ロイヤルズ、連勝 ジャイアンツ先勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのアメリカンリーグのチャンピオンシップは12日、第2戦が行われ、カンザスシティ・ロイヤルズが、ボルチモア・オリオールズに6−4で競り勝ち、連勝を収めた。ロイヤルズは初回、2番・ライトでスタメン出場した青木宣親のヒットを足掛かりに、エリク・ホズマーのタイムリーで2点を先制する。その後はロイヤルズが突き放すとオリオールズが追いつく展開となったが、最終回にロイヤルズがアルシデス・エスコバル、ロレンゾ・ケーンのタイムリーで2点を勝ち越し。裏の攻撃を守護神のグレグ・ホランドが締めて勝利した。青木は3打数1安打で途中交代した。

ロイヤルズ、延長制して先勝 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのアメリカンリーグチャンピオンシップが12日、スタートし、カンザスシティ・ロイヤルズ(ワイルドカード)が、ボルチモア・オリオールズ(東地区優勝)を延長の末、8−6で破って先勝した。ロイヤルズは3回、アレックス・ゴードンの走者一掃の3点タイムリーなどで4点を先制し、5−1と一時は4点差をつける。しかし、オリオールズは5回に3点を返すと、6回にアレハンドロ・デアザの内野安打で同点に追いつく。試合はその後、両軍譲らず、延長戦に。迎えた10回、ロイヤルズは2本のホームランが飛び出して勝ち越し。裏の反撃を1点でしのいだ。2番・ライトで先発出場した青木宣親は3打数1安打で途中交代した。

カージナルス、ジャイアンツともにリーグチャンピオンシップへ 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズは8日、ナショナルリーグでセントルイス・カージナルスとサンフランシスコ・ジャイアンツがリーグチャンピオンシップ(12日〜)進出を決めた。カージナルスは2点ビハインドの7回、マット・アダムスが逆転3ランを放ち、3−2で勝利。対戦成績を3勝1敗として、4年連続のチャンピオンシップ進出を決めた。

カージナルス、王手 ナショナルズは踏みとどまる 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズは7日、ナショナルリーグでセントルイス・カージナルスが本拠地でロサンゼルス・ドジャースを3−1で下し、2勝1敗としてリーグチャンピオンシップ進出に王手をかけた。カージナルスは1−1で迎えた7回、コルテン・ウォンの2ランで勝ち越し。最後は抑えのトレーバー・ローゼンタールが走者を背負いながらも締めた。

ロイヤルズ、3連勝でリーグチャンピオンシップへ 青木は3安打 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズは6日、アメリカンリーグでカンザスシティ・ロイヤルズと、ボルチモア・オリオールズがともに3連勝を収め、リーグチャンピオンシップ(11日〜)進出を決めた。ロイヤルズはロサンゼルス・エンゼルスに1点を先行された初回、アレックス・ゴードンが満塁の走者一掃となる3点二塁打を放って逆転に成功。3回にはエリク・ホズマーの2ランでリードを広げる。その後も6回に青木宣親のタイムリーが飛び出すなど、着々と得点を重ね、8−3で勝利した。2番・ライトの青木は3打数3安打、1四球と全打席に出塁する活躍だった。

ジャイアンツ、延長18回の熱戦制して王手 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズは5日、ナショナルリーグでサンフランシスコ・ジャイアンツが、ワシントン・ナショナルズを延長18回の末に2−1で破って連勝で王手をかけた。ジャイアンツは0−1で迎えた最終回、2死無走者から粘り、パブロ・サンドバルのタイムリー二塁打で追いつく。その後は両チームの投手陣が踏ん張り、ゼロ行進が続いたが、18回、ブランドン・ベルトがライトスタンドに勝ち越し弾を叩き込み、ポストシーズンゲーム史上最長となる6時間23分の激闘を制した。

ロイヤルズ、連夜の延長制して王手 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズは4日、アメリカンリーグでカンザスシティ・ロイヤルズ(ワイルドカード)と、ボルチモア・オリオールズ(東地区優勝)がともに連勝し、リーグチャンピオンシップ進出に王手をかけた。この日からシリーズがスタートしたナショナルリーグではセントルイス・カージナルス(中地区優勝)と、サンフランシスコ・ジャイアンツ(ワイルドカード)が初戦をモノにした。ロイヤルズはロサンゼルス・エンゼルス(西地区優勝)に対し、1−1で迎えた延長11回、エリク・ホズマーの2ランで勝ち越し。ワイルドカードゲームから3試合連続の延長戦を制した。2番・ライトで先発した青木は4打数0安打だった。

