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二宮清純「唯我独論」

第1108回 GHQの“政策”だった2リーグ制導入

 球界再編問題を奇貨として2005年にスタートしたプロ野球セ・パ交流戦は、今年で18回目を迎えた。制度設計の際、参考にしたのが1997年に始まったア・リーグとナ・リーグによるMLBインターリーグ。こち
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対論×勝利学

現代の選手育成で重要なのは「伝わる言葉」 ~埼玉西武前監督・辻発彦氏インタビュー~

 現役時代は走攻守そろった名二塁手としてファンを魅了し、埼玉西武監督就任後はリーグ連覇を成し遂げた辻発彦さん。旧知の仲である当HP編集長・二宮清純が、その野球観に迫る。(対談は4月下旬に収録)二宮清純
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鈴木康友「プロ野球セオリー&メモリー」

第45回 ”音で判断”した名伯楽

 今月は悲しい知らせが飛び込んできました。西鉄ライオンズの黄金期を支え、指導者としても名伯楽で知られた中西太さんが11日、心不全のため亡くなりました。90歳でした。 高松一高(香川)在籍時に3度の甲子
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二宮清純「唯我独論」

第1107回 修行者に上下なし“名伯楽”中西太イズム

「コーチはね、そのチームで一番下手くそな選手と仲良くせにゃいかん」。それが、さる11日、90歳で世を去った中西太の持論だった。「なぜですか」と私。「(意識の)進んでいる子はギャアギャア言わんでも、ひと
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カープ・アイ

西本恵「カープの考古学」第62回<カープ飛躍の契機、後援会設立編その12/日本の国際社会復帰。広島からのエール>

「カープの後援会の設立を、ここに宣言します」。その声は広島総合球場に響き渡った。昭和26年7月29日のことであった。この雄叫びが、球団関係者をはじめファンにとっていかに心強かったことか。発足から経済的
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野球

“怪童”中西太氏死去 ~名選手にして名伯楽~

(写真:中西氏から身振り手振りで説明を受ける当HP編集長・二宮清純)“怪童”の異名で親しまれた中西太氏が11日、都内の自宅で心不全のため亡くなった。享年90。現役時代は新人王をはじめ、首位打者2回、
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二宮清純「プロ野球の時間」

第766回 消えた完全試合、指揮官の懊悩

 伝統の一戦は何が起きるかわからない。<この原稿は2023年5月8、15日合併号『週刊大衆』に掲載されたものです> さる4月12日、東京ドームでの巨人戦、阪神・岡田彰布監督は7回までパーフェクト・ピッ
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二宮清純「スポーツのツボ」

第247回 NPB、どうするピッチクロック!?

 米国がくしゃみをすると、日本は風邪をひく――。<この原稿は2023年5月1日号『週刊大衆』に掲載されたものです> 株式投資の世界で、昔から、よく耳にする言葉だ。 日本株と米国株の動きは連動しており、
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二宮清純「唯我独論」

第1104回 西武・中村剛也の2000三振で思い出す”水戸っぽ”豊田泰光の言葉

 プロ野球解説の草分けと言えば「そりゃーもう、なんと申しましょうか」の口ぐせで知られる小西得郎にとどめを刺す。独特の話法に豊かな表現力が加わり、NHKの放送席になくてはならない存在だった。  数ある小
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