辛口で知られるサッカー評論家のセルジオ越後は、一方でプレーヤーに寄り添った指摘も忘れない。 過日、会った際、こんなことを言っていた。「代表のサッカーは余裕が感じられないよね。僕は彼らの練習をよく […]
<この原稿は『月刊現代』(講談社)1993年3月号に掲載されたものです> ディフェンシヴ・ハーフといえば「このポジションの選手の力量でチームの実力が分かる」(清雲栄純日本代表コーチ)とまでいわれる重要なポ […]
<この原稿は『月刊現代』(講談社)1993年3月号に掲載されたものを一部再構成しました> ハンス・オフトと森保一。日本代表はいまワールドカップ初出場をかけた1次予選を間近に控えている。そのキーパーソンとも […]
<この原稿は『月刊現代』(講談社)1993年3月号に掲載されたものです> 先日行われたサッカーアジアカップで日本代表は準優勝に終わった。日本を率いる森保一にとってA代表監督として初の黒星。采配に対する厳し […]
時刻表に想を得た鉄道ミステリーは推理小説の王道である。松本清張の代表作『点と線』に出てくる“4分間の見通し”は発車時刻と入線時刻のギャップを突いたものだ。時刻表トリックの最高傑作として知られる。 「11秒にこ […]
MLBにおいて最後に4割打者が誕生したのは1941年である。レッドソックスのテッド・ウィリアムズが4割6厘をマークした。日本では昭和16年にあたる。 では昭和16年と言えば、どういう年か。この年 […]
インディ500――。日本では耳馴染みがないが、F1のモナコGP、スポーツカーレースのル・マン24時間とともに世界3大レースと呼ばれている。この中で最も古い歴史を持つのが1911年に第1回大会が開催されたインディ500 […]
敵の敵は味方である。逆に言えば敵の味方は敵である。こうした国家間関係が中東情勢をより複雑なものにしている。 2022年にサッカーW杯を開催することが決定しているカタールがサウジアラビア、エジプトなどのイスラ […]
6度のダウンを奪っての堂々たるTKO勝ち。カンムリワシが有明コロシアムから大きく羽ばたいた。 さる5月20日、前同級王者フアン・エルナンデス(メキシコ)との間で行われたWBC世界フライ級タイトル […]
指示された路上の白線の上を真っすぐ歩けない。日本風に言えば千鳥足だ。呂律も回らず、目はうつろ。挙げ句、後ろ手に手錠をかけられ警察に連行される姿は哀れの極みだった。 この男、誰あろうゴルフ界のレジェンド、タイ […]
巨人時代、通算8シーズンで、わずか9本のホームランしか記録していなかった男が、北海道日本ハムに移籍した今季は、6月5日時点で早くも6本である。スポーツ紙には「開花」や「覚醒」といった見出しが躍る。言うまでもなく大田泰示 […]
江川とのライバル対決が話題になった54年のシーズン、掛布は48本塁打で初のホームランキングに輝く。小さな体で、どうすれば飛距離を延ばすことができるか――この長年のテーマに、その年、掛布は一つの解答を導き出す。  […]
1964年の東京五輪は10月10日に開幕した。「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような素晴らしい秋日和でございます」。NHKアナウンサー北出清五郎の名調子は今も語り草だ。 東京五輪開催を記念し、開 […]
30日から「セ・パ交流戦」が始まる。なぜMLBで1997年にスタートした「インターリーグ」を、8年遅れで導入したNPBは「交流戦」と命名したのだろう。私には未だに腑に落ちないところがある。セ・パ両リーグは試合を通じても […]
ドリブルはサッカーの華である。目の前に立ちはだかる敵を次々に抜き去りゴールまで決める――。サッカー少年ならずとも憧れるプレーだ。 伝説のドリブルといえば1986年、メキシコW杯でのディエゴ・マラ […]
現在、セ・リーグの首位を走る阪神タイガース。好調の要因は糸井嘉男、福留孝介ら左の強打者がきっちりと結果を出しているからだ。阪神の左のスラッガーと言えば、掛布雅之を忘れてはならない。1985年、不動の4番として阪神に21 […]
沖縄で春季キャンプを張る球団は北海道日本ハム、千葉ロッテ、東北楽天、広島、巨人、横浜DeNA、阪神、東京ヤクルト、中日と9つに上る。かつてキャンプ地と言えば九州の宮崎と四国の高知が通り相場だっただけに隔世の感がある。& […]
完封のことを英語で「シャットアウトゲーム」という。ならばオリックスの金子千尋は日本球界における「ミスターシャットアウト」だ。 4月14日、敵地での福岡ソフトバンク戦で、現役最多タイとなる21完封 […]
名字が同じという理由からではない。彼の生き様が私には日本サッカー界のレジェンド三浦知良(横浜FC)に重なる。いつか、この国のアイスホッケーの救世主となるのではないか。 この7月で21歳になる三浦優希から先日 […]
プロ野球選手の中には、未だに“カナヅチ”が少なくない。あるピッチャーに理由を訊くと、「学生時代、肩やヒジが冷えるという理由で水泳が禁止されていた」というのだ。 ピッチャーといえば、プロ野球選手の […]
好調楽天の起爆剤として打線を支えているのが2番に起用されたカルロス・ペゲーロだ。7本塁打、21打点(5月1日現在)は、いずれもリーグトップ。そのかわり犠打はゼロ。「取られたら取り返す」という梨田昌孝監督のメッセージを「 […]
決して褒められた話ではないが、乱闘には“プロ野球の華”的な要素もある。真剣勝負の証とも言える。 今季初の乱闘による退場者は東京ヤクルトのウラディミール・バレンティンと阪神の矢野燿大コーチ。喧嘩両 […]
容疑者はイスラム過激派でもなければ極左・極右思想の持ち主でもなかった。ドイツの捜査当局が身柄を拘束した容疑者は、欲に塗れた28歳のトレーダーだった。 ドイツサッカーリーグ1部ボルシア・ドルトムント(BVB) […]
「忍者走り」とは言い得て妙だ。両腕を垂らし、上半身をほとんど使わないフォームで42.195キロを走り切った。 たたき出したタイムは日本歴代4位の2時間21分36秒。3年後に迫った東京五輪の代表候補 […]
「鯉のぼりの季節まで」。広島を揶揄するフレーズの定番である。だが今季に限っては、そんな声はどこからも聞こえてこない。4月1日から13日にかけて1分けをはさんで10連勝。14日付け本紙1面の見出しは<広島V率100%>。年 […]