話を戻そう。心臓が悪化し、ヒジの痛みもひどくなる一方の江夏は、74年、75年ともに12勝(74年は14敗、75年は12敗)しか挙げられず、75年オフ、追われるように南海ホークスにトレードされる。 <この原稿は […]
これまで放送権と言えば、テレビやラジオの専売特許のようなものだと思っていた。これからは視聴環境の変化に伴い、インターネット事業者のものへと移行していくのだろう。 それを象徴する出来事がJリーグが2017年か […]
2020年東京オリンピック・パラリンピックに隠れがちだが、その前年にはラグビーW杯が日本で開催される。 ラグビーW杯は過去8回開かれているが、開催国・地域はいずれもティア1。(北半球ではイングラ […]
巨人の坂本勇人がショートとしてはセ・リーグで初めて首位打者に輝いた。運動量の多いポジションでの首位打者だけに価値がある。 坂本の戴冠に勝るとも劣らないのが、菊池涼介の自身初の打撃タイトルとなるシーズン最多安 […]
“ミスター赤ヘル”と言えば山本浩二の代名詞だが、これは1975年の広島の初優勝に由来する。「赤は戦いの色。今季は闘争心を全面に出す」。ジョー・ルーツ監督のたっての希望で、この年、初めて帽子やヘルメットの色が紺から赤になっ […]
広島が25年ぶりのリーグ優勝を決めた131試合目、勝利投手となったのは41歳の黒田博樹だった。 5回胴上げされた後だ。帽子を目深にかぶった黒田は両手で目を覆い、肩を震わせていた。 続 […]
圧巻は9月17日のジャイアンツ戦だった。江夏はこの日まで346個の三振の山を築いており、稲尾和久の持つ奪三振記録にあと7つと迫っていた。 <この原稿は1993年9月号の『Number』に掲載されたものです>& […]
「人間に限界なんてない。彼を見ていると、本当にそう思いますね」。言葉の主は斯界で“神風”の異名をとった元F1ドライバーの片山右京。「もし自分が同じ立場に置かれていたら、あそこまで立ち直れていたかどうか…。“勇気をありがと […]
広島カープ25年ぶりのリーグ優勝の真の立役者は、2009年に完成した3万3千人収容のマツダスタジアムだったのではないか。 広島の黄金期は1980年代だ。リーグ優勝3回(80、84、86年)、うち […]
マイケル・ルイスが著した「マネー・ボール」の主人公として知られるオークランド・アスレチックスの元GMビリー・ビーン(現上級副社長)は試合を一切、観ないことで知られている。 理由は簡単。<自軍のプレーを生で見 […]
広島にマジックナンバーが点灯したのは8月24日である。20もあったマジックナンバーは、24日間で0になり、25年ぶり7度目のリーグ優勝を決めた。 広島は過去、6度のリーグ優勝を果たしているが、2 […]
リオパラリンピックの閉会式での東京のプレゼンテーションビデオに、1964年東京大会の映像を用いたのはヒットだった。まだモノクロである。そこに登場したのは日本唯一の金メダリストとなった卓球ダブルスの渡部藤男と猪狩靖典。静 […]
広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を決めた。今季のカープは、1980年代の黄金期に匹敵する強さだった。80年代のカープは、リーグ優勝に3回、日本一には2回輝いた。その黄金時代を支えていた選手のひとりが、守護神の江夏豊だ […]
25年ぶりの優勝を決めてからも、カープは白星を積み重ねている。9月14日現在、2位巨人に15.5ゲーム差をつけている。 残り試合とゲーム差を考えれば2位は巨人、3位は横浜DeNAでほぼ決まりだろう。カープは […]
競技用車いすの開発や製造を手掛けるオーエックスエンジニアリング(千葉市)がリオパラリンピックでサポートする選手は、日本だけで10人を超える。代表的な選手としては男子シングルス3連覇を目指す車いすテニスの国枝慎吾や同競技 […]
サッカー界の七不思議のひとつに「ブラジルはオリンピックでは優勝できない」というジンクスがあった。 サッカーがオリンピックの正式競技に採用されたのは1900年のパリ大会からだが、最多優勝国はハンガ […]
「二宮さんのような健常者は、私たち障がい者にとっては後輩にあたるんです」。パラリンピックの競泳で後に計5個の金メダルを獲得することになる全盲の河合純一から挨拶がわりにそう言われた時、私はその意味がわからなかった。老いれば […]
四半世紀ぶりのリーグ優勝に向け、競泳で言えば、あと一かき、二かきの広島カープ。ゴールは目前だ。 カープファンの中には、今シーズンを41年前のシーズンと重ねる向きが少なくない。球団創設26年目の悲願達成――。 […]
広島が四半世紀ぶりのリーグ優勝を果たせば「神ってる」は今年度の流行語大賞に選ばれるかもしれない。 この言葉は6月18日、マツダスタジアムでのオリックス戦後、監督の緒方孝市の口から飛び出した。「い […]
7日(日本時間8日)に開幕するリオデジャネイロパラリンピック。注目競技のひとつが、国枝慎吾が出場する車いすテニス男子シングルスだ。このリオで3連覇がかかる。国枝は年間グランドスラム5度達成の車いす界のヒーローである。「 […]
いよいよ優勝へのカウントダウンが始まったカープ。功労者のひとりがリリーフから先発に転じたブレイディン・へーゲンズだ。 ここまで47試合に登板し、6勝3敗19ホールド、防御率2.77(8月31日現在)。“縁の […]
サーフォノミクスという言葉がある。直訳すればサーフィン経済。世界におけるサーフィン人口は3000万人~4000万人。市場規模は「米国だけで20億ドル超」(日本経済新聞7月20日付)という。 この国にサーフィ […]
チームスポーツではあるが、イメージ的には宮本武蔵と佐々木小次郎の“巌流島の戦い”だ。 今秋スタートする男子プロバスケットボール・Bリーグの開幕カードがアルバルク東京と琉球ゴールデンキングスに決ま […]
御三家ならぬ「御四家」――。初代スポーツ庁長官・鈴木大地は五輪で期待される競技について問われると、しばしば、この言葉を口にする。 鈴木のいう御四家とは柔道、体操、レスリング、水泳(主に競泳)の4競技。これら […]
高校野球の名門・PL学園が今夏限りで休部となった。再開どころか、「このまま廃部になるのではないか……」との声が絶えない。 甲子園通算58勝の元監督・中村順司は「OBはみんな寂しい」と語っていた。 […]