レッドソックス、田澤&上原のリレーで連勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは16日、アメリカンリーグでボストン・レッドソックスがデトロイト・タイガースに1−0で勝利し、2勝1敗と一歩リードした。試合はレッドソックスのジョン・ラッキー、タイガースのジャスティン・バーランダーと両先発が好投し、6回までは両チーム無得点。しかし7回、レッドソックスがマイク・ナポリのソロで均衡を破ると、継投で虎の子の1点を守りきった。田澤純一は8回1死一塁の場面で登板し、トリー・ハンターにヒットを許して一、三塁のピンチを招くも、タイガースの主砲ミゲル・カブレラを空振り三振に仕留める。続く4番のプリンス・フィルダーを迎えたところで抑えの上原浩治がマウンドへ。メジャー屈指の強打者を3球三振で抑え、そのまま9回も無失点に封じて完封リレーを完成させた。

ドジャース、本拠地で1勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは15日、ナショナルリーグで2連敗スタートとなったロサンゼルス・ドジャースがセントルイス・カージナルスを3−0で破り、対戦成績を1勝2敗とした。ドジャースは今季、韓国プロ野球からメジャー移籍して14勝をあげた柳賢振が7回3安打無失点の好投。4回に4番のエイドリアン・ゴンザレスの二塁打などで2点を先行すると、8回にはハンリー・ラミレスのタイムリーで1点を追加した。柳からバトンを受け取ったブルペン陣も無失点で完封リレーを完成させた。

レッドソックス大逆転 上原が勝ち投手 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは14日、アメリカンリーグでボストン・レッドソックスがデトロイト・タイガースにサヨナラ勝ちし、1勝1敗のタイに持ち込んだ。レッドソックスは6回までに5点を失う劣勢だったが、直後に1点を返すと、8回2死満塁から4番のデビッド・オルティスに起死回生の満塁ホームランが飛び出し、同点に追いつく。最終回には上原浩治が急遽、登板して三者凡退に仕留め、その裏、女房役のジャロッド・サルタラマッキアがサヨナラタイムリーを放って大逆転勝ちを収めた。上原はポストシーズン初勝利となった。

タイガース、レッドソックス下して先勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは13日、アメリカンリーグのチャンピオンシップが開幕し、デトロイト・タイガース(中地区優勝)がボストン・レッドソックス(東地区優勝)を1−0で破り、先勝した。タイガースは先発のアニバル・サンチェスが6回までに12三振を奪い、無安打に抑える快投。6回にジョニー・ペラルタのタイムリーであげた1点を5人の投手リレーで守りきった。レッドソックスは7回1死一塁の場面で田澤純一が2番手で登板。打者2人を打ち取ってポストシーズンは5試合すべてで無失点となった。9回には上原浩治もマウンドに上がり、2本のヒットで1死一、二塁のピンチを招きながら、後続を封じて1回を0点に抑えた。

カージナルス、延長制して先勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは12日、リーグチャンピオンシップが開幕し、ナショナルリーグではセントルイス・カージナルス(中地区優勝)がロサンゼルス・ドジャース(西地区優勝)を延長13回の末に下し、先勝した。試合は3回に両チームが2点を取り合った後、投手陣が踏ん張り、延長戦へ。熱戦に終止符が打たれたのは13回。カルロス・ベルトランが1死一、二塁のチャンスからライトへサヨナラタイムリーを放った。

タイガース、リーグチャンピオンシップでレッドソックスと対戦 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは11日、アメリカンリーグでデトロイト・タイガースがオークランド・アスレチックスを3−0で下し、3年連続のリーグチャンピオンシップ進出を決めた。タイガースは4回、ミゲル・カブレラの2ランで先制。投げてはエースのジャスティン・バーランダーが7回2死まで相手打線をノーヒットに封じる好投をみせる。6回にも1点を加えたタイガースは、最後はクローザーのホアキン・ベノアが完封リレーで締めた。タイガースは13日からのリーグチャンピオンシップでボストン・レッドソックスと対戦する。

