自転車競技
2023年春、早稲田大学に入学した垣田真穂は拠点を静岡県に移した。1933年創部の同大自転車部の拠点は埼玉県所沢市にも関わらず、なぜ垣田は静岡に向かったのか――。それは松山学院高校卒業前に、日本自転車競技連盟(JCF) […]
2020年春、垣田真穂は愛媛県の松山城南高校(翌21年から松山学院高校に校名変更)の門を叩いた。松山城南は当時・全国高校総合体育大会(インターハイ)3連覇中の強豪校。福岡県タレント発掘事業、「ジャパン・ライジング・スタ […]
福岡県北九州市で生まれた垣田真穂(早稲田大学自転車部&チーム楽天Kドリームス)。その名前は両親の祖父から漢字1字ずつを取って付けられた。また「穂」については女子サッカー界のレジェンドにも由来しているという。ちなみに垣田 […]
自転車競技には大きく分けて8つの種目がある。そのうちオリンピック種目はロードレース、トラックレース、マウンテンバイク、BMXの4つだ。パリオリンピックにトラック日本代表として出場した垣田真穂(早稲田大学自転車部2年/& […]
2015年10月、松山聖陵高等学校自転車競技部の近藤翔馬は和歌山国体ポイントレースで8位入賞を果たした。これがきっかけで、法政大学自転車競技部のスポーツ推薦枠を勝ち取った。 <2018年2月の原稿を再掲載して […]
中学時代、サッカー部に所属していた近藤翔馬は「自分には団体競技は合っていないのかも」と思う。進路を決定する時には個人種目の部活に入ることを決めていた。近藤が狙いを定めたのは松山聖稜高等学校の自転車競技部だった。理由は「 […]
法政大学自転車競技部に所属する近藤翔馬は愛媛県松山市で生まれ育った。松山市は同県の県庁所在地で人口は約51万人で四国最大の都市である。松山城を中心に発展した旧城下町で温泉などの観光地的側面もあれば松山市駅には商業ビルも […]
愛媛新聞は、同県にゆかりがあり、スポーツでインパクトを残した団体や選手を称える愛媛新聞・スポーツ賞を設けている。毎年1月上旬に発表され、45回目を迎えた今年もアーチェリー、軟式野球、弓道、ビーチバレー、剣道、なぎなたな […]
30日、静岡競輪場で「KEIRINグランプリ2021」が行われ、初出場の古性優作(大阪)が制した。2着に平原康太(埼玉)が、3着には郡司浩平(神奈川)が入った。副賞を含むGP賞金1億830万円を加えた古性の年間賞金総額 […]
30日、神奈川・平塚競輪場で「KEIRINグランプリ2020」が行われ、和田健太郎(千葉)が初優勝した。2着に脇本雄太(福井)が入り、前年覇者の佐藤慎太郎(福島)は3着だった。副賞を含むGP賞金1億340万円を加えた佐 […]
(写真:コロナ禍の中、五輪会場と同じお台場で開催された日本トライアスロン選手権) その日はスポーツイベントのはしごだった。 トライアスロンと体操競技、それぞれ来年の東京オリンピック・パラリンピック(東京2020大会)に向 […]
「Sportful Talks」は、ブルータグ株式会社と株式会社スポーツコミュニケーションズとの共同企画です。様々な業界からゲストを招き、ブルータグの今矢賢一代表取締役社長との語らいを通して、スポーツの新しい可能性、未来 […]
(写真:都内で開催された「Helth2.0 ASIA」でスカイ<左>のトークセッションを行った筆者) 先日見たドキュメンタリー映画が頭から離れない。 実力はもちろん、組織力も資金力もないチームが、新しいコーチのもとIT技 […]
(写真:本来は走れない車道を走り、海峡を見渡せる最高のロケーションが魅力) 愛媛・今治から広島・尾道までを橋で繋ぐ“しまなみ海道”を舞台に自転車で駆け抜ける国際大会「サイクリングしまなみ2016」が10月30日に行われた […]
(写真:砂浜を乗るのは難しく、ほとんどの選手が担いでいく) 自転車の世界でこのところ急速に盛り上がっているのが「シクロクロス」という種目。これは不整地を自転車で走る競技で、その点はMTBと似ている。しかし、舗装された道も […]
久しぶりにトレイルランにハマッている。 15年ほど前はアドベンチャーレースをやっていたこともあり、山中でよく走っていた。だがその後は、トライアスロンをもう一度ちゃんとやろうと思ったので、少々足が遠のいていた。最近ちょっ […]
(写真:現役時代は頭脳派捕手としてヤクルトの5度のリーグ優勝、4度の日本一に貢献した古田氏) ようやくプロ野球のシーズンが終了したかと思ったら、世界野球WBSCプレミア12がスタートした。ファンとしては有難いが、選手はオ […]
「私も競輪やりたいなぁ」。石井寛子は高校で自転車競技を始めた頃、漠然と競輪選手に憧れていた。ただ当時、プロがあったのは男子だけだった。それまでは小中学校と陸上部に在籍しており、12年後、まさか自分がプロの競輪選手として活躍しているとは、この時はまだ知る由もなかった――。
白、黒、赤、青、黄、緑、橙――カラフルな彩りがバンクに華を添える。2012年6月に産声を上げた「ガールズケイリン」。1964年に一度は廃止された女子競輪が復活したのだ。そのガールズケイリンで眩いばかりの輝きを見せているのが、石井寛子だ。昨シーズンは新人ながら、初代ガールズ最優秀選手賞(MVP)の加瀬加奈子、この年の賞金女王の中村由香里というトップ選手を抑え、MVPを獲得した。12回の優勝は加瀬、中村と並ぶものだが、1月からレースに出場できる1期生の2人と、5月からデビューした2期生の石井ではレースの出場回数が違う。その“ハンデキャップ”を物ともしなかった事実が石井の圧倒的な強さを物語っている。