パラ競技

村尾信尚(キャスター)第3回「オリンピック・パラリンピック効果を地方にも」

村尾: 実は私は、石原慎太郎さんが都知事時代に行った、2016年東京オリンピック・パラリンピックの招致には、正直言ってあまり賛成ではありませんでした。というのも、当時は「財政の無駄遣いになるのではないか」「日本がやるべき […]

菅義偉(内閣官房長官)第2回「期待高まるパラリンピックへの後方支援」

伊藤: 自国開催となると、やはり結果が求められます。実は夏季パラリンピックにおける日本のメダル獲得数は、北京以降、減少傾向にあります。特にロンドンでは北京の金メダル12個から4個と激減しました。今後は強化施設をはじめ、国 […]

村尾信尚(キャスター)第2回「パラリンピックではかられる成熟度」

二宮: ちょうど50年前の1964年に東京オリンピックが開催されました。これまであまり知られていませんでしたが、実はその約1カ月後にはパラリンピックも行われているんですよね。その時に出場したある選手がこう語っています。「 […]

野球・ソフトボール、五輪競技復活の可能性 〜IOC臨時総会〜

 8日、国際オリンピック委員会(IOC)臨時総会がモナコで行われ、開催都市が実施競技を追加提案できる案を可決した。これにより北京大会を最後に五輪競技から除外された野球・ソフトボールの復活、空手やスカッシュなどが新たに採用される可能性が出てきた。東京五輪の実施競技は、早ければ来夏のIOC総会(クアラルンプール)で決定する。一部競技を国内の別の都市や他国でも開催できる案も承認され、東京大会でも検討されている地方開催への障害がなくなった。

村尾信尚(キャスター)第1回「現場から届けられる障がい者スポーツの魅力」

 昨年9月、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定を機に、パラリンピックへの報道が増加している。その影響でパラリンピックや障がい者スポーツの認知度も徐々に高まっているが、その急先鋒に立っているのが、ニュース報 […]

舛添要一(東京都知事)第4回「人生をも変えるオリンピック・パラリンピック」

二宮: 舛添さんは先月、ロンドンを視察されました。そこで感じた2012年オリンピック・パラリンピックのレガシーとは? 舛添: 帰りの飛行機でこんなことがありました。英国人の客室乗務員の方が「私の人生は2012年を機に大き […]

第50回 世界へ発信! 「オリンピック・パラリンピック」の愛称

 昨年9月に2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催が決定して以降、「パラリンピック」という言葉が多く聞かれるようになりました。テレビのニュースで報道する際も、新聞や雑誌に掲載する際も、「2020年東京オリンピック」ではなく、「2020年東京オリンピック・パラリンピック」となっています。「パラリンピック」という言葉を聞き、文字を目にすることで、「パラリンピック」の認知度は確実に高まりました。しかし、「オリンピック・パラリンピック」というのは、言うのも書くのもどうも長い。そこで提案です。「オリンピック・パラリンピック」を総じて呼べる愛称をつくるというのはいかがでしょうか。

パラリンピック体制の強化誓う 〜東京五輪・パラリンピック〜

 27日、2020年東京五輪・パラリンピック競技大会組織委員会は都内で調整会議を開いた。議題は主に先週行われた第2回IOCプロジェクトレビューの報告。舛添要一都知事からは、19日の都議会の特別委員会で表明した会場計画の見直しについて説明があった。会議終了後の議事報告では、組織委の森喜朗会長と舛添都知事がともに現状では手薄なパラリンピック体制の強化を誓った。

パラリンピックへ始動、それぞれの思い語る

 26日、日立ソリューションズ本社(東京都品川区)のスキー部・車いす陸上競技部「AURORA」の激励会が行なわれ、次のパラリンピックを目指す選手たちが活動報告および今シーズンにかける思いを語った。来月から本格的にシーズンがスタートするスキー部では、2018年平昌パラリンピックを目指す新田佳浩(クロスカントリー立位)、阿部友里香(クロスカントリー・バイアスロン立位)が、今年2月(14〜18日)にアジア初開催となるW杯旭川大会での活躍を誓った。また、今年からコーチに就任したのが、現役時代は長野五輪に出場し、ソチ五輪ではクロスカントリースキーのナショナルチームを指導した長濱一年だ。荒井直樹監督とともに、新田、阿部の指導にあたっている。一方、今年3月のソチパラリンピックで銅メダル(バイアスロンショート座位)を獲得した久保恒造は、4月から陸上に専念している。来年1月から始まる16年リオデジャネイロパラリンピックの選考レースに向けての意気込みを語った。