カージナルス、3年連続のリーグチャンピオンシップ 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは10日、ナショナルリーグでセントルイス・カージナルスがピッツバーグ・パイレーツを下し、3年連続のリーグチャンピオンシップ進出を決めた。カージナルスは2回、デービッド・フリースの2ランで先制。6回にも1点を追加すると、8回にはマット・アダムスの2ランなどで突き放し、試合を決めた。21年ぶりのポストシーズン出場となったパイレーツは王手をかけながら連敗し、力尽きた。カージナルスは12日からのリーグチャンピオンシップでロサンゼルス・ドジャースと対戦する。

レッドソックス、リーグチャンピオンシップへ 上原、田澤が好救援 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは9日、アメリカンリーグでボストン・レッドソックスがタンパベイ・レイズに逆転勝ちし、5年ぶりのリーグチャンピオンシップ進出を決めた。レッドソックスは1点を先行されたが、7回に相手のバッテリーミスに乗じ、試合をひっくり返す。このリードを8回途中から田澤純一、守護神・上原浩治のリレーで守りきった。田澤は8回1死一塁の場面で登板し、代打のマット・ジョイスを空振り三振。後を受けた上原は1回3分の1をパーフェクトに封じ、前日にサヨナラホームランを浴びた雪辱を果たした。

上原、被弾でレッドソックス敗れる ドジャースが突破一番乗り 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは8日、アメリカンリーグでリーグチャンピオンシップ進出に王手をかけていたボストン・レッドソックスはタンパベイ・レイズにサヨナラ負けを喫した。4−4の同点で迎えた最終回、マウンドに上がったのはレッドソックスの守護神・上原浩治。簡単に2死を奪ったが、レイズ4番のホセ・ロバトンに変化球をセンターへ運ばれ、痛恨のサヨナラアーチとなった。レッドソックスの田澤純一は3−3の7回、1死一塁の場面で救援し、相手の3番、4番を打ち取り、3分の2イニングを無失点で抑えた。

ドジャース、パイレーツが王手 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは7日、ナショナルリーグで、ピッツバーグ・パイレーツとロサンゼルス・ドジャースが勝利し、ともにリーグチャンピオンシップ進出へ王手をかけた。パイレーツは3−3の同点で迎えた8回、ペドロ・アルバレスとラッセル・マーティンの連続タイムリーで勝ち越し。カージナルスに2度追いつかれながらも振り切った。ドジャースは4−4と点の取り合いになった3回、エイドリアン・ゴンザレスのタイムリーなどで2点のリードを奪う。さらに4回にはフアン・ウリべの2ランなどで突き放し、13−6と大勝した。

レッドソックス連勝 上原がセーブ 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフ・ディジョンシリーズは6日、アメリカンリーグでボストン・レッドソックスがタンパベイ・レイズに連勝し、リーグチャンピオンシップ進出に王手をかけた。レッドソックスは初回にデビット・オルティスのソロなどで2点を先行すると、小刻みに得点を追加。追いすがるレイズの反撃を、8回は田澤純一、9回は抑えの上原浩治がいずれも3人で切ってとり、7−4で逃げ切った。上原は2三振を奪う完璧な内容で、ポストシーズン初セーブをあげた。

レッドソックス先勝 田澤が打者1人封じる 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは5日、アメリカンリーグのディジョンシリーズがスタートし、ボストン・レッドソックス(東地区優勝)とデトロイト・タイガース(中地区優勝)が先勝した。レッドソックスはワイルドカードゲームを勝ち上がったタンパベイ・レイズに対し、2点を先制されたが、4回に集中打で5点を奪って逆転。5回に3点、8回にも4点をあげて突き放した。投げては先発のジョン・レスターの後を継ぎ、8回2死一、二塁の場面で田澤純一がプレーオフ初登板。レイズの3番ウィル・マイヤーズを直球でライトフライに仕留め、わずか3球で役割を果たした。

