木付優衣(早稲田大学ア式蹴球部女子部/愛媛県松山市出身)第1回「声で押し上げる最後尾のリーダー」

 グラウンドに響き渡る声。早稲田大学ア式蹴球部練習場の東伏見グラウンドで味方への的確な指示を送り、時には鼓舞するゴールキーパー(GK)の姿があった。その大きな声の主は木付優衣――。全日本大学女子サッカー選手権大会(インカ […]

坂上千明(秀明大学女子水球部/高知県高知市出身)最終回「成長を支える克己心」

 2015年5月、ワールドリーグインターコンチネンタルトーナメントで日本代表デビューを果たした坂上千明は、その後もコンスタントに日本代表に選ばれた。今では守備の要としてなくてはならない存在になっている。 &nb […]

坂上千明(秀明大学女子水球部/高知県高知市出身)第4回「進路を変えた恩師と仲間との出会い」

「転機でした」 秀明大学女子水球部4年の坂上千明は幕張総合高校での3年間を振り返る。それは教師を目指す道から水球を極める道へと進路を変えたのも、この時期だからだ。教員志望の坂上は当初、国立大学への進学を考えていた。彼女の […]

坂上千明(秀明大学女子水球部/高知県高知市出身)第3回「部員3人からの再スタート」

 2012年、坂上千明は中学を卒業し、一般入試で公立校の幕張総合高校に進んだ。中学でバレーボール部を選んだ時から、高校からは水球部に入ることを決めていた。しかし幕張総合は日本代表選手を輩出するなど県内の強豪校として知られ […]

坂上千明(秀明大学女子水球部/高知県高知市出身)第2回「他競技で磨いたディフェンスの読み」

「相手がチャンスと思っているところでボールをカットするのが、一番気持ちが良いです」 そう言って悪戯っぽい笑みを浮かべる坂上千明(秀明大学4年)は、大学でも日本代表でも守備の要である。その能力の高さは誰しもが認めるところ。 […]

坂上千明(秀明大学女子水球部/高知県高知市出身)第1回「ガス欠知らずのオールラウンダー」

 水球の日本学生選手権水泳競技大会(インカレ)女子4連覇を達成した秀明大学。決勝でただ1人フル出場したのが、坂上千明(4年)だった。水球は1ピリオド8分、第4ピリオドまで合わせると1試合32分で行われる。攻守の切り替えが […]

秋山大地(帝京大学ラグビー部/徳島県阿波市出身)最終回「大地に根を張る大黒柱」

 2017年度のシーズンを帝京大学ラグビー部3年の秋山大地は「勝負の年」と位置付けていた。公式戦の出場機会がなかった2年時も、ただ指をくわえて仲間たちの活躍を見ていたわけではない。ウエイトトレーニング、食事面を見直し、身 […]

秋山大地(帝京大学ラグビー部/徳島県阿波市出身)第3回「岩出監督との運命的な出会い」

「オーバーに聞こえるかもしれませんが、運命ですね。僕が宿舎の前で座っていた時に、“誰か良い子通らないかな”と思っていたら、ちょうど僕の目の前を通ったのが秋山だったんです」 そう秋山大地との出会いを振り返るのは、帝京大学ラ […]

秋山大地(帝京大学ラグビー部/徳島県阿波市出身)第2回「兄の背中を追いかけて」

 1996年秋に徳島県阿波市で生まれた秋山大地は4人きょうだいの末っ子だ。2人の姉と、5歳上の兄と同じように身体は大きく、同級生と比べても身長は高かった。父・高明は高校時代ラグビー部。兄・陽路は現在トップリーグのHond […]

秋山大地(帝京大学ラグビー部/徳島県阿波市出身)第1回「V10へ引っ張る深紅の重戦車」

 全国大学ラグビーフットボール選手権大会10連覇を目指す帝京大学。今年度より“深紅の王者”のキャプテンを務めるのはロック(LO)の秋山大地(4年)だ。身長192cm、体重110kgの恵まれた体躯を生かしたパワフルなプレー […]

塩田沙代(北國銀行Honey Bee/香川県高松市出身)第3回「止められない想い」

 高校2年時で全国高校総合体育大会(インターハイ)を経験した塩田沙代は、進路を決める上での条件は「ハンドボールを続けられること」だった。気持ちは大学進学に傾いていた。ところが、彼女は高松商卒業後、地元の香川銀行に進んだ。 […]

塩田沙代(北國銀行Honey Bee/香川県高松市出身)第2回「ひた向きに続けられる才能」

 ハンドボール女子日本代表に選ばれ、世界選手権やオリンピック予選を経験している塩田沙代。しかし、競技人生のスタートは15歳、高松商業に入学してからだ。“熱心”な勧誘を受けて始めたハンドボールは彼女にとって未知のスポーツだ […]