ロイヤルズ、延長制して先勝 青木は好守で貢献 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのディビジョンシリーズが3日、スタートし、アメリカンリーグではカンザスシティ・ロイヤルズ(ワイルドカード)と、ボルチモア・オリオールズ(東地区優勝)が初戦を制した。ロサンゼルス・エンゼルス(西地区優勝)とロイヤルズの一戦は、3回と5回に互いが1点ずつを取り合う接戦となる。6回にはロイヤルズが2死一、二塁のピンチを迎えるも、ライトの青木宣親が大飛球をフェンスに激突しながら好捕。青木は7回2死三塁の場面でも、ライト線際のフライをダイビングキャッチし、勝ち越し点を許さない。両チーム決め手のないまま、延長戦に突入したゲームは11回、ロイヤルズが9番マイク・ムスターカスのソロアーチで勝ち越し。3−2で先勝した。2番・ライトで先発出場した青木は5打数1安打だった。

ジャイアンツ、快勝 ディビジョンシリーズへ 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフは2日、ナショナルリーグのワイルドカードゲームが行われた。ピッツバーグ・パイレーツ(中地区2位)とサンフランシスコ・ジャイアンツ(西地区2位)による一戦は4回、ジャイアンツが満塁のチャンスでブランドン・クロフォードのグランドスラムにより、4点を先制。6回、7回にはブランドン・ベルトの2打席連続タイムリーが飛び出すなど、合計8点をあげて大量リードを奪う。投げては左腕のマディソン・バムガーナーがパイレーツ打線を4安打完封し、快勝した。

ロイヤルズ、激闘制してディビジョンシリーズへ 青木が9回同点犠飛 〜MLBプレーオフ〜

 メジャーリーグのプレーオフが1日、スタートし、アメリカンリーグのワイルドカードゲームが行われた。カンザスシティ・ロイヤルズ(中地区2位)とオークランド・アスレチックス(西地区2位)による一戦はシーソーゲームとなり、初回にアスレチックスが22点を先行すると、ロイヤルズが3回までに3点をあげて試合をひっくり返す。6回にはアスレチックスがブランドン・モスの3ランなどで一気に5点を奪って再逆転したが、ロイヤルズは8回に3点を返し、1点差に詰め寄る。迎えた9回、1死三塁から、この日、2番・ライトでスタメン出場した青木宣親がライトへの犠飛を放ち、7−7の振り出しに戻す。延長戦にもつれこんだ試合は12回にアスレチックスが1点を勝ち越したものの、その裏、ロイヤルズはまたも同点に。最後はサルバドール・ペレスのタイムリーで劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。

青木所属のロイヤルズ、地区優勝は逃す 10月1日からプレーオフ

 メジャーリーグは29日、各地でレギュラーシーズンの最終戦を迎え、最後までもつれたアメリカンリーグ中地区の優勝争いは、中地区首位だったデトロイト・タイガースが勝利し、1ゲーム差でカンザスシティ・ロイヤルズとのデッドヒートを制して4連覇を達成した。またア・リーグのワイルドカード争いも、西地区2位のオークランド・アスレチックスが勝って、同3位のシアトル・マリナーズを1ゲーム差で振り切った。プレーオフは1日よりワイルドカードで進出した2チームの対戦からスタートする。

ヤンキース・田中、2か月半ぶり復帰で13勝目

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が22日、本拠地でのトロント・ブルージェイズ戦で7月9日以来の登板を果たし、6回途中5安打1失点で13勝目(4敗)をあげた。田中は7月9日付で右ヒジ痛を訴えて故障者リスト入り。靭帯の部分断裂と診断され、治療とリハビリを行っていた。ヤンキースは5−2で勝利した。イチローは8番・ライトで出場し、4打数2安打だった。