ドジャース、カージナルスが先勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは4日、ディジョンシリーズがスタートし、ナショナルリーグではロサンゼルス・ドジャース(西地区優勝)とセントルイス・カージナルス(中地区優勝)が先勝した。ドジャースは序盤にエイドリアン・ゴンザレスの2ランなどで序盤に5点を奪うと、先発のクレイトン・カーショーが7回で12奪三振を奪う快投でアトランタ・ブレーブス(東地区優勝)を6−1で下した。カージナルスは3回にカルロス・ベルトランの3ランなどで一挙7点を先制。9−1でピッツバーグ・パイレーツ(ワイルドカード)に勝利した。アメリカンリーグのディビジョンシリーズは5日に始まる。

レイズ、インディアンス破ってディビジョンシリーズ進出 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは3日、アメリカンリーグのワイルドカードゲームが行われ、タンパベイ・レイズ(東地区2位)がクリーブランド・インディアンス(中地区2位)を4−0で下して、ディビジョンシリーズ進出を決めた。レイズは3回、デルモン・ヤングのソロホームランで1点を先制すると、4回にはデスモンド・ジェニングズのタイムリー二塁打で2点を追加。投げてはアレックス・コブが8安打を浴びながら、7回途中まで無失点ピッチングを続け、その後は継投でインディアンス打線を完封した。レイズはディビジョンシリーズでは東地区優勝のボストン・レッドソックスと5日から対戦する。

パイレーツ、レッズ下してディビジョンシリーズへ 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフが2日、スタートし、ナショナルリーグのワイルドカードゲームが行われた。ピッツバーグ・パイレーツ(中地区2位)とシンシナティ・レッズ(同3位)による同地区対決は、パイレーツが序盤からリードを広げる。2回にマーロン・バードとラッセル・マーティンのソロホームランで2点を先行すると、3回、4回と相手の守備の乱れにも乗じて得点を追加。7回にはマーティンのこの日2本目となるソロでダメを押した。パイレーツは21年ぶりのプレーオフでディビジョンシリーズ進出を決め、中地区優勝のセントルイス・カージナルスと4日から対戦する。

レイズ、プレーオフ進出 レンジャーズ敗退

 メジャーリーグのプレーオフにアメリンカンリーグのワイルドカードで進出する残り1枠を決めるタイブレークが1日、行われ、レギュラーシーズンの成績が91勝71敗で並んだタンパベイ・レイズ(東地区2位)と、テキサス・レンジャーズ(西地区2位)が対戦した。レイズは初回、デルモン・ヤングの犠飛で1点を先制すると、3回にもエバン・ロンゴリアの2ランで2点を追加。その後も小刻みに得点を追加し、6−3でレンジャーズを振りきった。前日の試合で先発したレンジャーズのダルビッシュ有は登板がなく、奪三振王のタイトルを獲得したものの、2年連続のプレーオフ出場は叶わなかった。

レイズとレンジャーズがタイブレークへ ダルビッシュ、奪三振王確定 

 メジャーリーグは30日、各地でレギュラーシーズンの最終戦を迎え、最後までもつれたアメリカンリーグのワイルドカード争いは東地区2位のタンパベイ・レイズと、西地区2位のテキサス・レンジャーズが91勝71敗で並び、10月1日に直接対決でプレーオフ進出チームを決めることになった。プレーオフは2日よりワイルドカードによる進出2チームの対戦からスタートする。

レッドソックス・上原、連続アウト&無失点記録ストップ

 ボストン・レッドソックスの上原浩治が18日、本拠地でのボルチモア・オリオールズ戦に4番手で登板し、1回1失点で今季初黒星(4勝1敗19S)を喫した。上原は先頭のダニー・バレンシアにセンターオーバーの三塁打を許して8月18日から続いていた連続アウトの記録が37人で途切れると、その後、犠飛で失点。7月7日以来の無失点登板も27試合でストップした。試合は2−3でレッドソックスは接戦を落とし、上原は2年ぶりの敗戦投手となった。

