プロ野球
悲劇は突然、訪れるわけではない。予兆があり伏線がある。小さなほころびが、やがて破局をもたらせる。 とびはねるようにダイヤモンドを一周する王貞治と、まるで最終ラウンドにKOされたボクサーのようにマウンド上でガックリとヒザ […]
5日、プロ野球パ・リーグのオリックス対福岡ソフトバンク19回戦が京セラドーム大阪で行われた。延長戦までもつれた試合は11回表に松田宣治のタイムリーで勝ち越したソフトバンクが6ー5で勝利した。11回裏を三者凡退に抑えたソ […]
「こすったのでどうなるかなと思ったんですが、かなり伸びてくれたのでよかったなと思います」 さる7月21日、西東京大会5回戦の法政高戦で高校通算106号を放った早実・清宮幸太郎のコメントである。 &n […]
(写真:豪快なスイングは魅力だが、穴の多さも指摘されてきた Photo By Gemini Keez)「彼なら“メジャーの顔”になれる。とてつもないタレントであり、同時にフィールド外でも魅力的な存在だ」 今年のオールスタ […]
かの阿久悠さんなら、どのような言葉で「甲子園の詩」をつむぐのだろう――。思わずそんな妄想が頭をよぎる。まさに「スター誕生!」。広陵の中村奨成のことである。 今夏の甲子園(第99回全国高校野球選手権大会)は、 […]
この夏、甲子園で話題をさらった選手といえば広陵(広島)の中村奨成でしょう。1大会最多記録を更新する6本塁打を放つなど大活躍でした。 打力に関して言えばボールを遠くに飛ばす能力がすごいと感じました。天性? いやいや、そう […]
今回のピカイチ球論、まずは高校野球の話から始めましょう。大会新記録の68本のホームランが飛び出した今夏は"打高投低"と言われました。どのチームのバッターもバットをきちんと振れているな、という印象でしたね。しかもフォロー […]
昔の人は、よく言ったものだ。「ひとつ年上の女房は金のわらじをはいてでも探せ」と。ひとつ年上の女房は賢い上に気立てがよく、年下の夫をよく立てる。加えて言えば、夫が少々ヘマをしたくらいでは愛想を尽かさない。これこそ理想の女 […]
夏の甲子園も、後半戦に突入した。どのプロ野球のスカウトに話を聞いても、真っ先に名前があがるのが広陵(広島)の「3番・キャッチャー」中村奨成だ。 1回戦の中京大中京(愛知)戦では、2本のホームランを叩き込んだ […]
指導者には“表の顔”と“裏の顔”がある。それを使い分けてこそ一流と言えよう。 さる7月1日に80歳で世を去った上田利治は阪急でリーグ優勝5回、日本一3回を達成した名将中の名将だ。通算1322勝は […]
たかが一敗、どんな投手でも打たれることはある、と思うべきか。はたまた、そこには重大な警鐘がこめられていると察知すべきか――。そんな試合だった。 8月2日の阪神戦である。8回裏に出た松山竜平のソロで3-2と勝 […]
(写真:今季は苦しんだ田中だが、優勝がかかった後半戦で活躍すればここまでの不振は忘れられる Photo By Gemini Keez)「リリーフ陣に厚みができているのは実感できます。(トレードで)2人の先発が入って、刺激 […]
その瞬間は、十分に書きとめておくに値するものだった。7月28日、全国高校野球選手権西東京大会準決勝。早実-八王子学園八王子の一戦である。 早実2-1とリードで迎えた7回表、先頭打者として打席に入ったのは清宮 […]
昨季の先発ローテーションから黒田博樹が引退し、クリス・ジョンソンが戦線を離脱するなか、2年続けて奮闘しているのが野村祐輔である。昨季の最多勝投手(16勝3敗)は今季も8月2日現在、7勝4敗、防御率2.45と安定したピッ […]
V9巨人のエース堀内恒夫の身長は178センチだ。巨人に入団した頃は176センチだったと記憶している。野球雑誌には「長身の本格派」と書かれていた。東のエースが堀内なら西のエースは阪神の江夏豊だ。現役時代の身長は178セン […]
赤ヘルの快進撃が止まらない。7月8日の東京ヤクルト戦で50勝(28敗2分け)目をあげ、2年連続で50勝到達リーグ一番乗りを果たした。 今季の広島は、昨季、チームの四半世紀ぶりのリーグ優勝に貢献し […]
今回は夏ということで私の甲子園、高校時代の話から? いやー、もうそんな大昔(1978年)の話はやめましょう(笑)。まあこの季節になると「逆転のPL」について取材を受けることがあります。40年近く前の出来事なのに大変あり […]
二宮清純: 広島や日本ハムで活躍した金石昭人さんとのお話は、そば焼酎『雲海』のソーダ割り「そばソーダ」を飲みながらまだまだ続きます。 金石昭人: 「そばソーダ」は口当たりも良くすいすい飲めますね。いい感じに酔いが回ってき […]
球場充足率という用語がある。要するにスタジアムにおける埋まっている席数の割合だ。12球団の中で球場充足率トップ(2016年)は福岡ソフトバンクの本拠地ヤフオクドームの93.6%、2位が広島の本拠地マツダスタジアムの93 […]
7月19日、甲子園で行われた阪神対広島で解説者を務めました。試合は3-14と阪神が大敗を喫しましたが、この試合にはシーズンの今後を占うポイントが2つありました。今回はそれについてお話しましょう。 勝てないル […]
今回の白球徒然はヤクルトで活躍した大矢明彦さんに話をうかがいました。早稲田実業高出身の大矢さんは母校の後輩たちの話題には口も滑らかでしたが、連敗の泥沼にハマる古巣には苦笑いしきりでした。名捕手として鳴らした大矢さんから […]
5回表が終わった時点で9対0。ところが試合終了時のスコアは9対12。広島が阪神に9点差をひっくり返されたのは5月6日のことだ。なお9点差の逆転負けは球団史上ワーストタイのおまけ付きだった。 カープOBの高橋 […]
左腕を振り抜いた直後、その反動でバネ仕掛けの人形のように体全体が躍動し、左手が天を衝くようにハネ上がるーー。その姿は“伝説のサウスポー”と呼ばれる若き日の江夏豊に重なる。 今季の菊池雄星(埼玉西 […]
名手が名門を再建中だ。辻発彦新監督率いる埼玉西武ライオンズは前半戦を終えてパ・リーグ3位につけている。西武は3年連続でBクラス。昨年は12球団ワーストの101個の失策を記録した。辻は現役時代、不動のセカンドとして君臨し […]
「マイナビオールスターゲーム2017」第2戦が15日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。全パの先発・則本昂大(東北楽天)が2回を3奪三振、パーフェクトに抑え、それに全パの打撃陣も応えて連勝。アルフレド・デスパイネ(福岡 […]