「土台は高校の陸上生活でできました。そこがなかったら今の自分はないと思っています」。鍋島莉奈(日本郵政グループ)の原点は高校時代にある。陸上を始めたのは中学生の時だ。小学生の頃はサッカー少女だった。しかし進学した中学校に […]
創部3年目の快挙だった。昨年11月、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)を制した日本郵政グループ。初優勝の立役者はルーキーイヤーながら5区で区間賞を獲得し、MVPにも輝いた鍋島莉奈だ。12月に行われた記録会では5 […]
「ずいぶん前から負けたら終わりと思ってリングに立っていました」 プロボクサー石本康隆はデビューから9つの負けを喫している。アマチュア時代も含めれば、ちょうど2ケタになる。所属する帝拳ボクシングジムに入門して15年の歳月が […]
<自分が自分に納得したい> プロボクサー石本康隆(帝拳)の今年2月23日付のブログにはこう綴られていた。通算戦績は29勝(8KO)9敗、決して華々しいものではない。齢は35歳。前途洋々な若者でもない。それでも彼はリングに […]
「現役をもっとできたなとは今でも思う。“3カ月ぐらいあればやるよ”というぐらいの気持ちは持っています」 宮原裕司は引退してから7年の歳月が経つが現役時代と比べても体重に変化はないという。アビスパ福岡U-18、U-15のコ […]
「正直、サッカーの思い出は苦しいことしか覚えていない。ケガもしたし、戦力外にもなった。もがいていたプロ生活だった」 宮原裕司はプロでの11年をそう振り返った。1999年に名古屋グランパスエイト入りしてからは福岡、佐賀、大 […]
幼少の頃から宮原裕司のサッカー観は“自分で決める”ではなく“自分が決めさせる”だった。根っからの司令塔タイプである。「幼稚園や小学校低学年の時の先生からは『ずっとしゃべりおって、“走れ”“もっと左に行け”と人をずっと動 […]
1999年1月8日、国立競技場。第77回全国高校サッカー選手権決勝は、大雪になった1年前とは打って変わって晴天に恵まれていた。前年と同じ東福岡と帝京のカード。東福岡が3-2とリードした試合終盤、東福岡MF宮原裕司は美し […]
13年、帝京大学準硬式野球部に入学した鶴田圭祐は、初めて見た練習に驚いた。彼の目に入ってきた光景は、これまで硬式野球で経験してきた練習とは、まったく違うものだった。鶴田は「監督は仕事をされている方なので、土日にしか練習 […]
東北楽天にドラフト6位で入団した鶴田圭祐(帝京大学準硬式野球部)には、感謝してもし切れない人物がいる。それは中学時の野洲ブレーブスから帝京大学まで、約7年間共にプレーした1学年先輩の種谷涼だ。「先輩のおかげで今の道がで […]
16年の春季リーグ、帝京大学は東都大学準硬式野球一部リーグで最下位に終わった。東洋大との入れ替え戦に敗れ、二部降格が決まった。帝京大のサウスポー鶴田圭祐は、2勝1敗、防御率4.58と振るわなかった。「上のレベルで野球を […]
昨秋のNPBドラフト会議で、準硬式野球からの“シンデレラボーイ”が誕生した。東北楽天に6位指名を受けた鶴田圭祐(帝京大準硬式野球部)だ。準硬式野球出身者のプロ入りは7年ぶり。同大学準硬式野球部からは初のケースである。帝 […]
「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)は鈴木健吾にとっても、神奈川大学にとってもほろ苦いものとなった。鈴木は2区を走り、区間14位。各校のエースの背中は遠かった。神大は総合13位で、上位10校までに与えられる […]
「走りの柔らかい子だなぁ」。宇和島東高校1年の鈴木健吾を初めて見て、神奈川大学陸上競技部のヘッドコーチを務める村松高雄はそう感じたという。当時はまだ全国区では全くなかったが、「話してみて“強くなりたい”との意欲もありまし […]
「持久走は得意だった」という鈴木健吾だが、はじめから陸上競技に夢中だったかと言われるとそうでもない。きっかけも全国高等学校駅伝競走大会(全国高校駅伝)に出場したことのある父親の薦めが何よりも大きかった。 活発 […]
神奈川大学陸上競技部は「東京箱根間往復大学駅伝競走」(箱根駅伝)を2度制している名門である。だが近年は苦戦が続き、優勝争いはおろかシード権獲得が10年以上遠ざかっている。古豪復活へ――。その鍵を握るのは3年生エースで駅 […]
谷口諒の売りは「遠くへ飛ばす力」だ。これは練習で身に付けた技術ではなく、生まれ持った才能である。その長打力を生かし、神奈川大学野球連盟1部で通算8本塁打を記録した。 谷口を中学時代に1年間指導した長谷川直仁 […]
2016年10月18日、谷口諒は大学4年の秋季リーグ戦を終えた。横浜商科大は神奈川大学野球連盟1部制覇には届かなかったものの、9勝4敗、勝ち点4の2位で最後まで優勝を争った。谷口は2本塁打、8打点を記録。自身初のベスト […]
谷口諒は中学を卒業後、愛媛県にある済美高に進学する。済美高は甲子園で春夏合わせて優勝1回、準優勝2回に輝いている強豪校だ。全国各地から優秀な選手が集まるこのチームで、谷口は1年の秋からレギュラーを掴むと、3年時には主将 […]
愛知県で暮らす谷口一家は生粋の中日ファンだ。谷口諒が幼き頃から、居間にあるテレビでは当然のように中日の試合が流れていた。父・忍の影響もあって、野球に興味を持ち始めた谷口は“この目で観てみたい”と、ナゴヤドームに足を運ん […]
神奈川大学野球連盟の1部リーグに属する横浜商科大は、3日現在、7勝3敗の勝ち点7でリーグ2位を走っている。チームの牽引役を担っているのが、主将の谷口諒(4年)だ。春は自己ワーストの成績だったが、秋は開幕3戦目でホームラ […]
2015年9月19日(現地時間)、W杯イングランド大会。日本代表が優勝候補の南アフリカ代表を破る大金星を挙げた。ラグビー史に残るジャイアントキリングと言われた“ブライトンの奇跡”を宇佐美和彦(キヤノンイーグルス)は「フ […]
「逃げないプレーができるし、伸びる可能性があるなと思いました」。立命館大学で宇佐美和彦(キヤノンイーグルス)を指導した赤井大介コーチは出会った当初の印象を口にする。当時(大学3年)の宇佐美は不器用な部分があったものの、練 […]
「身体が大きいだけで四国の選抜に選ばれた」と、宇佐美和彦(キヤノンイーグルス)は高校時代を振り返る。彼は愛媛県立西条高校入学時、身長188センチもあった。どんな優れた指導者も技術やメンタル面を向上させることはできたとして […]
W杯最多優勝を誇るラグビー王国ニュージーランドにおいて、ロック(LO)は子供が憧れるポジションだという。ピッチで身体を張り、セットプレーでのキーマンとなるLOが強くて頼れるプレーヤーの象徴だからである。ジャパンラグビー […]