中日監督の落合博満氏や福岡ソフトバンクの秋山幸二監督らが候補に挙がっている。

ダルビッシュ、14勝目 6回途中までパーフェクト

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有は4日、敵地でのカンザスシティ・ロイヤルズ戦に先発し、7回3安打3失点で14勝目(9敗)をあげた。この日のダルビッシュはストレート、変化球とも冴え、6回2死まで相手打者をパーフェクトに抑える内容。その後、四球と連打で3点を失ったものの、この回以外は完璧なピッチングでレンジャーズに今季80勝目をもたらせた。

新潟、DeNAに敗れてM4変わらず 〜BCリーグ〜

9月3日(月) ◇後期 (横浜1勝1敗、五十公野公園野球場、1,516人)    新潟アルビレックスBC   1 = 001000000 勝利投手 小林公(2勝1敗) 敗戦投手 東(3勝1敗) セーブ   安斉(1勝1敗2S) 本塁打  (新)野呂1号ソロ

マリナーズ・岩隈、8回途中無失点で6勝目

 シアトル・マリナーズの岩隈久志が本拠地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に先発し、7回3分の1を投げて、5安打無失点で6勝目(3敗)をあげた。今季既に16勝をあげているエンゼルス先発のジェレド・ウィーバーに投げ勝ち、これで自身4連勝。試合はマリナーズが2−1で逃げ切って勝利を収めた。

新潟・高津兼任監督が引退表明 〜BCリーグ〜

 BCリーグの新潟アルビレックスBCの高津臣吾投手兼任監督が31日、今季限りで現役を引退すると発表した。91年に亜細亜大からヤクルトに入団した高津は、チームの守護神として4度のリーグ優勝、日本一に貢献。歴代2位の通算286セーブをマークした。04年からはメジャーリーグに渡って2年間で通算27セーブをあげる。再びヤクルトを経て、08年には韓国、10年には台湾でプレー。日米韓台のトッププロリーグでいずれもセーブを記録した投手となった。昨季からはヤクルト時代の先輩でもある橋上秀樹監督(現巨人戦略コーチ)の率いる新潟へ。橋上監督の退任に伴い、今季は投手兼任監督に就任していた。ただ、今季はここまで登板がなく、監督業に専念。指揮を執る新潟は上信越地区を前期制覇すると、後期も独走態勢を築き、優勝へのマジックを7としている。

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