黒田、日本人初の5年連続2ケタ勝利

 ニューヨーク・ヤンキースの黒田博樹が4日、本拠地でのボストン・レッドソックス戦に先発し、7回4安打1失点で今季10勝目(8敗)をあげた。これで黒田はロサンゼルス・ドジャースに在籍していた2010年から5年連続2ケタ勝利。自身が持つ日本人投手の連続10勝以上の記録をまた1年更新した。ヤンキースは5−1で勝利した。

カブス・藤川、1年2カ月ぶり復帰 1回無失点

 シカゴ・カブスの藤川球児が8日、敵地でのコロラド・ロッキーズ戦でメジャーリーグでは約1年2カ月ぶりの登板を果たした。阪神からFA移籍で2013年にカブスと2年契約を結んだ藤川は、開幕直後にクローザーの座を勝ち取ったが、右腕の痛みを訴え、故障者リスト入り。6月に右ヒジ靱帯の移植手術を受け、リハビリを続けていた。久々のメジャーでのマウンドは6回、無死一、二塁のピンチで2番手として起用され、最初の打者に死球を与えたものの、後続を断って1回を無失点に抑えた。カブスは4−13で敗れた。

和田、メジャー初勝利 ダルビッシュ、3年連続2ケタ勝利

 シカゴ・カブスの和田毅が29日、本拠地でのコロラド・ロッキーズ戦に先発し、7回5安打1失点で待望のメジャーリーグ初勝利をあげた。和田は9日にメジャー初登板初先発を果たし、この日が3試合目の先発。初回を三者連続三振に仕留める絶好の立ち上がりをみせると、ロッキーズ打線を6回に失った1点のみに抑えた。試合はカブスが4−1で勝利した。

ダルビッシュ、1回三者凡退 上原も打者ひとりを三振 〜MLBオールスター〜

 メジャーリーグの第85回オールスターゲームが16日、ミネアポリスのターゲット・フィールドで行われた。試合は初回、今季限りでの引退を表明しているデレク・ジーター(ヤンキース)の二塁打を足がかりに3点を先行。ナショナルリーグはジョナサン・ルクロイ(ブルワーズ)の2打席連続タイムリーなどで追いついたが、5回にア・リーグがマイク・トラウト(エンゼルス)の二塁打で勝ち越し、そのまま5−3で逃げ切って昨年に続く勝利を収めた。日本人で球宴メンバーに選ばれたダルビッシュ有(レンジャーズ)は3回に登板し、1回を三者凡退。上原浩治(レッドソックス)は6回2死二塁の場面でマウンドに上がり、打者ひとりを空振り三振に切って取った。MVPには先制打と決勝打を放ったトラウトが選ばれた。

田中、右ひじ痛でDL入り 代役で上原が球宴初出場

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が現地時間9日、右ひじの炎症により、15日間の故障者リスト(DL)入りした。田中は前日の登板でメジャーリーグ移籍後ワーストとなる10安打を浴びて5点を失い、4敗目を喫していた。試合後、右ひじに痛みを訴え、検査を行っている段階という。DL入りにより、田中は予定されていた14日のボルチモア・オリオールズ戦の先発登板を回避し、選手間投票で選出されていたオールスターゲーム(16日)の出場も困難になった。代わってア・リーグではボストン・レッドソックスの上原浩治が球宴メンバーに選ばれた。上原はメジャー6年目で初のオールスター出場となる。

和田、メジャー初登板は5回1失点

 シカゴ・カブスの和田毅が9日、敵地でのシンシナティ・レッズ戦でメジャー初登板初先発を果たし、5回5安打1失点(自責点0)で勝敗はつかなかった。和田はFA移籍で2012年にボルチモア・オリオールズと2年契約を結んだものの、左ひじの靱帯損傷で手術を受け、ここまでメジャーでの登板がなかった。試合はカブスのリリーフ陣が崩れ、5−6でサヨナラ負け。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた和田のメジャー初白星はお預けになった。

田中、ダルビッシュがオールスター出場

 日本時間16日にターゲット・フィールド(ミネアポリス)で開催されるメジャーリーグのオールスターゲームに出場するア・リーグ、ナ・リーグの選手が発表された。ア・リーグでは1年目ながらリーグトップの12勝をあげている田中将大(ニューヨーク・ヤンキース)とダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)が選手間投票でメンバーに選ばれた。田中は初、ダルビッシュは3年連続の選出。田中は選手間投票のア・リーグ先発部門では最多の327票を集め、ダルビッシュは142票で同部門5位だった。

