「小学校の時はいじめられっ子でしたね。やられても何も言わなかった」。岡林裕二は、幼少期をそう振り返った。力はあったが、その拳を誰かに向けて振るうことはしない。母・ユリは土佐弁交じりで「ヤンチャやったけど、大人しかったです […]
その存在感はリングに立っているだけで圧倒されるものがある。男の名は岡林裕二。大日本プロレスに所属する看板レスラーだ。身長178センチ、体重120キロはプロレスラーとしては、特段大きいわけではない。それでも胸囲は130セ […]
2016年4月9日。武智洸史にとって大学3年目のシーズンが始動した。新たな戦力が加わった中央大学は春季関東大学リーグ初戦で今季から1部に昇格してきた日本大学と戦い、3-0でストレート勝ちを収めた。コート内で一際声を張り […]
レベルの高い環境に身を置いたとしても、そこで成功するかどうかはわからない。ライバルに負けじと伸びる者もいれば、一方で自信を失って腐る者もいる。星城高校に入学した武智洸史は前者だった。だが、彼もはじめからそうだったわけで […]
兄弟で同じスポーツを習うことは珍しくはない。姉の練習について行ったことがきっかけで、バレーに出合った武智洸史の場合も同じである。練習を見て“面白そう”と、見よう見まねで壁打ちをしていくうちに徐々にハマっていった。しかし […]
昨年12月に行われた天皇杯で、中央大学男子バレーボール部は快挙を成し遂げた。全日本代表メンバーが多く集まるV・プレミアリーグのサントリーサンバースを3対1で下した。番狂わせの一翼を担ったのが、ウィングスパイカーの武智洸 […]
宮崎早織の所属するJX-ENEOSサンフラワーズはWリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)で19回、全日本総合選手権大会で20回の優勝を誇る。いずれも最多記録という女子バスケ界屈指の名門チームだ。数多くの日本代表を輩 […]
「お母さん、私上手くなったから」 愛媛での生活をはじめたばかりの頃、宮崎早織は母親に電話で近況を伝えた。母・寿美香によれば、電話越しに聞こえてきた娘の声は自信に満ちていたという。“一色(建志)先生に教わりたい”との思いで […]
宮崎早織にとって、バスケットボールは当たり前のように近くにあったものだった。5歳上の姉・優子がミニバスのチームに入っていたこともあり、物心がつく頃からバスケに見て、触れる機会は幾度もあった。「憧れで、目標だった」という […]
コートネームはユラ。どのような場面でも揺らぐことのない選手になるように名付けられた。Wリーグ(バスケットボール女子日本リーグ)の名門JX-ENEOSサンフラワーズに所属する宮崎早織は、スピードと思い切りの良さが売りのガ […]
故障から見事に復活を遂げた法兼駿だったが、すぐに名門・亜細亜大学のレギュラーを掴めたわけではない。法兼の1学年上には、阪神にドラフト6位指名された板山祐太郎、大学日本代表に選ばれた北村祥治、藤岡裕大など、実力者たちが揃 […]
部員が100人以上所属する四国の強豪・高知高でも、法兼駿は飛び抜けた存在だった。1年から遊撃手としてベンチ入りを果たすと、すぐにレギュラーを掴む。3年になると、県外出身者にもかかわらず主将に指名され、高校球児の“夢の舞 […]
小さい頃から運動神経抜群だった法兼駿は、小学5年まで野球、陸上、少林寺拳法の3つを習っていた。中でも野球は人数合わせでスタートしたものだったが、徐々に真剣に打ち込むようになり、いつしか“全国出場”という目標が生まれる。 […]
結果を残さなければ1部にはいられない。シビアな戦いが繰り広げられる東都大学野球リーグは、「戦国東都」と呼ばれる。全国各地で有数の選手が集まる東都で、昨秋、首位打者に輝いたのは亜細亜大学・法兼駿(3年)である。法兼は昨年 […]
新春の風物詩、「第92回東京箱根間往復大学駅伝競走」の号砲まで、あと1週間を切った。早稲田大学競走部の中村信一郎にとっては、大学最後のレースとなる。「(箱根駅伝は)4年間で1回走れればいい」と、敢えて強豪校に飛び込んだ […]
「東京箱根間往復大学駅伝競走」は、多くの学生長距離ランナーにとって特別である。中村信一郎にとっても、然りだった。小さい頃は姉と一緒に正月の箱根駅伝のTV中継にかじりついていた。順天堂大学の今井正人(現トヨタ自動車九州)に […]
「面白い子がいるなぁ」。中学3年時の中村信一郎を一目見て、当時、高松工芸高校陸上部の顧問を務めていた荒川雅之(現・小豆島高)は惹き付けられた。香川県高松市にある屋島陸上競技場で2人は出会う。そこで荒川は「ノビノビとしたダ […]
「4位で“健闘”と言われるのは嫌です……」 温厚な青年が覗かせた勝ち気な一面。早稲田大学競走部の中村信一郎(4年)は、伝統校の襷を掛けるプライドをにじませた。早大はオリンピック選手を多数輩出している名門である。「東京箱根 […]
「毎試合、点を取れるような選手になりたい」 藤本佳希は明治大学体育会サッカー部に入り、守備意識は格段に高まったとはいえ、根っこの部分はやはりストライカーである。「ほかでは味わえないです。サッカー以外の何と比べても、それは […]
高校卒業後、藤本佳希は更なるレベルアップを目指し、故郷の愛媛を離れた。関東の強豪校・明治大学へと進むために上京したのだった。明大は、東京五輪銅メダルの立役者の杉山隆一、FKの名手として知られる“ミスターマリノス”木村和 […]
「“全国大会に絶対行きたい”との気持ちは半端なくありました。もし行けなかったら“一生後悔する”と思っていました」と藤本佳希(現・明治大)は高校時代を振り返る。中学では辿り着けなかった道へ、県内の強豪である済美高校に進むこ […]
明治大学体育会サッカー部に所属する藤本佳希のルーツを辿る時、避けては通れないのが小学生時代である。本格的にサッカーを始めたのは、彼の2年生時。そして6年生時には、“速くて強い”現在のプレースタイルに多大なる影響を与える […]
1921年創部の明治大学体育会サッカー部。今季は5名のJリーグ内定者を揃えるタレント集団において、大きな存在感を放つのが、FW藤本佳希(4年)である。94年の歴史を誇る伝統校で、背番号11を付けるストライカーは1日現在 […]
二宮: 今年の夏の甲子園は、四国勢が全て1回戦で敗退しました。昔に比べてレベルが落ちているように感じます。杉村: 最近、四国勢は弱いですね。四国の子は他の地域の子と比べて体が小さいという印象があります。他の地域をみると、 […]
二宮: 昔に比べ、カットボール、ツーシームと変化球も多彩になってきましたね。杉村: 最近は落ちるボールを投げるピッチャーがすごく増えてきましたね。これらのボールに145キロ以上の速球を組み合わせてくる。対応するためには、 […]