舛添要一(東京都知事)第3回「大事なものは、気持ち=”心のバリアフリー”」

二宮: ひと昔前に比べれば、日本でもユニバーサルデザインの施設が増えてきました。しかし、それでも障がいのある人からすれば、まだまだという声は少なくありません。舛添: ひと言でユニバーサルデザインと言っても、果たしてどんな […]

IOC、準備段階を高評価 〜東京五輪・パラリンピック〜

  2020年東京五輪・パラリンピック大会競技組織委員会と国際オリンピック委員会(IOC)の調整委員会は、大会準備に向けた2度目の事務折衝となる「第2回プロジェクトレビュー」を2日間行った。最終日となった19日、都内で合同会見を開き、進捗状況を報告した。組織委の森喜朗会長は「濃密な時間を過ごし、有意義な議論ができた」と感想を語れば、IOC副会長を務めるジョン・コーツ調整員会委員長は「時間を無駄にせず、準備が進んでいる」と組織委を高く評価した。組織委と調整委員会の会合は来年2月にも行われる。

舛添要一(東京都知事)第2回「ノーマライゼーションの実現へ」

二宮: 2020年東京オリンピック・パラリンピックまで、あと6年を切ったわけですが、私はオリンピックは今の日本なら十分に成功させられると思っています。問題はパラリンピックです。これを成功させてこそ、成熟都市と言えるのでは […]

舛添要一(東京都知事)第1回「ノーマライゼーションへ導くパラリンピック」

 今年10月10日、1964年に開催された東京オリンピック・パラリンピックから50年目を迎えた。半世紀前、アジア初の開催となった東京大会は、戦後の復興、目覚ましい発展を遂げた日本の姿を世界に発信した。では2020年東京オ […]

黒岩祐治(神奈川県知事)第4回「育んでいきたい”みんな”という概念」

黒岩: 先日、あるシンポジウムで障がい者雇用について議論を交わしたのですが、その時に私は違和感を覚えたことがありました。議論の中で頻繁に「健常者」「障がい者」という言葉が出てきたのですが、そもそも人を「健常者」と「障がい […]

第49回 アジアパラ競技大会からの教訓

 今月行われた韓国・仁川で開催されたアジアパラ競技大会に行ってきました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、今回は、大会の運営について着目してみます。この大会では、各競技会場によって、運営の仕方、大会スタッフやボランティアスタッフの様子に違いがありました。「アジア最高峰の競技大会」という競技会場もあれば、「町内会の運動会」のような、アットホームな場面もありました。

黒岩祐治(神奈川県知事)第3回「スポーツ界にも寄与する医工連携」

黒岩: 「さがみロボット産業特区」は、自立動作支援ロボットスーツ「HAL」を開発された筑波大学の山海嘉之教授の研究拠点ともなっています。 伊藤: 「HAL」は医療、福祉の面で今、大きな期待が寄せられていますね。 […]

車椅子バスケ男子、痛感した“遂行力”の重要性 〜アジアパラ競技大会〜

「50−61」――電光掲示板に映し出されたスコアを見て、思わず首をかしげた。11点もの差がつくほど、相手に負かされたという印象がなかったからだ。実力に差があったわけでも、走り負けたわけでもない。しかし、2ケタの差がついたことは事実だった。何がその差を生んだのか――。 「相手ではなく、自分たちがどうするかが勝敗をわけることになると思います」  悔しさをぐっとこらえるかのように淡々とした表情の日本の選手たちと、初優勝に喜びを爆発させる韓国の選手たち。そんな対照的な姿を見ながら、2日前の指揮官の言葉を思い出していた。

車いすテニス男子決勝「国枝vs.眞田」、勝敗を分けた“経験値” 〜アジアパラ競技大会〜

 これが王者の実力というべきだろう――。23日、アジアパラ競技大会6日目、車いすテニス男子シングルス決勝が行なわれ、世界ランキング1位の国枝慎吾が、同9位の眞田卓との日本人対決を制し、2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権を手にした。6−3、6−1というスコアは地力の差以上に、2人の間にある経験値の差が生み出したものだった。