田中、完投で10勝到達 ダルビッシュはメジャー初完封

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大は12日、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に先発し、6安打2失点の完投で10勝目(1敗)をあげた。10勝はマーク・バーリー(トロント・ブルージェイズ)に並び、アメリカンリーグトップタイ。日本人でメジャーリーグ1年目に2ケタ勝利をあげたのは、2012年のダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)以来、6人目となった。この日の田中は序盤3回をパーフェクトに抑える完璧な立ち上がり。8回までスコアボードに0を並べたが、最終回、ロビンソン・カノに2ランを浴び、今季2度目の完封は逃した。しかし、被弾後は連続三振で試合を締めくくるなど、11三振を奪った。

田中、6回1失点で9勝目

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が6日、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に先発し、6回を投げて5安打1失点で9勝目(1敗)をあげた。田中は初回にソロホームランを浴び、以降も粘る相手打線に苦しめられたものの、追加点を与えない。ヤンキースは1−1の同点からブレット・ガードナーの一発で勝ち越し。田中の力投に救援陣も応えて1点差を守り切り、2−1で勝利した。これで田中の防御率は2.02にアップし、アメリカンリーグトップの座を守っている。イチローは7回に代走で出場し、そのままライトの守備につくと、8回のピンチでライナーをスライディングキャッチするファインプレー。打席は回ってこなかったが、守りでチームに貢献した。

田中、新人では野茂以来の月間MVP!

 メジャーリーグは現地時間3日、5月の月間MVP選手を発表し、アメリカンリーグ投手部門ではニューヨーク・ヤンキースの田中将大が選ばれた。5月は6試合に先発した田中は、1完封を含む5勝(1敗)をあげ、防御率1.88を記録した。日本人で月間MVPに輝いたのは、野茂英雄(1995年6月、96年9月)、伊良部秀輝(98年5月、99年7月)、イチロー(04年8月)、松井秀喜(07年7月)に次いで5人目。メジャー1年目に獲得したのは95年6月の野茂以来で、ヤンキースで新人投手が月間MVPに選出されたのは初の快挙となった。

田中、8回1失点で8勝目 防御率はリーグトップ

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が1日、本拠地でのミネソタ・ツインズ戦に先発し、8回を投げて4安打1失点(0自責点)で8勝目(1敗)をあげた。田中は立ち上がりに味方のエラーをきっかけに1点を失ったものの、以降は走者を背負いながらもスコアボードに0を重ねていく。すると1−1の同点で迎えた8回、ヤンキースは女房役のブライアン・マキャンのタイムリーで勝ち越し。3−1で勝利し、田中に白星がついた。これで今季の防御率は2.06までアップし、アメリカンリーグトップの座に立っている。イチローは8回に代走で出場し、そのままライトの守備についたが、打席は巡ってこなかった。

田中、7回途中1失点で7勝目

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が26日、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に先発し、6回3分の2を投げて5安打1失点で7勝目(1敗)をあげた。メジャーリーグ移籍後初黒星を喫した前回登板から中4日でのマウンドとなった田中は、序盤3回をノーヒットに抑える危なげない内容。打線も2回に4点を先制するなどして援護し、ヤンキースは7−1で快勝した。8番DHでスタメン出場したイチローは先制点を奪った2回にチャンスを広げるセンター前ヒットを放ち、4打数1安打だった。

田中、敗れる 6回4失点でメジャー初黒星

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が21日、敵地でのシカゴ・カブス戦に先発し、6回8安打4失点(3自責点)でメジャーリーグ移籍後初の負け投手となった。田中はレギュラーシーズンでは日本時代の2012年8月から34連勝を続けていたが、記録が途切れた。前回はメジャー初完投初完封で開幕6連勝を飾った田中だが、この日は制球が甘く、失点を重ねる。結局、今季ワーストとなる4点を奪われ、ヤンキースは1−6で敗れた。インターリーグで打席にも立った田中は2打数0安打。イチローは最終回に代打で出場し、四球を選んだ。

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