メッツ・松坂、1年ぶり勝利

 ニューヨーク・メッツの松坂大輔が15日、マイアミ・マーリンズ戦に先発し、7回2安打1失点で今季初勝利を収めた。8月にクリーブランド・インディアンスを自由契約となり、メッツ入りした松坂は、これが今季5度目の先発。この日はコントロールもよく、ソロホームランによる1失点にとどめ、ボストン・レッドソックスに在籍していた昨年8月以来、約1年1カ月ぶりのメジャーリーグでの白星となった。

松坂、メッツデビューも5回5失点

 クリーブランド・インディアンスを自由契約になり、ニューヨーク・メッツに移籍した松坂大輔が24日、本拠地でのデトロイト・タイガース戦で初先発を果たした。今季メジャー初登板となった松坂だが、初回、2回に2本のホームランを浴びて5失点。その後の3イニングはゼロに抑えたものの、5回6安打5失点で敗戦投手になった。試合は1−6でメッツが敗れた。

松坂、メッツ入り即先発へ

 クリーブランド・インディアンスを自由契約になった松坂大輔がニューヨーク・メッツと契約合意に達した。現地時間22日付で球団が発表した。メジャー契約を結び、同23日のデトロイト・タイガース戦で先発する見込み。メッツは現在、ナ・リーグ東地区3位で58勝67敗と負け越しており、プレーオフ進出は難しい状況だが、先発陣に故障者が相次いでおり、獲得に乗り出した。背番号は「16」に決まった。

イチロー、日米通算4000安打達成!

 ニューヨーク・ヤンキースのイチローが22日、本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦の第1打席でレフト前ヒットを放ち、日米通算4000安打を達成した。日本では1992年にオリックスに入団して9年間で1278安打、メジャーリーグでは2001年からシアトル・マリナーズとヤンキースで2722安打を積み重ねた。メジャーリーグではピート・ローズ(4256本)とタイ・カップ(4191本)が4000安打以上を記録している。メジャー単独の安打数でもイチローは往年の強打者ルー・ゲーリッグ(2721本)を上回り、歴代59位となった。この日のイチローは4打数1安打。試合は4−2でヤンキースが制して3連勝を飾り、花を添えた。

松坂、インディアンスを退団

 クリーブランド・インディアンス傘下の3Aコロンバスに所属していた松坂大輔が現地時間20日付で自由契約となった。本人の希望によるもの。今後は全球団と交渉ができる。今季の松坂は2月にインディアンスとマイナー契約。開幕メジャーの可能性がなくなった時点で1度、自由契約となり、再契約を結んでマイナーで先発を続けていた。ここまで19試合に登板し、5勝8敗、防御率3.92の成績を残している。

A・ロッド、薬物違反で来季終了まで出場停止に

 メジャーリーグ機構は現地時間5日、薬物規定違反により、ニューヨーク・ヤンキースのアレックス・ロドリゲスら13選手に出場停止処分を下した。ロドリゲスは現地8日からの今季残り試合と、来季の全試合の出場が不可能になる重い処分。ロドリゲスは異議申し立てを行う方針で、最終結論が出るまでは8日以降も試合に出場できるという。ネルソン・クルーズ(テキサス・レンジャーズ)、ジョニー・ペラルタ(デトロイト・タイガース)など12選手は8日から50試合の出場停止で、全員が処分を受け入れた。今回の問題では7月にミルウォーキー・ブルワーズのライアン・ブラウンが今季いっぱいの出場停止処分を受けている。

黒田、日本人初の4年連続2ケタ勝利 岩隈も10勝到達

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹は23日、敵地でのテキサス・レンジャーズ戦に先発し、7回6安打無失点で10勝目(6敗)をあげた。黒田はロサンゼルス・ドジャース時代の2010年から11勝、13勝、16勝をあげており、4年連続での2ケタ勝利は野茂英雄(3年連続)を上回り、日本人では初めて。防御率は2.51となり、ア・リーグ2位につけている。ヤンキースは黒田からのリレーで最後は守護神のマリアノ・リベラが締め、2−0で勝利した。1番・ライトで先発出場したイチローは4打数1安打だった。

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