車椅子バスケ男子、劇的逆転に導いた残り34秒での戦略 〜アジアパラ競技大会〜

 ピッ。香西宏昭のシュートが決まった瞬間、鋭い笛の音がコートに鳴り響いた。相手ディフェンダーのファウルでバスケットカウントとなったのだ。電光掲示板を見ると、残り時間は34秒3。スコアは65−64と、イランのリードはわずか1点となっていた。緊迫した空気がコート中に広がる。すべての視線が注がれる中、香西の手から放たれたボールは美しい弧を描いて、ゴールへと吸い込まれた。65−65。試合はそのまま延長戦へと持ち込まれた。劇的な展開に、会場には異様な空気が流れていた――。

高桑早生、銅メダルに涙 〜アジアパラ競技大会〜

 4年越しの思いは実らなかった――。21日、アジアパラ競技大会4日目、陸上・女子100メートル(T44/47)が行なわれ、高桑早生は3着で、目標としていた金メダルには届かなかった。だが、決して走り自体が悪かったわけではない。それどころか、練習してきたすべてを出し切った最高のパフォーマンスを見せ、追い風3.1メートルで参考記録とはなったものの、自己ベストを大きく上回る13秒38という好記録をたたき出している。だが、彼女が最も欲しかったのは4年前に逃した金メダルだった。

ゴールボール女子、辛勝も意味ある1勝 〜アジアパラ競技大会〜

「よく耐えたな。良かったぞ」。後半開始直前、ベンチでは江直樹ヘッドコーチ(HC)が天摩由貴の横にそっと座り、背中をポンと叩いた。その時、天摩の目からは涙がこぼれ落ちた。 「それは汗ですよ(笑)」  そう強がった後、天摩は涙の訳をこう語った。 「自分がやろうとしたことが全然できなかった。そんな自分がふがいなくて……悔しいです」  その言葉の裏には、アスリートにとって不可欠な負けん気の強さと向上心が垣間見えた。

黒岩祐治(神奈川県知事)第2回「”3歩先行く”神奈川県が日本のモデルケースに」

二宮: 神奈川県には横浜市や川崎市のような大都市から、西部地方には山間部や農村地帯もあります。都会と地方の両面を併せ持つ神奈川県は、まさに日本の縮図とも言えます。黒岩: その通りだと思いますね。神奈川県の人口は約900万 […]

ゴールボール女子、黒星スタートも次戦につながる意地の1点 〜アジアパラ競技大会〜

「オマエには得点を取れる力があるんだからな!」  江直樹ヘッドコーチ(HC)から、そう発破をかけられて、若杉遥は勢いよくコートへと飛び出していった。その約2分後のことだった。レフトの若杉が一度自分のポジションで軽く床にボールを打ち付け、音を鳴らして相手の意識をレフト側に向けさせると、スススッと忍び足でセンター浦田理恵とライト安達阿記子の間へと移動。そこから思い切り腕を振って投げた。すると相手のレフトプレーヤーは一瞬、迷いが生じたのだろう。ディフェンス姿勢になるのが遅れ、腕が伸び切る前に、若杉の投げたボールが通り抜けていった――。若杉にとっては汚名返上の、そしてチームにとっては次につながる貴重なゴールだった。

アジアパラ競技大会、開幕

 18日、インチョン2014アジアパラ競技大会(韓国・仁川)が開幕し、文鶴スタジアムで開会式が開催された。285人の選手が出場する日本選手団は、25番目に登場。先頭を切ったのは、旗手に選ばれた高桑早生だ。7月に100メートルで日本新記録(13秒69)をマークし、今大会は日本記録保持者として初の国際大会となる高桑。今、最も波に乗っている義足スプリンターだ。そして高桑の後を、主将を務める車いすテニスの国枝慎吾を筆頭に、選手・役員が観客に手を振りながら行進した。今大会はアジアの41カ国・地域から約4500人が参加する大規模な大会。シッティングバレーなど、2016年のリオデジャネイロパラリンピックに直結する競技もある。大会は7日間、24日まで熱戦が繰り広げられる。

競泳・木村敬一、リオへのスタート 〜アジアパラ競技大会直前レポート〜

 18日に韓国・仁川で開幕するアジアパラ競技大会には、22競技285名の日本選手団が出場する。パラリンピック競技においては、2年後に迫ったリオデジャネイロ大会に向けて、重要な大会となる。そのなかで金メダルへの期待が寄せられているひとりが、競泳男子の木村敬一だ。今大会はチームキャプテンにも抜擢された木村。自らの泳ぎでチームを牽引するつもりだ。

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