塩田沙代(北國銀行Honey Bee/香川県高松市出身)第1回「堅守支えるハングリーな闘将」

 日本ハンドボールリーグ女子4連覇中の北國銀行Honey Bee。昨シーズンは日本リーグ、全日本社会人選手権、国民体育大会の3冠を達成した。その安定した強さ、堅守を支えるのが、守備の要・塩田沙代である。昨シーズンからキャ […]

西丸泰史(國學院大学硬式野球部/香川県木田郡三木町出身)最終回「堅忍不抜の強打者」

 高校3年生になった2014年。四国屈指の高校生野手となっていた西丸泰史にとって、重要な進路選択の時期が迫っていた。 「最初は大学に行く気はあまりなかったんです。関西の社会人野球チームに行くつもりでしたが、高校 […]

西丸泰史(國學院大学硬式野球部/香川県木田郡三木町出身)第4回「自立心を培った3年間」

 2012年4月、西丸泰史は地元・香川県の尽誠学園高に進学した。同校の硬式野球部は甲子園の常連であり、全国でも有数の強豪校として知られる。野球留学も盛んで、毎年各地から有力選手が集うが、西丸の才能はそのなかでも際立つもの […]

西丸泰史(國學院大学硬式野球部/香川県木田郡三木町出身)第3回「開花した“野球力”」

 2009年、西丸泰史が進学した三木町立三木中学校は、部活動が非常に盛んである。野球部もその例に漏れず、県大会や四国大会でも上位に食い込むような強豪校だ。父・謙二は「県内の公立中学校の中でもトップクラスの成績を残してきた […]

西丸泰史(國學院大学硬式野球部/香川県木田郡三木町出身)第2回「“運動感覚”を磨いた学童期」

「運動神経はいいものがある。息子が小さい時からそう思っていました」  西丸泰史の父・謙二の言葉である。自身が元高校球児だったこともあり、息子の持つアスリートとしての資質を一早く見抜いていたが、特に野球を薦めるこ […]

西丸泰史(國學院大学硬式野球部/香川県木田郡三木町出身)第1回「戦国東都が誇る、香川のバットマン」

 横浜市青葉区にある國學院大学硬式野球部グラウンドを訪れたのは、春の陽気に恵まれた3月半ば。東都大学野球リーグの開幕まであと1カ月と迫った時期であった。そこには来るべき勝負の季節に備え、真剣な眼差しで練習に励む西丸泰史の […]

森薗美月(サンリツ卓球部/愛媛県松山市出身)最終回「“自分らしさ”で登るルート」

 2015年春、森薗美月は日本リーグ1部のサンリツに入社した。大阪・四天王寺高校時代から練習に参加していたミキハウスという選択肢もあったのだが、彼女は違うルートを進んだ。「ミキハウスはプロツアーに行って、世界で勝つことを […]

森薗美月(サンリツ卓球部/愛媛県松山市出身)第3回「“負けても死なん”で吹っ切れる」

「あの頃は卓球に対して、フィルターがかかっているような感じでした。何のためにやっているのか、わからなくなっていました」 森薗美月が振り返る「あの頃」とは中学3年から高校2年にかけての約3年間である。当時を思い出しながら「 […]

森薗美月(サンリツ卓球部/愛媛県松山市出身)第2回「迫られた決断」

 森薗美月は卓球一家に生まれた。両親は卓球経験者。父・稔は中学から実業団まで競技を続けた。父の双子の弟も元卓球選手で、その子どもたちも森薗より早く卓球を習っていた。ところが、彼女が本格的に卓球を始めたのは小学1年時である […]

森薗美月(サンリツ卓球部/愛媛県松山市出身)第1回「己と闘う小さなファイター」

 2018年1月、全日本卓球選手権女子シングルス6回戦で森薗美月(サンリツ)はストレート負けを喫した。森薗は2ゲーム目、先にゲームポイントを奪いながらデュースの末に取られた。第3ゲームも接戦を落とした。だが彼女はどんなに […]

河野祐斗(明治大学野球部/徳島県鳴門市出身)第4回「いざ鳴門の星とならん」

 2014年4月、河野祐斗は鳴門高校から東京六大学野球リーグに所属する明治大学に進学した。入学に至る経緯を鳴門高野球部・森脇稔監督が説明する。「ちょうどその時は明大がショート、内野手を求めていたんです。それもあって河野が […]

河野祐斗(明治大学野球部/徳島県鳴門市出身)第3回「魔物が棲む甲子園」

 リトルリーグやボーイズリーグ出身者などを除き、中学野球部の軟式球で育った者は高校野球で初めて硬式球に触れる。硬さ、重さの変化に伴う打球の飛距離やスピード。そういったボールの違いにうまく対応しなければならない。時間がかか […]

Back to TOP TOP